2024年9月の訪日外国人客数が287万2200人で、
1月〜9月の累計が2688万200人となり昨年の2506万6350人を早くも上回ったと
報道されていた。沖縄県も800万人を超えて過去最高となっている。
数字を見てもよくわからないが、宮古島にくる訪日外国人数は約200万人と
推定されている。
子供の頃、外国人というのは珍しい存在だった。近所で外国人を見かけた
という話を聞けば、自転車をすっ飛ばして探しにいった。
学校で習ったばかりのカタカナで「コンニチワ」と書けば通じると思っていた。
おそらくはじめて覚えた英語はハローだったように思う。
1970年に大阪で万国博覧会が開催された。
世界中から外国人が大阪にやってくるということで、商店街の人を集めて英会話の
講習会があった。
ウチの母が「今日は英語習ってくるから、帰ってきたら教えてあげるさかいな。」
と出掛けて行った。
習った英語は3つ。Yes No そしてPleaseだった。
その後に何年もその話しをしていたので覚えている。この3つだけで最低限の意思疎通が
できると教えられたそうだ。小学生であったが、このときの3つの英語はその後も役立っている。
宮古島に来た頃は外国人なんてほとんど見なかったが、日中は外国人の方が島民より
多い日もある。そして最近よく目立つのが外国語で書いてある看板が多くなった。
昔は外国人といえばアメリカ人のことであったが、最近は中国やヨーロッパ、
そしてロシア人を多く見かける。