おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

中秋の名月・・・の前日の、柿の実色したお月さま

2021年09月21日 11時49分55秒 | 
日曜日の夕方、
そろそろ陽が沈む頃だな、と、
マンション最上階へ・・・


東側の階段を上りながら、
ふと振り返ると・・・


まだまん丸になりきっていないお月さま。




最上階から見る夕陽は、
ちょうど能古島に乗っかっていた。



そろそろ、
海に沈む夕陽を見に行きたいな、と思う。
秋が深まると、ダルマ夕陽の季節。
9月いっぱいは、
まだ自粛しとかないといけないけれどね。
福岡は玄界灘に面してはいるけれど、
海にストンと落ちる夕陽は、
夏の間しか見られない。
北部九州では、
長崎県の西側に何もない海岸が、
夕陽を眺めるのには最高なのだ。




お月さまが、ずいぶん昇っていた。



そのお月さまの上を飛ぶ飛行機、
ほんのり茜色に染まっていた。




中秋の名月は、明後日火曜日。
今年は見ること出来るかな~?




で、昨日、月曜日・・・

夕方のテレビで、
明日はお天気下り坂だと・・・
中秋の名月を眺めるには、
生憎なお天気だと・・・

なんですと~!

今年の中秋の名月は、
8年ぶりの満月だと言うのに・・・
見られないのか!?

その天気予報を聞いて、
前日のような淡いラベンダー色ではない、
暗い東の空を眺めていたら・・・


山の上の黒い雲をかき分けて、
赤い月が顔を覗かせた!




前日のお月さまとは全く違う表情の、
今夜の生まれたてのお月さま。



迫りくる真っ黒な雲から・・・



逃れようと・・・



飲み込まれてなるものか、と・・・



必死で、もがいているようだった。

そして、やがて、
その美しい姿の全貌を見せてくれた。


中秋の名月・・・の、前日のお月さま。



柿の実色したお月さま。

今夜の中秋の名月は、
たぶん雲に邪魔されて、
見ることは叶わないだろう。



でも、良かった。
昨夜のお月さま、綺麗だったもん!






仕事場のそばの彼岸花。
この連休中に、パッと咲いて、
もう半分ぐらい色褪せてしまっていた。