一歩前へ

秋草誠のブログ
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いいことばっかり考えよう!!
だから一歩前へ

大学広報の方へ

2014-09-22 16:12:00 | 広報

R社から2014入試実態調査が送られてきました

中を読むと大学の悲しい現状がかかれています

「大学全体の定員割れ大学の出現率はおおよそ3大学に1大学(34.0%)となっている。ただ、国公立大学のそれは2.5%に過ぎず、定員れは私立大学の問題といえる。

ちなみに私立大学では49.4%が定員割れの状況にあり、半数近くの大学で充分な学生を確保できていない状況にあることを示している。」

 

この数字を見ると怖くなるのが現状ですよ

高校現場から

定員割れの私立大学は大丈夫なのという疑問が出てくるのは当然ですね

 

「集計大学737大学のうち、33.8%の大学が入学者数を公表しておらず、この数字を公表している大学は3校に2校程度にとどまる。国公立大学ではほとんどが公表しているが、私立大学では非公開大学の割合が42.7%を占め、統計として全体像がみえにくい状況にある。」

という悲しい現実を目の前に突き付けられています

まあ、公表をしていない大学はそういうことだと判断されても仕方がないと諦めるしかないのか・・・

頑張って回復して欲しいと願うが

なかなか上手く出来ないのが大学なのです

という大学さんのためにというわけではありませんが

方向を見失わないため

変なコンサルに付け込まれないよう

頑張ってほしいと思って9月27日にFMICSで勉強会をします

 

タイトルは

大学広報

小さな大学をいかにしてアッピールするか

 

を現場で頑張っている3名の方とパネルディスカッションします

パネラーは

修文大学・短期大学 六浦 政人

豊橋創造大学・短期大学 平松 靖一郎

滋賀文教短期大学 三浦 健

 

参加者の皆さんと質疑応答してアッツク語っていただきます

とにかく

広報にひとつの答えはなく

伝統や地域性、規模などが違う大学が集まって話し合うことが重要だと思っています

その中で自大学にあったカタチの再生方法が見えてくると信じています

申し込みはコチラへ

【日時】 2014年9月27日(土)
  月例会 午後4時~7時
  懇親会 午後7時~9時

【会場】 桜美林大学 四ツ谷キャンパス 地下ホール

【テーマ】大学広報
  小さな大学をいかにしてアッピールするか

【問題提起】
  六浦 政人 (修文大学・短期大学)
  平松 靖一郎 (豊橋創造大学・短期大学)
  三浦 健 (滋賀文教短期大学)
 企画プロデュース
  秋草 誠 (秋草学園短期大学)

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。

 


vine

2014-09-21 09:19:25 | 広報

先日、R社の方からvineについて話がありました

いつもこういう時は、まずはやってみるのが私の習性です

その前に本日のOCスタッフに聞いてみました

20名位集まっている場所で

誰かvineをやっている人いないかな~

バインって?

バインダーじゃないの?

とか言いながら6秒の動画と説明したら

ああぁぁと一人わかる学生がいました

友だちが作ったことがあるというので

明日、その友達に窓口に来てくれるように伝えました

さてさて

大学の広報でvineを活用できるのか

これがミソですね

まあ、この件については興味のある学生がいるはずなので

少しチャレンジしてみます

何事も勉強です

世界から注目されている女子高生がいるらしい


大学ガバナンス改革

2014-09-16 11:58:40 | 大学

大学ガバナンス改革の推進について

(審議まとめ)

中央教育審議会大学分科会

はじめに

(大学を取り巻く社会環境の変化への対応)

21世紀に入り、知識、情報、技術の活用が社会のあらゆる領域での活動の基盤となる「知識基礎社会」の到来が指摘される中、ICTの普及等により、加速度的にグローバル化が進み、我が国の社会・経済・文化に大きな影響を与えている。

 

という文章から始まっています

 

