侘助やお点前はずむお湯たぎり
炭置くはたとへ習いにそむくとも湯のよくたぎる炭は炭なり
茶の湯では、色々な道具などを使用しますが、お茶を点てる時に釜にお湯がたぎっていないとだめですね。そのためには、炭に火がついてよくおこっていないといけません。
初炭点前では、胴炭、丸ぎっちょ、割りぎっちょ、管炭、割り管、
枝炭、添炭の順でつぎます。
この時、左右に偏らないよう、炭と炭で五徳をはさまないように
します。
全体の景色を大切にしてつぎますが、あまり形にとらわれ過ぎるといけません。一番大切なことは火がよくおこるようにすることです。
私が、先生からよく言われることは、炭は立ててつぎ、風が通る隙間をあけることです。こうすれば、風を通して火を早く確実におこすことができます。
私の先生のお稽古場では、炭を使っていますので、お稽古の途中に炭をつぐときにも注意しながら行っています。
(これは、私の個人的な解釈です。)
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