最近の私は企業の人と会うと必ず、二つの質問をしています。
一つ目は、今年の新入社員は何名だった。
そして、何人が辞めたの?
二つ目の質問は、あなたの職場や友人にうつ病の方はいますか?
という質問を投げかけます。
一つ目の答えは、すでに辞めた人がいる会社が多いです。
二つ目の答えは、ほぼすべての人がいると答えます。
なんだか
私たちの暮らしている空間の居心地の悪さが、二つの質問で明確になってきた感じです。
どうして
こんな空間になってしまったのだろう?
高校生と大学生を多く見てきた私が感じることは、30歳前後の人から大きく価値観が変わっているように見えます。
この人たちの価値観は、答えは一つしかないので、それ以外の答えが浮かばないので発言が出来なくなるようです。
頭の中では
間違っていたらどうしよう。
バカだと思われるのが嫌だ。
会話中のどこで発言すればいいのだろう。
とグルグル思考が回っているようです。
結局は
黙っていればどうにかなるんじゃない
という感じです。
そんな人たちが
次を求められると
答えを先にください。
どこで発言するか合図してください。
と言動に表れてきます。
それを見ている我々は
そんなことわかるだろう!
この間もいっただろう!
何回同じこといわせるんだ!
と勝手に切れてしまいます。
そんな言葉を浴びせかけられた人の行く末は
辞めるか!
病気になるか!
の二つしかないですね。
こんなことが、どこの現場でも同じように繰り返されています。
そんな空間で暮らしている私は
今後日本の社会で発展していく企業のカタチを考えてみました。
若い人たちがどうしたら、安心して働けるのかです。
それが、問題発見解決型の人間力を養成することだといえます。
でも
ここが問題ですよね。
答えはわかっているけど、それをどのように具現化するかわからない。
ここでアクティブラーニングとラーニングコモンズの登場です。
あぁ・・・なんてことを
これで解決できるわけがない。
人々がいやすい空間をどのように創りだすかが問題なのに・・・
いったいそれは何なのよ!!
難しい話ではありません。
人は一人では生きていけません!!
昔からある心を忘れないことです。
それは
感謝する心を忘れない人
ごめんなさい、すいませんがいえる人
人を責めず、お互い様といえる人
あなたがいるから幸せだと伝えられる人
以上の4つのことを考える空間を創りだせばいいだけですよね。
もし
この4つのことを常に考えている組織だとしたら
辞めますか?
病気になりそうですか?
こんな単純な話を
事例や論文があるのか
なんて
難しくするのはやめましょうよ!