鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
土手の緑の中に、黒っぽい三角形が・・・
ホシホウジャクだ!
飛んでいる時は、
後翅の黄色がひときわ目を引くけれど、
止まっている時は、地味で目立たない。
顔を撮りたいと、回り込んでパチリ。
その直後、
それまで後ろに寝ていた触角が、
ぐぐ~っと前に向いたと思ったら、
シュパッと飛び立って行った。
向かった先は、朝顔の咲く一画。
飛び回り出したら、
もう私の手には負えない。
ピンボケ写真の量産。
どうにか、こうにか、
見られる程度にピント合ったかな?
と思いきや・・・
朝顔に頭突っ込んでる写真ばっかり・・・(笑)
駄目だ、こりゃ・・・
どうせまともな写真撮れないって、
分かっているのに、
下手な鉄砲方式で、撮りまくる。
いつか、まぐれか、偶然か、奇跡かで、
ちゃんと見られる写真が撮れるその日まで・・・
オバサンと、
ホシホウジャクとの闘いは続くのであった。
去年は、何回か逢えたタテハモドキ。
今年は、春も、夏も、逢えなくて、
もう駄目かな~と思っていたら、
今日やっと出逢うことが出来た!
なんとなく、去年逢ったタテハモドキより、
小さいような気がしたけれど・・・
ま、大きさなんか、どうでもいいや。
逢えたんだから!
昨夜11時半頃、下弦の月が昇って来た。
厳密には、明朝5時5分が下弦。
でも、翌日のお昼過ぎには、
早々と沈んでしまうのだから・・・
雲がかかって来て、
焦げたオムレツみたいになってしまった。
あ~あ・・・
上弦、下弦って、
例の人気アニメのおかげで、
子供達でも知っている。
でも、それが何なのか?
何故、そう言われるのか?
それをちゃんと説明出来るパパ、ママって、
どのくらいいるんだろう?
と、ふと思った。
ま~、今の世の中は、
ぐーぐる先生が何でも教えてくれるか・・・
あ、そう言う私も、
昔、ぐーぐる先生に聞いたんだった・・・(笑)
今朝は、居候デカ猫早番につき、
5時半起き。
でも、
日の出の時間もずいぶん遅くなってて、
デカ猫を送り出してからで、
ゆっくりと朝陽を拝むことが出来る。
日の出までは、
まだまだ時間がかかりそう。
姿は見えないけれど、
ジョウビタキの声が聞こえた。
ほんのりと、金木犀の香りが、
鼻をくすぐる。
朝陽そのものより、日の出前の雲、空、
それらの移ろいをぼんやり眺めるのが好き。
だから・・・
朝陽がチラッと顔を見せたら、
はい、おしまい、今朝はここまで!
のはずだったけれど・・・
天気予報のお姉さんが、
「お月さまが見えてますね~」
って、言うじゃな~い!?
え、下弦の月が見える!?
カメラを手にベランダへ。
あ、セーフ!
ほぼ真上だったけれど、
どうにか見ることが出来た。
猫たちは、朝陽の当たる場所でまったり。
4匹一緒は珍しいと、カメラを向けたら、
末っ子白黒が、動き出しちゃったけど・・・
女王陛下、
夏前に、マルガリ~タにしてたのが、
もうすっかり冬仕様。
ふっかふかの、ぬっくぬく・・・
仕事場に着いて、
すぐそばの金木犀の樹を見に行った。
悲しいほど、お手入れがされていない。
それでも、しっかりと蕾をつけていた。
もうすぐ咲きほころぶね。
今年は1ヶ月も遅れたけれど、
季節は確実に進んでいる。
所長が、切手を買って来てた。
「今はこんなシールのがあるっちゃね~」
は~~~ぁ?
何を今頃言ってる・・・と、思いつつ、
その切手シートを手に取ったら・・・
わ~い!
高知、宿毛湾のダルマ夕陽!
あ~『夕陽見たい虫』が、ムズムズする~!
仕事場でのお昼休みに、
ちょこちょこ撮り溜めて、
いや、撮り溜まっていた写真。
逐一掲載して来たつもりだけれど、
まだまだPCの片隅に残っていた。
賞味期限が過ぎぬ前に在庫処分!
