一歩前へ

秋草誠のブログ
困ることは考えない!
いいことばっかり考えよう!!
だから一歩前へ

やっぱり出てきましたよ

2014-10-29 09:49:37 | 広報

ガイダンス業者さんから新たな会場ガイダンスの案内が来ました

「女子高校生限定会場」

かねてより高校側から「女子生徒が安心して参加できる場を設けてほしい」(略)などの要望をいただいている中、・・・だそうです

もう一つは必ず出てくると思っていた

「グローバル系統希望者限定会場」

高校生大注目のキーワード「グローバル」を通じて貴学の魅力を存分にアピールできる機会を新規開設しました。

だとさ

 

おおスゴイこと

女子高生限定は売れますよね

なんといっても女子を集めたい中堅以下大学多いですもん

 

ですから

業者の方々には毎回いってます

女子高生限定〇〇企画立てたら売れるよ

企画にのりそうな大学の名前をつらつらと教えると

そうですよね~となります

今回企画した業者さんにも以前からずっといっていました

うちは出ませんがしっかりと乗ってくれる大学さんあるはずですからとね

 

それにしても「グローバル」企画にはまいったね

しっかりと出来る大学がどれくらいあるのでしょう

それこそ多くの大学さんはこのキーワードで学生が集められると勘違いしています

高校生の関心のあるキーワードを使って

一瞬集められたとしても

ちょろっとそれらしく見せたとしても

2,3年で化けの皮がはがれちゃう

その後は高校の進路から嫌われる大学になりそうで怖いですよ

私は「グローバル」は本気でとりかからないと危ないキーワードだと思っています

間違いないでしょ

その結末は校内ガイダンスに

呼ばれない大学の仲間入り決定!!です

その後は高校から冷たいあしらいを受け悲惨な募集状況になるのは明らかです

 

こりゃ来年の企画の目玉は

「アクティブラーニング実施校限定会場」

な~んてのが出てきたりして

なんだか面白いな~

・・・お上の意向が大学を窮地に追い込む企画になるとは

だ~れも思わないでしょ

 


大学広報の方へ

2014-09-22 16:12:00 | 広報

R社から2014入試実態調査が送られてきました

中を読むと大学の悲しい現状がかかれています

「大学全体の定員割れ大学の出現率はおおよそ3大学に1大学(34.0%)となっている。ただ、国公立大学のそれは2.5%に過ぎず、定員れは私立大学の問題といえる。

ちなみに私立大学では49.4%が定員割れの状況にあり、半数近くの大学で充分な学生を確保できていない状況にあることを示している。」

 

この数字を見ると怖くなるのが現状ですよ

高校現場から

定員割れの私立大学は大丈夫なのという疑問が出てくるのは当然ですね

 

「集計大学737大学のうち、33.8%の大学が入学者数を公表しておらず、この数字を公表している大学は3校に2校程度にとどまる。国公立大学ではほとんどが公表しているが、私立大学では非公開大学の割合が42.7%を占め、統計として全体像がみえにくい状況にある。」

という悲しい現実を目の前に突き付けられています

まあ、公表をしていない大学はそういうことだと判断されても仕方がないと諦めるしかないのか・・・

頑張って回復して欲しいと願うが

なかなか上手く出来ないのが大学なのです

という大学さんのためにというわけではありませんが

方向を見失わないため

変なコンサルに付け込まれないよう

頑張ってほしいと思って9月27日にFMICSで勉強会をします

 

タイトルは

大学広報

小さな大学をいかにしてアッピールするか

 

を現場で頑張っている3名の方とパネルディスカッションします

パネラーは

修文大学・短期大学 六浦 政人

豊橋創造大学・短期大学 平松 靖一郎

滋賀文教短期大学 三浦 健

 