文中の大学に求められていると思われる気になるキーワードを拾ってみました

グローバル人材の育成

研究を通じたイノベーションの創出

新しいガバナンスの枠組み

学長のリーダーシップ

コーポレート

リサーチ・アドミニストレーター(URA)

産学連携コーディネーター

アドミッション・オフィサー

カリキュラム・コーディネーター

IR(インスティトゥーショナル・リサーチ)

 

おそらく大学に関係のない人には意味の分からないものが多いでしょう

この横文字使って頑張っている風を装っているのが大学ですね

グローバル人材ひとつとっても

よくわからないです

ましてや小さな大学がグローバル掲げても

果たして実行できるのか

まったくもって心配になります

ガバナンスにしても基本的な概念が違っているような気がするのは

私だけではないはずです

まあ、とにかくこの横文字のお蔭で現場の仕事が増えたのは間違いありません

少子化と言われ

大学改革をしなければ

と考え

経費を削減して人員も減らし

仕事は以前よりも増えていると言うのが実情ですね

ニーズから考えると学生を中心として

どのような人材を大学が育成するのか

大学の特色はこれしかないはずでしょ

 

でも横文字使うとカッコいいからな~


一緒に働きたい人って

2014-09-12 10:19:52 | 大学

教わっていないので、

ワカリマセン!

シリマセン!

デキマセン!

最近、本学に出入りしている様々な企業の方々と会うたびに

社内で困っている話の一つに新入社員が発するこの言葉の問題が出てきます

 

どこの会社でもこの手の新人を抱え

その人の教育係が四苦八苦していると言います

とにかくその係りの人達が

仕事が2倍になってしまうことに辟易しているそうな

悲しい現実を迎えている話です

その新入社員たちの特徴は

とにかく筆記試験はバツグンに出来る

がぁぁ

少し変化した問題はとにかく

ワカリマセン!シリマセン!デキマセン!

と平然と応える

国公立、早慶上智、MARCHを卒業したとしても同じそうです

ガーーンですよね

都心部ではこの大学に入学するためには

多くの人が小学校3,4年生頃から塾に入って高校3年まで

8,9年間は学校以外の塾、予備校などにお金を支払っているのです

想定800万円は楽に超えるはずです

*地方の場合は別です(有名塾、予備校がない地域もありますので)

そして念願かなって大学に入学して

卒業後、めでたく上場企業に勤めてぇぇ

3か月で辞めたという話をよく耳にするようになりました

おそらく

原因の一つに

人間関係が上手くゆかずに辞める方も多いと思います

果たして会社に問題があるのか

それとも個人の問題なのか

はたまた

我が国の教育システムの問題なのか

よくわかりませんが

ハッキリしているのは

冒頭のようなセリフを吐き出す人間とは一緒に仕事をしたくないと言うのが大半の方の意見ではないでしょうか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近、高校訪問をしていて耳にするのは

求人票が増え今まででは考えられない企業の求人票が届いているそうです

もしかして

企業が本気で高校と大学の卒業生の比較を始めていたりして・・・ね!

 


空中戦!まあいいでしょ

2014-09-08 13:31:24 | 広報

昨日はOCの後に

渋谷のヒカリエホールで行われている東京カレッジフェスティバルへ

急いで駆け付けたのですが

到着したのは15:50

入口のたぶんアルバイトさんに

今日はどれくらい入ったの

2,000人くらい?(目標は3,000人のはず)

暗い顔でした

でえぇぇ

じゃあ1,000人くらい?

