平成22年3月26日にFMICSに書いたモノです。
加筆は赤です。
ホンダの創業者である本田宗一郎さんは「人間というものは、面白いものであり、不思議なものであり、必要のない人間というのはいない」という言葉を残しています。
今年は不景気で大学就職内定率は最低の約73%だったと新聞に書かれていました。学生さんは、本当に就職難で大変だと思いつつ、ふと内定をいただけない学生さんの心境は自信をなくし、自分を必要とされていないと思っていないだろうかと心配になりました。
先日、テレビを見ているとW大学の卒業式のシーンがテレビに映し出されていました。学生へのインタビューは就職に関するもので、さすがw大学さん7社中6社の内定を頂いていますとか、5社中5社でしたとかいううらやましい話の後に、40社の試験を受けて内定を一つも頂けない学生さんもいるという話がありました。20人くらいのゼミの中に3~4名就職浪人がいるという報告もあり、中には卒業式は記念に出席して就職留年するという話もありました。テレビで見ると卒業式ということで華やかな格好をしているので一見すると分かりづらく、内定者と就職浪人(留年)の両者には余り大きな違いがあるようには見えません。
就職活動中の多くの学生さんと話して、自信はどこから生まれるのかという質問をされることを思い出しました。採用、不採用を隔てるものは、実は目に見えない自信ではないかと直感しました。こんな質問を受けるとき、自信は「自分を信じることから生まれる」とわかりづらい答え方をしていました。もっと学生さんに分かりやすく説明できればよかったと反省しています。
たとえば、地図を頼りに見知らぬ土地を歩くとき、目的地までは不安です。しかし、無事にたどり着いた同じ道を帰るときには、不安は解消され往路の半分くらいの時間で駅にたどり着くような感覚を経験した人は多いはずです。このような感覚はプチ成功体験によって自信を持てることを実証したようなものです。
内定を頂ける学生さんは様々な往復の体験を何度もして、プチ成功体験を積み重ねている人ではないか、そこに自信が生まれその波動が周りの人に伝わっていると思います。
答えが一つではない社会の道は、地図(答)はありません。とにかく汗をかいて歩いて、歩いて、知恵を絞ってプチ成功体験することが重要です。
筆談ホステスの斉藤里恵さんは、「“心”を込めて一歩前進。願いは“必ず”叶います。“心”という文字に一筆足して“必”という文字にしました。心をこめてあと一歩前進すれば、きっとあなたも大丈夫。」と励ましの言葉にしています。
頭でっかちにならずに小さな成功体験を積み重ねましょうよ。世の中はみんな“必”要なんです。
そうか
この時は「必」にかけたのかぁ
今年の就活は学生にとってはいい状況だといっていましたが
うちの甥っ子は
上手くいかなかったようです。
そのおかげで
たぶんドイツいるわが愚息の
お店で皿洗いする予定です。
その前に大学を卒業する単位取得の
一山を越えなければ
ですけど
ドイツに行って
給与はドイツ語の勉強に使えといっています。
そして
他の国の言葉も勉強しなさいと。
5年くらいで
帰ってきたら
違う社会が見えるはずだといっています。
うちの愚息はヨーロッパに骨を埋める覚悟です。
楽しいです。
これを
ひとつのモデルとして
多くの高校生たちにドイツに行かせたい気持ちがあります。
大卒ではなく高卒です。
この子たちに勉強させて
そして
日本に帰ってきたければ
帰ればいいし
そのまま
いたければ
そうすればいい
現状のキツキツの日本より
豊かな暮らしが出来るはずです。
多くの高校生にその窓口を提供したい
けど
お金は
の場合
クラウドファンディングもありかな
とかね。