おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

つれないウラギンくん

2023年08月31日 14時01分11秒 | 虫さん
川辺の樹、
葛の蔓、葉にがんじがらめにされ、
もはや何の樹か不明だけれど、
その樹の周りを、
2頭のウラギンシジミが飛び回っていた。
飛び回ると言うか、
テリトリー争いの追いかけっこ。
なかなか一ヶ所にじっとしてくれない。



止まったとしても、高い所。



周りを見張っているんだろうね。



せっかく翅を開いてくれても、
ちょっとだけよ~状態。



2頭のうち1頭は、
翅が少し傷んでいた。







ウラギンシジミは、
特別珍しい蝶ではないけれど、
高い所が好きだからか、
なかなかお目にかかれない。





もう1頭のウラギンシジミには、
翅の損傷は見られなかった。





たぶん、お母さんは同じの兄弟だろうに、
超仲が悪い。



女の子は一向に現れず、
この兄弟(たぶん)の縄張り争いが、
延々と続いていた。






今朝の空・・・


やっと雲が秋めいて来たかな?







ムシャクロツバメシジミ ~噂の外来種、ついにご近所に!~

2023年08月28日 09時56分23秒 | 虫さん
土曜日、いつもの川辺へ。
クロツバメシジミのポイントを、
ウロウロしていたら・・・


いた~!
クロツバメシジミ



ん? ちょっと待てよ。
なんか、違う感じがするんだけど・・・



クロツバメシジミより、
なんか濃くない?
濃ゆいと言うか、くどい、と言うか・・・

デジカメのモニターを見ながら、
暫し、???

あ! もしや・・・
これが噂のムシャクロツバメシジミ!?

すぐにスマホで色々とチェックして、
ムシャクロツバメシジミだと確信。




ちなみにコチラがクロツバメシジミ👇



似てはいるけれど、
ムシャクロツバメシジミより、
少しスッキリ(?)している。


ムシャクロツバメシジミは外来種。
ムシャは台湾の地名で『霧社』
園芸植物にくっついて輸入されちゃった。
2013年に、名古屋市内で初めて発見され、
2016年には、福岡市内でも発見。
以来、愛知と福岡限定で生息。
でも最近、
神奈川県内でも確認されているらしい。




福岡市内で見られると言うのは、
前々から知ってはいたけれど、
ついに来たか~!って感じ。

在来の近似種で準絶滅危惧種でもある、
クロツバメシジミとの交雑が懸念され、
名古屋市では駆除が行われたりもした。
でも、九州大学の先生によると、
両種はオスの交尾器に形態上の違いがあり、
交雑が起こる心配はないらしい。

とりあえず、良かった。
こんな可愛い蝶が駆除の対象になるのは、
外来種とは言え、ちょっと悲しい。







ザリガニの棲む水路

2023年08月27日 13時39分39秒 | その他生き物たち

川の土手道では、
やっと緑色の実が見られる野葡萄。
それがこの水路沿いでは、
早くも美しく色づいて、
ちょっぴり秋を感じさせてくれる。





ん、あれは・・・?



そこそこ大きな実。
テニスボールよりは大きく、
ソフトボールより小さい感じ。



カラスウリだったら、赤く熟すだろう。
キカラスウリだったら、黄色。
この実が熟す頃には、
涼しくなっているだろうか?





なんか落っこちていた。




ザリガニ

カラスにでもやられたのかな?



ちょっと離れた所にハサミの片方が・・・

このザリガニは、アメリカザリガニ
この水路に生息しているのか?

水路の中を眺めながら歩いた。


生きている個体には逢えなかったけれど、
ここで生息しているのは間違いないだろう。




子供の頃、祖父母の所に遊びに行って、
従弟たちと、近所の神社の池で、
ザリガニ釣りをした記憶がある。
あれはアメリカザリガニだったのだろうか?
日本の在来種のザリガニって、
今どういう状況なのだろう?
ちょっと気になって調べてみた。



子供たちにも分かりやすいように、
イラストを多用していて良かったよ。










日本唯一の在来種のニホンザリガニは、
北海道と東北北部にのみ生息って、
初めて知った。
ってことは、私たち九州人にとっては、
ザリガニアメリカザリガニだったのね。




※イラストは全て環境省HPより拝借


カラスたち、
厄介者のアメリカザリガニを、
せっせと食べてくれたら、
みんなから喜ばれるかも知れない。







川辺の小さな蝶たち ~お盆明けの散歩道~

2023年08月27日 02時01分39秒 | 虫さん

野葡萄の花?
ちっちゃな虫さんたちが、
入れ替わり立ち替わり訪れていた。





チャバネセセリ





安定の可愛らしさ。





ヤマトシジミ





黄色い花は、シナガワハギ。





強烈な日差しの中、白にしか見えず、
モンシロチョウと思いきや、
モンキチョウだった。



産卵中だったみたい。



こちらは、吸蜜中。


花があまり咲いてなくて大変だね。





ツバメシジミ





女の子かな?





