平成30年1月19日にFMICSに書いたモノです。
赤で加筆します。
「え?この時代に『大学に入る意味』があると、本気で思ってるの……?」という人気ブロガー、イケダハヤトさんのブログを読んで。「大学好きだな、おまいら……。ごくフッツーに考えて、今の時代に大学行く意味ってないですよね。大学に行かなくても大抵のことは学べる。大学に行かなくても食べていける。大学に行かなくても人とのつながりはできる。
大学はそもそもコスパが悪すぎる。よっぽどの目的意識がないかぎり、大学なんて行かなくていいと思いますけどね……。」といわれると、いけないこととわかっていながら「ですね」と答えたくなる自分がいます。
「ですね」といってしまう自分が悲しいですね。
私は業者主催のパネルディスカッション(四大、短大、専門学校、就職)に呼ばれ、高校生達の前で話すことがあり、高校を卒業してやりたいことや学びたいことがないのなら、進学ではなく一度就職を考えることもありだと伝えます。就職後にどうしても、学びたいことや取得したい資格が出てくれば、それから大学・短大や専門学校を考えてもいいと伝えます。なぜかというと、やりたいことや学びたいことがないのに、みんなが行くから進学して中退というのが、お互いに不幸だと思っているからです。
と書きましたが18歳でやりたいことや学びたいことを見つけることは
大変ですよね~
やりたいことがなくて大学に行くのもありですよね。
最近、多くの大学関係者と話していても、大学の魅力というより学生募集のための対策をしている大学が多い気がしています。その大学の方たちが話すことの中に、必ず就職の話も含まれます。結局は、就職にどうつなげられる大学かという選択肢として、大学が見られているといえます。
大学屋
学校屋
さんが多くなってきています。
社会は少子高齢化が進み、人材不足に悩まされています。今後は過去にあった一過性の人材不足ではなく、永続的に続く人材不足の社会に突入するといっても過言ではないはずです。働く人が大切になる時代を迎えるということです。人材不足が進むと、何が起きるのか想像するとわかると思います。そこには、記憶力勝負の頭でっかちはいりません。学歴は問われなくなるでしょう。働く意欲のある人材が求められ、汗をかいて働きながら、目の前にある課題を解決する能力がある人材が欲しくなるはずです。ですから、アクティブラーニングが出てきたと思っています。しかし、中高でアクティブラーニングが進むと冒頭のイケダハヤトさんの話が、的を射ているといえるといえますね。
良い人材が欲しい企業
働く人が欲しい企業
様々ですが
人材不足業界はこれから
もっともっと
若い人たちを理解することですね。
何といっても
固定電話を使用するのも
ハードルが高い人達だということですよ。
携帯電話はとても便利ですが
相手が誰か
わかって話が出来る世界に育った
人達に
誰が出るのか
ワカラナイ
固定電話は怖いのです。
大学の目的は、違うだろうといっても現状の大学の売り文句が就職率を謳っているので、この話につなげられても仕方ないことだと思うのです。大学に進学することが本当に必要なことなのか、大学に携わる我々が考え直さなければいけない時代になったということですね。
男性は79誌
女性は86歳
まで
生きるとしたら
30歳まで
学生でも
いいのではないでしょうか?
18歳で仕事して
25歳で大学に進学する
もしくは
18歳で海外に行って
25歳で海外の大学に入って
30歳過ぎて
日本に帰ってきても
仕事はいっぱいあるはずです。
何といっても
その頃には
多くの人が様々なツールを活用して
外国語を話してコミュニケーションができるようになっているはずです。
話の内容は理解していても
日本人以外の国の人の考え方が重要になるはずなんです。
その時に海外経験をしているか
が重要課題になるはずです。
卒業後10年経って「大学に入学して良かった!」といってもらえるような大学創りが、課題です。
目的はココですよね!
大学が学生の存在を忘れ
大学屋にならないように
微力ながら頑張ります!