製糖工場の煙突から煙が立ち昇っている。
幹線道路には刈り取ったサトウキビを製糖工場へと運ぶ
大型ダンプが忙しく行き交いしている。
サトウキビは島の基幹作物。
サトウキビは、強風や水不足に対して大変強い作物である。
このため、台風や干魃などの厳しい自然環境にある鹿児島県南西諸島、
沖縄県、沖縄県南西諸島においては欠かすことのできない
基幹作物であり、農家の約7割がサトウキビを栽培している。
サトウキビが日本に入ってきたのは、今から約390年前、
奄美大島の住人直川智(スナオカワチ)という人が朝貢使のお供をして
琉球へ渡航中、台風に遭い中国福建省の方に漂流し、その地で
サトウキビの栽培方法と砂糖の精製方法を習得し
慶長14年(1609年)に密かに持ち帰ったとされている。
サトウキビの価格はその年に変動するが、手取り額単価は国が
支給する交付金と粗糖の国際相場や為替を基準に算出される
原料代の合計で決まる。
交付金は1トンあたり1万6730円、糖度13・7の場合サトウキビ代よ交付金含めて
1トンあたり2万1603円が支払われる。
昔は唯一の現金収入であった。
サトウキビ代金が支払われると、家族で平良の町まででてきて、
お風呂屋さんに入って映画を見て、ソバを食べたそうだ。
「一人1ドルだったさぁ」というのが、オジィたちの口癖でもある。
製糖期間中は大型ダンプが忙しく走り回っているので注意してください。
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