ベニシジミ





この夏初のクロマダラソテツシジミ



もうすでに翅がボロボロで痛々しい。








この子は翅ボロボロ過ぎて、
誰だか判別出来ない。
黒い目をしているから、
ヤマトシジミシルビアシジミではない。
ツバメシジミかな~?







鏡よ、鏡、鏡さん・・・

2023年08月22日 14時05分46秒 | 日記・雑記
お盆休み中は、
昆虫展に出掛けたのみで、
後は引き籠り生活。
あまりの暑さに、
出掛ける気になんてならない。
日頃手が回らない家の中のことも、
色々とあったし・・・



その一つが、浴室内の鏡。


めちゃくちゃ汚い!
日頃の掃除をさぼっていたわけじゃない。
なのに、ウロコ汚れが取れない。
取れないだけじゃなく、段々ひどくなる。



いろんなクリーナーを試しても駄目。



この夏になってから、
なんか黒いカビみたいなものまで出現!

鏡表面はツルンとしていて、
ウロコ汚れ特有のザラザラ感もなく、
これは表面ではなく、
裏側の問題なのでは?と、
数年前から思ってはいたけれど、
鏡を取り外す勇気がなく、放置していた。
でも、さすがに黒カビとは・・・



思い切って、鏡を取り外して見た。
このマンションに入居して、
初めてのことだ。
・・・って、普通こんな浴室内の鏡、
割れたりしない限り、
取り外すものではないだろうと思うけど・・・



鏡の取り外しは、
マイナスドライバーを使って、
金具を押し上げるだけだった。


案の定、バッチイ・・・(笑)



でも、ここは、
カビ取り剤だけで済みそう。



シュシュッとな・・・



うん、綺麗。



さて、問題は鏡の方だ。

取り外した鏡の裏側は、こげ茶色で、
ウエッ!と言うほどの汚れはなかった。
なんか、狐につままれたような感じ。
絶対汚いはず!と思っていたから、
ちょっと拍子抜け。

でも、何気に撫でまわしていたら、
そのこげ茶色の被膜のようなものが、
ペロ~ンと剥げた!



ヒエ~~~ッ!



その被膜と鏡本体の間に、
ウロコ汚れがビッシリ!



黒カビ状のものも、そこに存在した。

こりゃ、いくら鏡表面を磨いていても、
綺麗になるはずがない。
今までの私の労力と、
お値段の高いクリーナーは、
無駄だった・・・ってことだ。



さて、どうしよう?
一応、裏側磨いてみる?
でも、なんか、
取り返しのつかないことになるかも・・・

ま、その時は、その時だ!



最初から鏡取替えるつもりでいたので、
ミリ単位でオーダー出来る所を探し、
すでに見積もりも取っていた。






くもり止め加工の有無で、4千円の差。
どっちにするべきか、ちょこっと悩む。



そして、鏡の裏磨きに取り掛かったら・・・


鏡が、ただのガラスになってしまった~!




お盆に、鏡がガラスに変身して、
もう1週間以上。
まだ鏡ないまんまだけれど、
別に不便は感じない。
普段から、
浴室の中で鏡を見る習慣はないからね。
逆に、浴室内に鏡が必要な理由は何?
セルフ毛染めとかの時に要るのかな?

先週末、友人が泊まりに来た。
彼女がシャワー浴びる時に、
ことの顛末を話したら、大爆笑。
で「浴室内に鏡必要?」と聞いたら、
彼女も「必要ないでしょ」と言う。

だよね~!
鏡があるから、鏡磨かなきゃいけない。
なければ、ないほうが楽。
このまま当分は鏡なしでいっか~。
新しい鏡の購入は、
必要に迫られてからで、と言うことに・・・