木彫り倶楽部 more

本来は、木彫り教室のブログでしたが。。。還暦を迎え自然農にはまり、自然からの恵みや日々の気づきを気ままに綴っております。

念願の撤去

2023年12月21日 | 日記
昨日、実家の松やカイヅカの剪定をして(全くの自己流😅)何とか母の要望は全てクリア

今日はお山の菜園のハウスの中、2か所を手入れしました💕

1か所目はアスパラハウス

かなり遅いですが、やっと刈れました😅
石田高校がアスパラ茶を作っていたので、挑戦しようかと思いましたが…思いの外手間がかかるので断念😓

2か所目
前のMさんが、花壇のように廃材で区画していたのが気に入らず…撤去したくても頑丈に打ち込まれ、その上に大量の糠と籾殻が撒かれ…(多分捨てていったのだと思います)
廃材で囲っているので、水はけが悪い上に、地下からつる性植物の根がはびこり荒れ放題でした。
気にはなっていたものの、耕すにも廃材の枠が邪魔で、草だけ刈って放置していました。

そこになぜかキクイモができ、収穫ついでに枠を三本鍬でおがしてみたら、意外とあっさり浮き上がる💕
2年経って、埋まった部分が朽ちてきたようです

小豆島で農業をしていたと言っていたけれど、何を育てたかったのか未だに不明。
とりあえず、つる性植物の根を断ち掘り返すと意外と良い土が出てきました✨


大きな洗面器いっぱい💕
通路に生えていましたので、Mさんの収穫もれしたキクイモが種芋になったようです
粘土質のあまり良くない土でも沢山収穫できました~キクイモ凄い

やっと枠を取り除き耕せました✨

粘土質の土が空気に触れて喜んでいるような気がします
でも、我が家の菜園のような土の香りがしません。囲われたことで水はけが悪く菌が少ないように思います

土の中の空気の流れが良くなれば、きっと良い土になると思います😊
来年の春まで待って何か蒔こう✨

その前に掘り出した廃材積み上げてる所にイノシシ君がやってくるかもしれない😁
朽ちた木の中にいる虫を食べているようで、粉々にしてくれるのです。イノシシ君が来て廃材をチップにしてくれることを期待しています♪

木は葉を落とし、土の中の微生物や昆虫がそれを養分に変える。
そのためには新鮮な空気が必要。土の中にも風が入らなければ循環しない。

次の作業は、ハウスの周りに茂った草と雑木を刈ること。風の通り道を確保して自然の力で土を蘇らせる。時間はかかるけれど、それが一番効率が良い。

爺と婆の農業は急ぐ必要はない。
重労働にも無理がある

だから自然と共にありたい
自然の恵みに感謝です

不揃いでも虫食いでも、売り物にならないだけで美味しく食べられるのに…日本人はいつの間にか贅沢になった。

消費者が少し賢くなれば、日本の農業は薬品に依存しなくてもやっていけるのに。
残念な事だと思う

日本の土地は恵まれている
自然を人間の都合に合わせるのではなく、人間が自然に寄り添えば、環境問題も解決するのに。
自然と正しく向き合えば、SDGsなんて必要ないように思う

菌が繁殖しやすい土地だから、傷むのも速い。ならば保存料や防腐剤を添加するより、新鮮なうちに地産地消できる環境を整えればいいと思う
傷んだら、捨てて燃やすのではなく土に還せばいい。CO2削減になる。
便利さの追求で、土に還せないものを人間は作りすぎたと思う

再生の過程で、腐敗がおきる
臭い、汚い、気持ち悪いかもしれないけれど、扱い方を間違わなければ、それは不潔なものではなく尊いもののように感じ始めた。ハエやイノシシすら尊い(笑)

近代化の全てを否定しているわけではないけれど、今一度自分たちの足元を見直す時期がきていると思う

草が生えるのは土が元気だから
そこが作物の育つ恵まれた土地である証拠
砂漠や氷河に草は生えない

見栄えが悪いからと除草剤を撒いたり、ぬかるむからとコンクリートで固めたり…余りにも人間の勝手で環境を弄りすぎ、水や空気の循環を断ち切ってしまったのが現代だと思う

手軽で住みやすい環境を求めて、住みにくい地球にしてしまっていることに気付いて欲しい

便利さはありがたい。でも、不便さを楽しむ余裕があれば、もっと生きやすい世の中になると思う

勝手な思いを長々と書きました

最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございます

明日も良い日でありますように✨




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