けろよんずDays

【取るに足りぬ呑気モノの日常】There's SOMETHING everyday,anyway!

銀座一考

2010-05-30 15:03:30 | 日記
寝坊し
競馬場はおろか、
WINSまで諦めたけろよん。

理由は…

フジTVのドキュメント番組を見てたから(笑)

お題
『銀座の鮨の物語』


2名が出てくる。

かたや、銀座進出をはかった鮨屋店主。
かたや、一見さんお断りの会員制鮨屋店主。


銀座を担当していたけろよん。

この両者を
『銀座4~6丁目』パターンと
『銀座7・8丁目』パターンの典型だと
つい懐かしく見てしまった。


自分が担当していた8丁目は
ホントに武骨で無器用な職人タイプが多く
販促はあまりしたがらない。
店を気に入った人が来てくれれば、それでいい。

前者のタイプは、微妙に違う。
きちんと商売も考えてる人が多い。

8丁目の、今は店をたたんだ
30年以上ふぐ屋を開いていた女将さんが
「銀座も変わった。品がなくなった。」と
よく嘆いていた。

それは2年担当していた自分も
街を歩いていて、感じるコトが出来た。

昔は高級クラブばかりだった並木通りに
リーマンショック以降、キャバクラが入ったり。

お客さんの質も変わったと言う。
以前は、店を育てようとする
粋なお客さんが常連さんだったのに
今は、単にお金がある人が来る場所になり
『こっちは金払ってんだ』風を吹かすと言う。

粋さ…要は
大人のゆとりがなくなったのかな。


けろよんは
いまだに8丁目界隈が恋しくて仕方ない。

昼過ぎに、車で八百屋や魚屋が来たり
板前さんが下駄で金春湯に行ったり
仕込みが始まると、あちこちから出汁の香りがしてくる。
道を歩いてると
「よっ!」と声をかけられ、そのまま立ち話。

そんな緩さも
夜の営業時間が近くなり
灯りがともりだすと
途端に、ぴりっとした空気が満ちてくる。

すると、
もう近付けない。


一生変わってほしくない
あれぞ銀座の姿だと思っている。


今は遠く離れてるけど
いつまでも応援したい。

そんなコトを思いつつ
TVを見ていた。



実は
職場がまた秋には引越しをする予定で
今度は日比谷辺りになるらしい。


通えそうだな、8丁目界隈に( ̄▽ ̄)


「なんか食べさせて~」って
残業後に乱入しよう(笑)

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