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元気がでるアート!(1)



豊後大野市三重町の「エイトピアおおの」で開催されている
「元気がでるアート!」展をみてきました。
これは大分市出身の後藤春枝さんの作品。
一見抽象絵画のように見えるんですが
近づいて見るとこれです↓



チューリップ等の花のイメージがぎっしり描きこまれている。
絵を描くのが好きで毎日8時間も描くという・・・
そういうひとでないと創ることのできない作品です。



これも一見点描の抽象画のようですが
やはりチューリップ等の花のイメージで構成されています↓



↓さらに部分拡大



春枝さんにとって抽象画とか、具象とか、点描とか、芸術とか、美とか、創造とか、そんなことまったく関係がないのでしょう
ただ好きなように自由に描くことが大好きで、毎日8時間描く・・・



これは純粋に抽象的な作品ですが
光のつぶつぶが何か歓喜の声をあげているような気がしました。
↓部分の拡大です。



何か神々しい素晴らしいことが表現されていると感じました。
「障害者」というレッテルは、抽象画とか具象画というレッテル同様、世俗的で平凡な思考が下す判断です。
こういう非凡な絵を前にしたら、思考はまったく歯がたちません。思考は真っ白になります。ハートや魂で感じるしかありません。