うんたま森のキジムナー

台風先進国

台風13号は九州でも電車をひっくり返すほどの
被害を出したとニュースで報道されていた。
ニュースでは避難所へ避難している映像が
映し出される。どこかの体育館か公民館に
毛布をしいてお年寄りが不安そうな面持ちで
テレビを見ている姿もテレビを通して見る
我々には見慣れた光景だが、避難所に避難]
してくる人のほとんどが、避難するのは初めて
というアンケート結果が出ている。

何十年も生きてきた人が、その地で避難するのが
初めてのことだそうだ。ビルのガラスが割れて、
瓦やトタン、信号機などが風に飛ばされるのを
目の当たりにすれば、命の危険を感じずにはいられない。
台風13号は八重山でも船をひっくり返し、電柱まで
折れるほどの猛威を振るった。沖縄では台風が来るのが
当たり前で、建物も台風に強く作られてある。
台風の被害を受けても立ち直りはおそろしく早い。
早い話が台風慣れしているのだ。

しかし何年かに一度しか大きな台風の直撃を
受けない本土では、受け止め方が違う。
あれほど正確な台風の進路が予測されているのに公共の
電車までがひっくりかえるなんて
「予測不可能な竜巻が起こった」と発表されているが、
台風を甘く見すぎているとしか思えない。年々、気象が
変化しいて本土へ向かう台風が増えているのは事実だ。
そろそろ「台風は来るものだ」という意識を持つ時期に
きているのではないだろうか?
沖縄では風速40mくらいの風なら家の中で風の音を聞き
ながら酒でも飲んで過ごしているけれど、本土へ行けば
死傷者が出る。台風に関してだけは沖縄は先進国だ。
見習うところはたくさんあると思うんだけどなぁ。

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