伊勢神宮に出かけてきた。
関西では伊勢神宮のことを「お伊勢さん」と呼ぶ。
小中学校の遠足や修学旅行で行く場所でもある。
関西に限らず伊勢神宮は人気の観光地であるが、
江戸時代にお伊勢参りが一斉を風靡したそうだ。
当時は今ほど旅に出やすいわけではなかったので、
伊勢参りは一生に一度行けるかどうかの
旅であった。
日程も一ヶ月から数ヶ月かけて、その費用は
現在の価格で50万円〜100万円もかかったそうだ。
今のように気軽に行ける旅ではなかった。
それが、現代では…
前日に思い立って、チケットをネットで
予約して、翌日の朝10時くらいの便乗って
3時にはホテルにチェックイン、その翌日の朝に
電車に乗って午前中には伊勢神宮。
季節もよく天気にも恵まれて、参道を歩いている。
沖縄の離島からわずか二泊三日。
時間の余裕さえあれば、いつでも気軽に
出かけることができる。
弥次さん北さんもビックリ、江戸時代の人には
想像もつかなかっただろう。
楽しかった。