参加者の皆さんと質疑応答してアッツク語っていただきます

とにかく

広報にひとつの答えはなく

伝統や地域性、規模などが違う大学が集まって話し合うことが重要だと思っています

その中で自大学にあったカタチの再生方法が見えてくると信じています

申し込みはコチラへ

【日時】 2014年9月27日(土)
  月例会 午後4時~7時
  懇親会 午後7時~9時

【会場】 桜美林大学 四ツ谷キャンパス 地下ホール

【テーマ】大学広報
  小さな大学をいかにしてアッピールするか

【問題提起】
  六浦 政人 (修文大学・短期大学)
  平松 靖一郎 (豊橋創造大学・短期大学)
  三浦 健 (滋賀文教短期大学)
 企画プロデュース
  秋草 誠 (秋草学園短期大学)

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。

 


vine

2014-09-21 09:19:25 | 広報

先日、R社の方からvineについて話がありました

いつもこういう時は、まずはやってみるのが私の習性です

その前に本日のOCスタッフに聞いてみました

20名位集まっている場所で

誰かvineをやっている人いないかな~

バインって?

バインダーじゃないの?

とか言いながら6秒の動画と説明したら

ああぁぁと一人わかる学生がいました

友だちが作ったことがあるというので

明日、その友達に窓口に来てくれるように伝えました

さてさて

大学の広報でvineを活用できるのか

これがミソですね

まあ、この件については興味のある学生がいるはずなので

少しチャレンジしてみます

何事も勉強です

世界から注目されている女子高生がいるらしい


空中戦!まあいいでしょ

2014-09-08 13:31:24 | 広報

昨日はOCの後に

渋谷のヒカリエホールで行われている東京カレッジフェスティバルへ

急いで駆け付けたのですが

到着したのは15:50

入口のたぶんアルバイトさんに

今日はどれくらい入ったの

2,000人くらい?(目標は3,000人のはず)

暗い顔でした

でえぇぇ

じゃあ1,000人くらい?

いいえ

じゃあ500人くらいかぁ

いいえ

300いたかどうか・・・

ガーン

まさかまさかの入口でした

入ってみると高校生の姿が見えない

チラホラいるのかな~程度でした

その割に大人の多いこと

なんじゃこりゃ!!って感じでした

 

あれだけの大学が集まってのですから

難敵の女子高生といえどそこそこ集められると予測していました

1,000人くらい集められなかったのはショックだったでしょうね

私なら違った切り口から集める方法を考えたと思います

とにかく

今回は空中戦の戦略だったと思われます

もうすでに空中戦で学生を集める時代は終了しています

がぁ~

気付いていない大学さんの多いこと

これからは地に足の着いた地上ドロドロ戦じゃなきゃ

集められないでしょ

あぁぁそれにしても女子高生限定企画は当たりそうだったけどな~

女子を集めたい大学さんが乗りたくなる企画でした

今後も女子高生企画は次々に出てくると思いますが

彼女たちのニーズを徹底調査しなければ

今回と同じような結果になるのは間違いありません

女子高生を集めたい大学さん

この手の企画には気を付けましょうね

というか

騙されても大丈夫な大学さんが多かったから(予算潤沢大学)

まあいっか!!

 

というわけで

地上ドロドロ戦を戦っている戦士から話を聞く機会を作りました

9月27日(土)16:00~です

詳しくはFMICSから


アンテナが立っているか?な~

2014-09-02 10:29:40 | 広報

みなさまの大学は、学生募集は順調でしょうか?

いきなり聞かれて、うちは大丈夫だ!

と答えられる大学は、ほぼないと言えるはずです

広報に携わっている多くの大学の方と話すと

学生募集セミナーや勉強会に参加して事例報告を聞いて満足をしているふしがあります

私がいつも感じているのは

伝統や学部・学科、地域や募集定員も違うのに

なぜ、募集が上手い大学の話を聞いて満足しているのだろう?

まったく違った大学なのに「募集広報」で成功している事例だけを真似ればいいと

勘違いしている方の多いこと

(あきれるほど多いのに驚きです)

 

本当に学生募集の上手い大学のキモはなんだろう?

 

伝統や立地などの条件に胡坐をかくことなく

小さくても集められている大学がある(ここ重要です)

 

といつも自問自答していた時

あるひとつの法則に気づきました

それは学生募集に成功している大学には

「熱いキーマンがいる!」ということです

まあ、彼らは熱い!アツイ!

