とりあえずねる

「きのうの夜、ママとぼくの小猫時代からの写真を整理していたんだ。
ぼくの写真は、小さな機械にぎゅうっと詰まってるんだけどね。
その機械を落っことしちゃったわけよ。そしたら、うーうー壊れた音が鳴ってさ。
ぼくとママ、目を見合わせちゃったんだ。ま、とりあえず寝てみよう。
で、朝、おきてみたら　やっぱり壊れたままだった。機械ってヤツは・・・」

谷中でおそば

「やっぱりおそばを音を立ててたべるのは、悪くないんじゃないかなあ」
「そうだよねえ、たぶん」

東京、晴れました。マラソン日和です。がんばれ～

読書メモ
HanakoのAsukoさん
雑誌Hanakoって、昔OLだったころ昼休みに友達と頭ひっつけて読んでいた
記憶があります。
いまや、読者適齢期をとっくに過ぎちゃったけど（笑）
平安寿子さんのエッセイ２ページだけは毎週図書館で読んでいます。
何がいいって、いつも全ていいんですけど　今週のは「２０年、待って」という
のがまたまたすっごくよくて、何がどういいのよ？と聞かれると読んでみてと
いう感じなのだけど　こんなお話を２０代に聞けたらさぞ、気持ちが楽に
なるんじゃないかな～と思います。
中で、幸福になれたのは、たっぷり２０年経ってからだ。というところが
いちばんいいです。本当に。こういうことを言ってあげれる方が
いるというのは、いいですよね！
私も２０年、待ってみようかな～。ちょっと待ちすぎ？
いや、遅くはないかもしれないわっ。

朝倉彫塑館

谷中の朝倉彫塑館へ行ってきました。

朝倉文夫は、無類の猫好きで多いときには１５～６匹も飼っていたそうです。
いつもむづかしいお顔の写真が多い中、猫といるときはリラックスして
微笑んで映っている一枚のモノクロ写真が印象的でした。

２階には猫の彫刻が数々展示されており、猫と暮らすとわかる
日常のしなやかなやわらかな動きが彫刻で表現されていていました。

和風な中庭やオリーブのある屋上庭園、鉄筋コンクリート造りのアトリエと
丸太と竹をモチーフにした数奇屋造りの住居は自ら設計をされたそうです。

猫と谷中、アートって相性がいいみたいですよね。
そんなことを考えながら、屋上庭園で谷中空を見上げたのでした。