海で仕事をしている多くの人が
することがなくなってしまう。
港湾労働者や漁師連中が行くところといえば、
唯一つ。「貯金しに行ってきたさぁ」
「お金を下ろしに行ってくるさぁ」
ATMやキャッシュカードなど、ほとんどの
連中が持っていないのに。
行先は「マシン屋」(パチンコ屋)
沖縄はスロットマシンなのでパチンコ屋の
事をマシン屋と呼ぶ。出る時は50万も60万も
1日で出るので賭博性が高い。ATMの使い方は
知らなくとも、街金の自動貸出機の使い方は
知っている。おかげ様で破産者続出、家庭崩壊、
儲かっているのは本土の大手金融会社。
マシン屋も地元沖縄企業ではなく、すべて本土から
進出してきた企業がやっている。
地元で稼いだお金を本土へ吸い取られている
ようなもの。
マシン屋に入ると、ここ数日間の機械の状況が
わかるチャートがわかるようになっている。
「そろそろ何番台が爆発しそうだ」とか言って
いることを見ると予想を立てながら
やっているようだ。これって、まるで本土の
縮小をみているよう。
外資への資産運用(デリバティブ)一生懸命働いた
お金を海外の企業に吸い取られているのと
同じみたい。マシン屋の入口にある出玉予想は
株のチャートと同じ。資産運用と言えば聞こえは
いいが、私にはマシンと同じ賭け事としか思えない。
結局、勝つのは胴元に決まっている。
そういえば、このあいだ1日で60万勝ったという
話を聞いた。月に16万の給料をもらっている
人が1日に60万、いったい今までに幾ら
貯金していたのだろう。
最新の画像もっと見る
最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事