まさに私が日ごろ言っていることが
いよいよ本当になってきました。
企業が大卒者より高卒者の方がいいという時代が
すぐそこまで来ています。
以下はライセンスアカデミーのメルマガです。
【進路情報研究センターメールマガジン 2016 Vol.83】(12月21日配信分)
法政大学キャリアデザイン学部 教授 児美川孝一郎の
【1】《大学・高校》就職指導の現場の声
「高卒就職を考える」
から一部抜粋します。
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世間ではあまり注目されない、
もう一つの数字がある。
それは、高卒就職率である。
2011年度に16.3%で底を打って以降、
高卒就職率は、その後ずっと微増傾向にあり、
2016年度には17.8%にまで上っている。
しかも、これは、東京都のように
高卒就職率6.8%といった地域を含んだ全国平均であり、
県別に見てみると、高卒就職率が25%を超える地域は、
現在でも16県存在している。
(中略)
高卒に対する求人数の大幅な回復、
つまり企業側の採用意欲の高まりである。
2011年には0.9倍であった高卒求人倍率は、
2016年には2.0倍にまで跳ね上がっている
(厚生労働省「平成27年度高校・中学新卒者の求人・求職・内定状況」)。
要するに、今でも日本の高校には、
納得できる求人さえあれば、
進学ではなく高卒就職を積極的に選択するという層が、
一定以上の割合で存在しているのである。
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さあ
この事実を大学側はどうとらえるのでしょうかね~