そして学生が大好き

そんな人の空気に触れると化学反応が起きます

身体がポカポカして

ワクワクドキドキ

気持ちよくなってきます

 

そんな体感をしていただきたく

他のセミナーや勉強会では得られない見えないモノに気づける勉強会をします

今回は私が今まで出会った熱いキーマンの中でも輝いている3名を

パネラーとすることに決定しました

3名の方から、学生募集の熱さの原点をいただき

単なる事例報告では終わらせず気づきの多い例会にしたいと考えています

奮ってご参加ください

 

 

日時:9月27日(土)16:00~19:00

場所:桜美林大学 四谷校舎

http://www.fmics.org/

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

 

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org

*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。

*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。

 

この話にピーンとくる方は、これからまだまだ楽しみはありますよ

 

何も感じない方は従来のセミナーや勉強会にガンガン参加しましょう

残念ですが・・・・きっとアナタは何も変えられないでしょう


全てを学生に任せたOC終了!

2014-08-27 12:22:09 | 広報

8月24日に学生企画のOC

「あったらいいな!こんなオープンキャンパス」が無事終了いたしました

今回は4月から10回以上会議を重ね

参加者が楽しめるOCにしようと頑張ってくれたものです

私が学生たちにお願いをしたのは

在学生と参加者が友達になるのは当たり前

その上に参加者同士が友達になれる企画を考えてほしいといいました

そのカタチが上手くいき

当日のアンケートを読むと

次から次に新しい友達が出来た

とか

知らない高校の人と友達になれてよかった

と書かれていました

作戦通りの結果だったかな

と思っていますが

一方で

お昼ご飯を食べてから帰ってしまった人たちが

多くいるので

もしかして・・・

今回の企画が合わなかったのかなぁと反省もしています

来年はどんな企画になるのか

今から楽しみです


心を籠める

2014-08-04 14:11:05 | 広報

ちょっとしたコトが実は学生募集に効きます

みなさんの大学ではオープンキャンパス終了後に

参加してくれた生徒にリアクションしていますか?

アッタリマエですよね

学生募集の基本ですよ

うちはサンクスレターを送っています

な~んだそんなことは常識だぁ

と言われそうですがぁ

ここで質問です

そのサンクスレターは誰が書いていますか?

まさかワードの文章じゃないですよねぇ

学生さんが書いているとして

その文章を読んでいますか?

まさか1,2行程度のさびしいものじゃないですよね~

うちのはスゴイですよぉ

自信あります

学生たちは1枚1枚に心を籠めて書いてくれています

ですから

高校生からサンクスレターを集めています

な~んて嬉しい言葉をいただいております

やっつけ仕事はダメですよ

どうせ送るのなら心を籠めて贈っていただきたいものです

きっと実物見たら驚くはずです


書きすぎだぁ

2014-07-25 12:12:01 | 広報

前回のブログを読んだ方から

元校長の話は何なのと聞かれたので

言いづらいのですが少しだけ(と言うかまんま)

 

元校長さんの広報の仕方を教えます

その方は、定年を終えているので

勤務していたころの部下は

校長さんになっている方が多いです

ですから

高校訪問をされも気軽に校長室に入っていきます

決して進路指導室には行きません

ここが重要ポイントなんです

元校長さんでも進路指導室に行ってくれるのならいいでしょう

しかし

ほとんどの元校長さんはプライドが高いですから

そんなことはしません

校長室で校長と談話して

頃合いを見計らって進路指導主事が校長室に呼ばれます

これが大問題です

通常は大学・短大・専門学校の高校訪問は進路指導の先生にお会いするのが目的です

下からお願いしますという姿勢です

ところが

校長室に呼ばれた進路の先生は

元校長さんから上から目線でお願いされます

まあ、よろしく頼むわ

みたいなイメージでしょうか

校長からもお世話になった元○○高校の校長さんなので

よろしく頼む

です

どう考えても校長室に呼ばれた先生はいい気がしないはずです

心の中で思うはずです

絶対にあの大学だけは行かせたくない!!

