門掛けのもみじ舞い散る冬支度

我が身に旅立ちの支度を教えているようで、寂しい景色です。
振り返ればいろんなことがありました。

有終の美に輝き大空を舞ったMRJに拍手

2015-11-19 14:08:32 | Weblog
日本の技術を結集した初ジェット旅客機。
期待をその優雅な機体に背負った初飛行は
大成功を収めた。

実は三菱航空機が開発したその徹底した製作理念に
感動し拍手を惜しまないのである。

5月の初飛行予定を5度も延期し、些細な疑問発生を発見し、
解決に全力を傾けた確固たる信念に唸った。
功を焦り早く世に出し喝采を浴び利益を得たいと想うのは
人間の性である。

延期すれば暗雲が漂う世論を意とせず
その姿勢が返って将来にかけ信頼に結びついた。

トヨタも出資していて、この姿勢は見習うべきでは。

またまたまた、約44万台リコールで世界1販売台数を誇れるか。
技術日本を牽引する企業が新車を創るたびにリコールでは
情けが辛い。

今、一刻も早く新技術搭載した車を売ったら他社を圧し
必ず儲かると踏み切るのは分かるが、
その勇み足の皮算用の儲けは、重大事故に繋がれば
損害保障で大損害となる。

じぇいじぇい ジェット旅客機を視て心して欲しものである。

更に一言お赦しを願うなら、裾野が広いだけに眼が届かない面もある。
納入期限が1年半に迫ている焦りの中、その寸前に
もし些細な不具合でも徹底解決するまで納期を延ばすこと。
トヨタのリコール多発を反面教師として
取り組む人命第一の姿勢をかたくな迄守ってほしい。
飛行機事故は多くの同乗者のザーエンドになるのだから。