いいえ

じゃあ500人くらいかぁ

いいえ

300いたかどうか・・・

ガーン

まさかまさかの入口でした

入ってみると高校生の姿が見えない

チラホラいるのかな~程度でした

その割に大人の多いこと

なんじゃこりゃ!!って感じでした

 

あれだけの大学が集まってのですから

難敵の女子高生といえどそこそこ集められると予測していました

1,000人くらい集められなかったのはショックだったでしょうね

私なら違った切り口から集める方法を考えたと思います

とにかく

今回は空中戦の戦略だったと思われます

もうすでに空中戦で学生を集める時代は終了しています

がぁ~

気付いていない大学さんの多いこと

これからは地に足の着いた地上ドロドロ戦じゃなきゃ

集められないでしょ

あぁぁそれにしても女子高生限定企画は当たりそうだったけどな~

女子を集めたい大学さんが乗りたくなる企画でした

今後も女子高生企画は次々に出てくると思いますが

彼女たちのニーズを徹底調査しなければ

今回と同じような結果になるのは間違いありません

女子高生を集めたい大学さん

この手の企画には気を付けましょうね

というか

騙されても大丈夫な大学さんが多かったから(予算潤沢大学)

まあいっか!!

 

というわけで

地上ドロドロ戦を戦っている戦士から話を聞く機会を作りました

9月27日(土)16:00~です

詳しくはFMICSから


キャディーさん

2014-09-05 17:39:26 | 大学

霞が関カンツリー倶楽部

高坂カントリークラブ

東村山カントリークラブ

 

最近はセルフが増えましたが

埼玉県の中でもキャディーさんがいるゴルフクラブです

 

今週は火曜日から連続で金曜日まで毎日(4日間)

3校で就職面接指導でした

今日の面接指導は5名(内女子3名)が上記のゴルフ場のキャディーさん志望だったので

少し驚きました

なんといっても最近の暑さは異常ですから

8月に行ったゴルフ場でもキャディーさんが熱中症で倒れた話を聞きました

18歳の女性が真夏の暑い日に手袋、長袖、襟巻、大きなサンバイザー、日焼け止めを塗って

10キロ以上の徒歩です

重労働です

 

その職場を選ぶと言うのがスゴイと思いました

進路の先生にお聞きすると毎年

数名はキャディーさんになっていると

面接をした一人の生徒のお姉さんは同じ高校を卒業して

3年間キャディーをしてお金を貯めて

今はネイルの専門学校に通っていると言っていました

本当にスゴイです

 

頑張ってほしいし

いつかはゴルフ場でグリーンを読んで欲しいと思ってしまいました

 


東京カレッジフェスティバル

2014-09-04 10:11:39 | 大学

以前に資料が送られてきた東京カレッジフェスティバル(TFC)が9月7日に開催されます

http://tokyocf.com/

渋谷のヒカリエホールに女子高生だけを集めるそうです

その予想来場者数を見て驚きました

3,000人(女子高校生限定)です

でも参加校を見ると集められると思います

かなり人気の大学さんが参加しますから

キャチは

ヒカリエで、運命の大学に出会う

 

TFCのゴールは

女子高校生がファンになる大学を見つけること、

つまり、

大学が一人でも多くのファンを獲得できること

です。

 

この企画はいい所に目をつけてます

最近、女子学生を集めたい大学が増えていますから

 

いつも業者さんに言っています

女子を集める企画を考えると

これに乗ってくる大学は多いよ

面白そうな企画を考えたらいいよ

とね

参加校を見ると女子集めの企画にノルノル大学さんがありました

こういう大学さんが増えたら営業はラクだよな~

 

スゴイよ~

とは言いながら

うちは予算もないし

渋谷に学校探しに来る生徒にも興味がなかったので

参加しませんでした

 

女子高校生限定となっているので

今朝、オヤジが参加してもいいのか

問い合わせてみました

登録をしてくれて参加可能になりました

来場者は3,000人は集まりそうですか

と質問すると

天気が悪いようなので

少し集まりは悪いかもしれないという応えでした

 

