葉っぱの上から私を見下ろしていたのは、
ジャノメ蝶。
ヒメウラナミジャノメだろうな?
とは思いつつも、一応パチリ。
そして、デジカメのモニターを確認。
やっぱり、ヒメウラナミだね。
ウラナミジャノメに逢いたいんだけれど、
いるのはヒメウラナミジャノメばかり。
ヒメウラナミジャノメの、
後翅裏面の目玉模様は5個。
ウラナミジャノメは、
ヒメより少し大きめの目玉模様が3個。
そして、後翅表面の目玉模様は、
ウラナミジャノメには1個しかない。
ウラナミジャノメは、
近年急激に減少しているらしく、
福岡県でも絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。
ん~、そう簡単には逢えないはずね。
ヒメキマダラセセリ
このヒメキマダラセセリも、
生息数が減っている蝶。
福岡県では準絶滅危惧指定。
でも、この林道の入口では、
福岡県では準絶滅危惧指定。
でも、この林道の入口では、
今のところ、まだ、毎年確認出来ている。
テングチョウは、
この1枚しか撮れなかった。
ルリシジミ
その美しい瑠璃色の翅が撮りたくて、
散々追いかけ回したけれど、
飛んでいる時にしか見せてくれない。
どうにかこうにか、辛うじての1枚。
止まったら、翅は閉じたまんま、
何やら熱心にチュウチュウ~。
え・・・ それってもしかして、獣糞?
その大きさからするとイノシシ!?
思わず周りを見まわした。
熊よりはマシだけど、
車からは離れているし、
逃げ場も隠れる場所もないし、
お願いだから出て来ないでね~と、
祈るしかない。
あの妙に馴れ馴れしかったルリタテハ。
本来の美しい瑠璃色は、
もうすっかり色褪せていたけど、
もう1頭いた別のルリタテハは、
更にひどかった。
飛んでいる時、
いったい誰だろう?と思ったぐらい。
翅を開いて見せてくれたけれど・・・
遠目には、こげ茶色一色の蝶だった。
コミスジ
飛び方に特徴のある蝶。
だけど、止まるまでは確信が持てず、
ひたすら追いかけた。
イシガケチョウ
止まるんだけれど、
なかなかパッカ~ンとは・・・
イシガケチョウの分布北限は、
紀伊半島あたりとされていたが、
最近、静岡県でも確認されているらしい。
九州では、ギフチョウは見られないし、
南下してくることも有り得ないだろう。
でも、イシガケチョウは、
どんどん北上して行くんだろうな。