鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
ツーリングに出掛けていた居候デカ猫から、
LINEに写真が送られて来た。
『お土産』ですって・・・(笑)
ネモフィラの中の蜜蜂。
ニホンミツバチだね。
デカ猫が、
ネモフィラ畑の中にしゃがみ込んで、
蜜蜂の写真撮ってる姿を想像したら、
なんか可笑しい・・・(笑)
贅沢言わせてもらうならば・・・
4枚目の左上に、
チラッと写り込んでるクロマルハナバチ、
これが、もうちょっと欲しかったな~。
里山で出逢ったユニークな蛾、
クロハネシロヒゲナガ。
何がユニークって、その長い触角。
今回はメスしか撮れなかったけれど、
オスの触角は、メスの2倍ほどの長さ!
ある方が、
「モテたくてやり過ぎちゃった男子」
と、表現されていたけれど、
うん、実にその通り!
そのやり過ぎ男子が、
飛ぶのに一苦労しているのを、
動画に撮ってみた。
15mmほどの小さな蛾なので、
鮮明には撮れていないけれど、
雰囲気だけでも伝わるといいな。
クロハネシロヒゲナガの後に、
別の種類のヒゲナガ蛾にも出逢えた!
ホソオビヒゲナガのオス!
その長いヒゲまで写そうとすると、
体が小っちゃくしか撮れない!
今度また出逢ったら、
その美しいボディを、しっかり撮らねば!
アオスジアゲハが、アザミにやって来た。
吸蜜中でも、いっつも翅プルプル。
たまにはピシッと、
止まってくれないかな~?
クロアゲハも・・・
アオスジアゲハほどじゃないけれど、
こちらも落ち着きなし。
クロアゲハやアオスジアゲハを見ると、
あ~、もう初夏だな~と思う。
スイ~ッと飛び回っていたコミスジが、
やっと止まってくれた!
あの滑空するような飛び方、
まるでちっちゃなグライダー。
カッコいいんだけれど、撮れやしない。
川辺でランチしていたら、
アオスジアゲハが水を飲みに来た。
その時は気付かなかったけれど、
後ろにセセリ蝶が写り込んでいた!
たぶん、コチャバネセセリ。
木の葉の上にチョコンと止まった蝶。
ヒメウラナミジャノメだと思ったけれど、
その翅が青く輝いた!
ヒメウラナミジャノメの、
いつも茶色にしか見えない表翅も、
光の具合によっては、
美しく青く輝くことを知った。
ヤマトシリアゲ
シリアゲムシの仲間では、
まだ、このヤマトシリアゲしか見たことない。
大きさは2cmほど。
秋が近づくと、サイズが小さく、
体の色が黄色い個体が現れるらしい。
今回出逢ったのは、メス。
オスの腹部の先端は、
サソリのシッポみたいに巻き上がる。
とぼけた顔してるな~(笑)
ジョウカイボン
2cm弱で、一見カミキリ虫っぽい。
ちっちゃいけれど、
なかなかにカッコ良いではないか~!
脚もユニークだしね。
ニワハンミョウ
地味だ~!
ひたすら地味!
気付かずに踏み潰してしまいそ~!
たしか、
カマキリ先生が大好きなハンミョウは、
赤、青、緑などに輝く美しい虫さん。
えらい違いだね・・・
何でもバリバリ食べちゃいそうな、
凄い口をしている。
でも、そのお顔立ちの凛々しいコト!
あ、アカシマサシガメだ~!と、
写真撮った時点から思っていた。
この記事にする直前まで、
ず~っとそう思っていた。
でも直前になって、
なぁ~んか違うな~と・・・
で、調べて、調べて、調べ直した。
結果、クビグロアカサシガメと判明。
いや~、よく似てるの!
頭の下、胸部の上半分が、
黒いか、赤いかの違いぐらい。
そこを首と呼ぶかどうかは疑問だけれど・・・
林道の入口にある樹液酒場。
ジモチュー(地元虫)たちから、
スナック樹樹(じゅじゅ)と呼ばれ、
連日賑わっている。
「樹液の提供は◯時まで」なんて、
時短要請は、ここにはないしね。
ママは、オオスズメバチ。
チーママは、コガタスズメバチ。
しっかりと店を切り盛りしている。
店のBGMは、鳥たちの歌声。
今の時期は、
シジュウカラとホオジロがヘビロテ。
たまにコジュケイが、
「ちょっと来~い、ちょっと来~い!」と、
客引きをしてくれてる。
それに誘われたわけじゃないけど・・・
アカタテハさん、ご来店!
「あ~ら、赤さん、お久しぶり~!」
「あ~、すずママ、元気だった~?
あれ~、黒さん、
もう出来上がっちゃってるの?」
「そ~なのよ、
黒さんたら、店開けた途端に来て、
ず~っと飲んでんのよ!」
クロコノマは、吞兵衛なのであった。
「あ~、今日も疲れた~」
と、ぼやくルリタテハ。
「早く家帰って1杯やりたいな~!」
「あ、そうだ。
すずママのとこで、
1杯引っ掛けてから帰るか!」
「すずママ~、1杯だけ飲ませて~!」
「おや~、瑠璃さん、
1杯と言わず、飲んで行けばいいのに~?」
「いや~、カミさんがうるさくてさ~」
「あらっ、日陰さん、いつ来てたの~?
そんな端っこじゃなく、
こっちでみんなと一緒に飲みましょうよ!」
「あ、いや・・・
今日は四星の奴が、
ちょっと相談事があるって言うから・・・」
「ちょっと~、黒さん!
いったいいつまで飲んでんのよ~!?」
「も~、店閉めるんだけど~」
「そろそろ帰ってくれないかな~?」
「あ・・・ ハ、ハイ・・・ 帰ります・・・
すずママ、怒らせると怖いから・・・」
「そ、分かってればヨロシ~!」
こんな会話が繰り広げられていたら、
楽しいだろうな~と・・・
オバサンの勝手な妄想デス。