まあ、これが普通の感情ですよね

これがわからない学校さんの多いこと

どうしても、元校長さんを使いたければ

一度、普段の高校訪問に同伴させてください

と頼むといいでしょう

当然、校長室へ連れて行ってくれますから

そこでたいしたもんだぁ

と考えるのか

こりゃだめだぁ

と考えるのか

各学校さんに任せましょ

校長室へ行けるのは気持ちいいですからね~

 

 

 

 


魑魅魍魎がウヨウヨ!

2014-07-24 14:57:15 | 広報

以前から話していますが

これから大学を狙った業者が多数出てきますよぉ

その業者はどうやって大学に近づいてくるのでしょう?

相手は

受験生が激減しているか

定員割れギリギリか

定員割れか

 

そんな大学を狙います

そりゃそうだぁ

そこを狙った方が簡単だもの

効率もいいしね

 

そんな業者が使う甘辛い言葉がぁ

 

マーケティングが出来ていない!

ブランディングが出来ていない!

女子学生を増やす戦略がない!

資料請求者からOC参加へ

その後の

受験生の取り込みが出来ていない!


 

とまあ

いいたいこと言って近寄ってきます

多くの大学さんはこの言葉に弱いのです

自大学のことを悪く思いたいのが

大学さんの習性みたいなものですから

外部からこんな話を言われたら

コロっとイチコロです

多くの大学さんの「経営者」の方々は

(まあこの言葉さえも引っかかる人がいるようですが

運営者なんて甘い言葉を使っているから業者になめられるんですよ!!)

 

マーケティングの勉強なんてしていません

ましてや

これだけスピード感ある学生募集についていけないのが現状です

約10年前から坂を転げ落ちるように

受験生がごっそり減ってきている現状を

何をしたら解消できるかも考えず

ただ

ただ

少子化だから

しかたない

と思い込みタイ(鯛)のでしょ

そのおめで鯛を懐に入れたまま

今まで考えたフリをして

学生募集のための改革を重ね

(たつもり)

検討に検討を重ねた挙句は

 

広告業者の提案のばからしい企画の

つまみ食い

からのぉ

食い散らかし

という

募集戦略のない広報をしてきたのが本音でしょ

そこへ甘辛い言葉を投げかけられて

ホイホイのちゃう姿が目に浮かぶ

 

外から見ると

蜘蛛の糸にぶら下がっているカンダタ(犍陀多)ですね

もっと自大学の職員を信じればいいのに

それさえも見えなくなっています

もしかして経営者には

辛口の教職員が

自分の下にいる地獄の罪人が糸を上っているかのように見えるの

と疑いたくなりますね~

 

悲しい大学の結末前夜ですね

 

とにかく

業者に

自大学の運命を託すのはやめましょう!


業者に喰われないための勉強会を

FMICSで9月27日(土)16:00~予定しています

 

私が担当させていただきます

詳細はまだ出ていませんが

一週間後にチェックしてください

http://www.fmics.org/



 


コンビニでOC告知

2014-07-23 11:00:07 | 広報

コンビニである大学のオープンキャンパスの告知が流れていました

ん・・・あの大学は

こんなことするのか~

大変申し訳ないけど

迷走中としか思えないな

高校生のニーズを理解していない

まさかとは思うけど

高校生がいつもOCに行きたいと思っていて

そこに情報が届けばその高校生がOCに参加すると思っているのでしょうか

まるで高校生の頭にOC用のアンテナが立っていて

情報を発信しさえすれば受信して

行動してくれると思っているような感じです

駅や電車の広告もそうですよ

私から見ると地に足がついていない

空中戦としか言えない戦略です

ハッキリ申し上げますが

学生募集では空中戦は一切役に立ちません

地道に地を這って汗をかいた者だけがわかるのです

とにかく

汗を流さなきゃだめです

そして、汗をかいている先方隊から

逐次、情報収集しなければ

今年の受験生のニーズをつかむことはできません

毎年変わる受験生のニーズに追いつくには

とにかく

現場に降りて直接

高校生・保護者・教員と話をしなけりゃだめです

くれぐれも注意しますが

地を這う部隊に元校長はご法度です

このあたりも考えなしに

元校長だから高校の進路と太いパイプがあると思っている大学さんもあります