門掛けのもみじ舞い散る冬支度

我が身に旅立ちの支度を教えているようで、寂しい景色です。
振り返ればいろんなことがありました。

大臣になったら お大尽にドロップアウト?

2016-01-15 12:44:00 | Weblog
眼の上の大きなたんこぶ財政赤字1000兆円の大台を超え
借金時計のモンスターは刻々と活発に踊っている。

その中にあって、河野太郎氏は
公務員制度改革を初め、行政改革に熱心で、
特に現在の官僚の有り方に厳しい姿勢を表明して、
自民党のなかで異彩を輝かしく放っていた。

そんな国民の期待に添って、遂に実行できるボストに付いた。

ところが規制改革担当大臣になったとたん、
ヘタレ牛に変身し、
熱烈支持者を落胆させてしまった。

安倍総理を諫言する大事な人物と目されて、
改革推進の原動力になる誠志は
お友達内閣の一員に取り込まれて
鳴かず飛ばずのでくの坊お大尽になった。
これではただ大臣になりたかった大臣病患者ではないか。

先日の国会で民主党議員の質問は久々のヒットで、
公務員は係長同列を多数任命し、
同待遇の給料を払い、汗掻く部下はたった二人。
民間は部下を大勢にして経営をやっとクリアーしているのを
どう思うかに明確な返答は出来ず、みんながそれを望む
機運を待つようなユルフン回答に、
その間、民間なら倒産だと気が付かない親方日の丸体質に呆れた。
みんな血と汗の税金なのだ。
国債で不足分を賄っていて、これでは借金が減る筈がない。

期待のホープがこれでは、取り付く島がなく日本列島沈没ではないか。

取らぬ狸の皮算用で経済の発展にのみ軸足置いて、株価高騰に頼り、
世界不況のグローバルの高波に呑まれつつあるのを
官のこのような1例の反面教師を指摘されても改革しないで済むのか。
そんな危機管理が皆無内閣で大丈夫なの?
不安がよぎるのをどうすることも出来ない。