最近の大学のことを考えていると面白い文章に出会いました。
安田教育研究所の「安田研通信」2月上旬号のあいさつの最後に書かれていた文章です。
「これからは、英語は出来るけれど専門分野への深いのめり込みがない学生が受かり、逆に専門分野に熱中して英語ができない学生ははじかれてしまうのではないか。入学後も、プログラムに参加できるのは英語力のある者ばかりになりそうだ。こんな懸念が頭をよぎったのである。へたをすると、日本の大学の教育、研究レベルがおちるのではないだろうか。」
さすが安田さんです。
このままグローバル化が進んだ先を見据えて考えていらしゃる。
これが見えていない(気づいている人はたくさんいます)のが多くの大学ではないかと憂うのは私だけではないはずです。
大学は猫も杓子もグローバル!
今は誰も止められない・・・
まさにって感じです
関係者なら誰もがわかっていることだと思いますがぁ
とにかくお上にいわれたら進むしかないのが現状の多くの大学です。
競争的資金から始まり
誘導された大学の行く末は
ルール無用の生き残りバトル開始
人気学部・学科がボコボコできては消えを繰り返し
淘汰の時代がやってきた
その戦いは一見すると国公私立入り乱れと見えるかもしれませんが
戦い方もしらない、情報の取り方もわからない大学さん(弱小大学)がいるのです。
さまにボコボコにやられっぱなし
の後は退場するだけです
おとなしく黙っていては生き残ることは難しいでしょう
かといってグローバル戦場に向かうと息の根を早める手痛い一撃を食らうことでしょう
これから弱者の戦いはランチェスター抜きでは考えられない
まずはランチェスターの弱者の戦略を勉強しましょうよ!