
近所の川辺の土手道。
両脇の草がずいぶん茂って来た。
ここは除草などのための作業車が、
たま~にしか通らないけれど、
それでも一応轍が出来ている。
その轍に取り残された中央部分・・・

なんか、いた!
シルビアシジミだったらいいな~?と、
そ~っと近づく。

シルビアシジミだった。
それも、カップル。



絶滅危惧種のシルビアシジミが、
こんなにも身近で命を繋いでいる。
産卵シーンは既に目撃していたけれど、
カップルを目にしたのは初めて。
ちょっと、感動。

飛び立った女の子が、
土手道の脇の草むらへ・・・

えっ!?
そんな交尾直後に産卵するものなの?
彼女が去った直後、
卵がないか?と探して見たけれど、
見当たらなかった。
私が見つけることが出来なかったのか?
それとも、産卵ポーズだけで、
実際には産卵はしなかったのか?
謎。
男の子が飛んでいたのを追っかけた。
なかなか止まってくれない。

やっと止まってくれたけれど・・・

表翅を見せてはくれなかった。

女の子も、花止まり。




土手道の花はかなり少なくなっている。
猛暑続きのせいか?
このシルビアシジミの幼虫の食草は、
ミヤコグサが有名だけれど、
ここにはミヤコグサはなく、
ウマゴヤシなどに頼っているようだ。
枯れることなく、
彼らの命を育んでくれることを切に願う。