この日、午前中はOCですが

面白そうなのでたまには渋谷に出ます


大学広報の方へ

2014-09-03 11:21:35 | 大学

恐ろしいハナシです

先ほどガイダンス業者の方と話していました

情報収集のため世間話をしていて気づきました

募集に困っている各大学さん

まだまだガイダンスの重要性に気づいていないようです

いきなり担当者にガイダンスに呼んでくれと言っても

なかなか呼ばれませんよ

当たり前です

それを3年生の個別に呼んでくれなんて

ムリムリです

黙っていても呼ばれる学校は集まっている大学です

高校生に人気があるから呼ばれるのです

ということは呼ばれない学校は

何か原因があるのでしょうか

というわけで

今回、業者さんとそんな話になりまして

恐ろしい話が出てきました

個別の大学名まで出たのでかなりリアルな会話になりました

 

ある大学さんを呼ぶと進路担当者から

次回、同大学を呼ぶのならガイダンス業者を変えるからね

と念を押されてしまう大学さんがあるそうです

怖い!怖い!

その中に入れられてしまったら募集が上手くいくはずがありません

その大学は間違いなく危険領域に達していますね

心配なのは

この大学さんは事情を知らないと言うことです

それでガイダンス業者さんにガイダンスに出たいからと言われても

ヒッジョウニキビシイィィ!!と言っていました

 

まずはガイダンスに呼ばれない大学さんは

高校訪問に行って市場調査から始めた方がいいですね

親しくなった先生方からなぜ呼ばれないのか聞いた方がいいです

というか

親しくなったら呼ばれるはずです

その上に呼ばれたいのなら

ガイダンス業者さんの困っていることを聞きましょうよ

業者さんの要望を聞き入れて協力を惜しまなければ

自然とガイダンスは増えてきます

これがなかなかわからないのですよね~

駅看板、車内広告、媒体誌、リスティングなど

これにお金を使って肝心なところに気づいていない大学さん

 

余計なお世話化もしれませんが心配です

変なコンサルに引っかかってしまいそうで・・・

もう一度、足元を見直してください

 

学生が集まらないのはなぜか

原因の多くは内部に潜んでいるもんです

こんな話を9月の例会でしっかりと参加者に伝えたいな~

 


アンテナが立っているか?な~

2014-09-02 10:29:40 | 広報

みなさまの大学は、学生募集は順調でしょうか?

いきなり聞かれて、うちは大丈夫だ!

と答えられる大学は、ほぼないと言えるはずです

広報に携わっている多くの大学の方と話すと

学生募集セミナーや勉強会に参加して事例報告を聞いて満足をしているふしがあります

私がいつも感じているのは

伝統や学部・学科、地域や募集定員も違うのに

なぜ、募集が上手い大学の話を聞いて満足しているのだろう?

まったく違った大学なのに「募集広報」で成功している事例だけを真似ればいいと

勘違いしている方の多いこと

(あきれるほど多いのに驚きです)

 

本当に学生募集の上手い大学のキモはなんだろう?

 

伝統や立地などの条件に胡坐をかくことなく

小さくても集められている大学がある(ここ重要です)

 

といつも自問自答していた時

あるひとつの法則に気づきました

それは学生募集に成功している大学には

「熱いキーマンがいる!」ということです

まあ、彼らは熱い!アツイ!

そして学生が大好き

そんな人の空気に触れると化学反応が起きます

身体がポカポカして

ワクワクドキドキ

気持ちよくなってきます

 

そんな体感をしていただきたく

他のセミナーや勉強会では得られない見えないモノに気づける勉強会をします

今回は私が今まで出会った熱いキーマンの中でも輝いている3名を

パネラーとすることに決定しました

3名の方から、学生募集の熱さの原点をいただき

単なる事例報告では終わらせず気づきの多い例会にしたいと考えています

奮ってご参加ください

 

 

日時:9月27日(土)16:00~19:00

場所:桜美林大学 四谷校舎

http://www.fmics.org/

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

 

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org

*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。

*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。

 

この話にピーンとくる方は、これからまだまだ楽しみはありますよ

 

何も感じない方は従来のセミナーや勉強会にガンガン参加しましょう

残念ですが・・・・きっとアナタは何も変えられないでしょう