私の記憶違いで、
すでに掲載済みもあるかも知れない。
そこは何卒ご容赦を・・・
ともかく、日付順で・・・
10月7日 クロマダラソテツシジミ
10月7日 ナガサキアゲハ
翅がボロボロで痛々しい。
そのせいで、
まるで尾状突起があるかのように見える。
10月7日 チャバネセセリ
チャバネセセリとイチモンジセセリ、
よく間違えられているね~。
10月7日 ヤマトシジミ
10月11日 クロマダラソテツシジミ
とても鮮やかな青い翅の男の子だった。
10月18日 チャバネセセリ
10月18日 クロセセリ
10月18日 ヤマトシジミ
10月22日 キタキチョウ
10月22日 クロマダラソテツシジミ
10月26日 ツマグロヒョウモン
10月26日 クロマダラソテツシジミ
今年はまだ、
ヤクシマルリシジミに逢えていない。
自宅界隈には多かったけれど、
ウラナミシジミも、ここにはいなかった。
同じように、ベニシジミ、ルリシジミ、
それから、ムラサキシジミ・・・
例年、いろんな種類のシジミ蝶に、
ここでは逢えていたのに、
今年は、さっぱりだ。
理由は分かっている。
彼らが繁殖していたであろう空き地が、
去年だったか、売りに出されたのだ。
それまでは、草ボウボウ伸び放題、
冬に自然と枯れ、春また緑が芽吹き、
夏には、草花が生い茂る昆虫天国。
それが、今年に入ってから、
頻繁に草刈りがされると言う事態に・・・
羽化を迎えることなく刈り取られ、
卵を産み付けても刈り取られ・・・
その点、クロマダラソテツシジミは、
ソテツに頼っているから例外。
今年、ここで1番目にしたシジミ蝶は、
クロマダラソテツシジミだ。
どこぞの民家のお庭のソテツが、
食い荒らされていることだろう。
ナガサキアゲハの幼虫・・・
つまり、本日も芋虫。
毎日毎日芋虫で申し訳ないっ!
秋の大収穫祭だと思って、ご容赦を・・・
100%芋虫(今日は青虫)なので、
お嫌いな方は、ご遠慮下さいませ。
昨日、仕事場のお隣の夏みかんの樹に、
アゲハ蝶の幼虫がいるのを発見!
お~、これは、ナガサキアゲハだね~。
5cmほどの終齢幼虫。
ナガサキアゲハは、
九州ではごく普通に見かける、
大型の黒いアゲハ蝶。
ちなみに、ご両親はコチラ 👇
お母さんには、白い斑紋。
お父さんは、ほぼ真っ黒クロスケ。
ムニムニと・・・
方向転換?
完了!
他にはいないかな?と探すと・・・
やっぱり・・・(笑)
こちらはまだ中齢幼虫。
それから、
鳥のフンに擬態している若齢幼虫。
まだ1.5cmほど。
以上、
3頭のナガサキアゲハ幼虫を確認。
さて、どうしよ~(笑)
終齢の子に、ちょっと触ってみたら・・・
ガオ~~~ッ!
めちゃくちゃ怒られた!
アゲハ蝶の幼虫が持つこの臭角、
威嚇のためなんだけれど、
その名の通り、とっても臭い。
このナガサキアゲハ幼虫の臭角は、
猫のオシッコに酢を混ぜたような臭い?(笑)
臭角、格納!
この臭角、
あまり頻繁に出し入れしていると、
ちゃんと格納出来なくなって、
死んじゃう個体が多いんだって・・・
今朝の終齢幼虫。
朝陽を浴びながらお食事中。
さて、この子たち、
ど~しよっかな~?と思っていたら、
同じ福岡市内に住む虫好きさんと、
たまたま連絡が付き、
同じ区内に住んでいることが判明。
たくさんの蝶の幼虫、
特にアゲハ蝶を育て上げて、
無事に羽化させて来ている彼女。
その彼女に、
この子たちを託すことにした。
幼虫の飼育に不慣れな私が育てるよりも、
その方が彼らにとっては幸せだろう。