鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
車好きのジョビ子に逢いに行ったら・・・
すぐに頭上の電線で出迎えてくれた。
割と近くて、
可愛い姿見せてはくれるけれど・・・
やっぱり電線じゃ風情がない、と言うか、
絵にならない、と言うか・・・
そんな私の気持ちを察した?
ま、そ~ゆ~訳じゃないだろうけれど、
樹の枝へ移動してくれた。
せっかくなんだけれど、
今度は遠いのよね~。
気を悪くしたのか、
飛んで行ってしまった。
あ~、ごめんよ~!
その直後姿を現したのは生垣の上。
いいね~!
電線なんかより、やっぱり緑の上よね。
今度は桜の樹。
と、思ったら・・・
お次は、枇杷の樹のテッペンへ・・・
このジョビ子は実に神出鬼没!
こっち!と思ったら、
すぐに、あっち!
で、また、こっち!
おかげで、可愛い姿、
いっぱい撮らせてもらったよ。
でも、まさかの事実が判明!
なんとジョビ子、2羽いた!
ジョウビタキは、
縄張り意識が強いから、
まさかこんな近くに2羽いるなんて、
思ってもいなかった。
一応、もめてはいたようだ。
こないだみたいに、
車に乗ってくれたら分かるんだけど・・・
ここまで、
車好きのジョビ子だと思い込んで、
ず~っと撮っていたのに、
結局、どっちがどっちだか分からない。
でもたぶん、この屋根に止まった方が、
車好きのジョビ子じゃないかな~とは思う。
この、ミラーが気に入っていた車。
この車が、ここの軒下にあるのよ。
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ありゃ~!
ジョビ子のお気にの車!
ざんね~ん!
もう遊べなくなっちゃってるね~。
仕事場の界隈に、小菊の咲く一画が・・・
小っちゃな虫さんがいっぱい!
諺では「虻蜂取らず」と言われるけど、
ここでは、虻蜂撮り放題~!
働き者のセイヨウミツバチ。
おっきな花粉団子!
自分のためだけじゃないものね。
一瞬目を離した隙に・・・
ハナアブさんに入れ替わっていた。
ホソヒラタアブ
七宝細工のような美しいアブ。
こちらは、たぶんシマハナアブ。
アブと言うのは、ハエの仲間。
なので・・・
アブも、手を擦り・・・
足を擦り・・・
1番おっきいのは、キゴシハナアブ。
大きいと言っても、9~12mm。
その次は、ツマグロキンバエ、6mm前後。
右下に、めちゃくちゃ小さいのがいるけど、
小さ過ぎて誰だか不明。
キゴシハナアブ
きな粉をまぶしたような眼をしている。
ツマグロキンバエの眼もユニーク。
こっちでは、ツマグロキンバエと、
カスミカメムシに挟まれたキゴシハナアブ。
この後、キゴシハナアブに悲劇が・・・
キゴシハナアブが、
小菊のシベを占領しているのが、
ツマグロキンバエの、
気に食わなかったのか?
小兵のツマグロキンバエに、
土俵下に押し出されてしまった。
こんなの見たの、初めて!
ひときわ目を引く大きな蜂、
キンケハラナガツチバチのメス。
メスの方が大きく、3cm近い。
その代わりオスは、
メスより長い触角を持っている。
名前の由来通り、
フッサフサの金色の毛に覆われている。
オスの方は毛色が少し薄いらしい。
蜜に夢中になっているので・・・
ガッツリ寄って撮っていたら・・・
ちょっと、怒られた。
あ、こっちにもハラナガツチバチ。
金毛と、ちょっと違うな~。
ヒメハラナガツチバチかな?
金毛よりも小さい。
ヒメハラナガツチバチのオスには、
背中に黄色い紋があるけど、メスは無紋。
そして、メスの翅先は黒っぽい。
ヒメハラナガツチバチも、
キンケハラナガツチバチも、
成虫で冬を越すらしい。
道理で今は、
人間なんかに構ってられない訳だ。
今日の雨を境に、一気に寒くなるらしい。
とうとう冬の到来だ。
秋に撮り溜めていた写真が、
まだたくさん残っている。
10月の分から、残ってる。
秋の在庫一掃セールしなきゃね~。
いくらポカポカ陽気でも、
もう11月の終わり。
晩秋と言って、いいよね。
キタテハ
寒くなるまでに、
せっせと栄養蓄えておかないとね!
あ、ベニシジミちゃん!と思ったら、
ナナホシテントウもいた。
手も足も引っ込めて、じっとしていた。
ヒメアカタテハは、
お陽さまに背中を向け充電中。
ま~だ子作りに勤しんでいるカップルが・・・
フタホシヒラタアブかな?
ホシホウジャクいたけれど、
やっぱり撮れず・・・
今日もポカポカ。
久しぶりに近所の川辺へ・・・
カワセミ待ちをしていたら、
ウグイスの笹鳴きが聞こえて来た。
対岸の茂みの方からだけど、
う~ん・・・ 遠いな~。
この辺りだね。
地味~で目立たないウグイス、
カワセミを撮るよりも、
格段にハードルは高い。
カワセミは、ポジションが定まったら、
割とじっとしていてくれるけれど、
ウグイスは、ひたすら動き回る。
撮れるか・・・?
私、目の良さだけは自慢出来る。
20mほど向こうの対岸、
その藪の中で動きまわる、
15㎝前後の小鳥の姿を探した。
いた~!
デジタルズーム100倍で、
手ぶれとの闘い。
証拠写真程度のモノしか撮れないけれど、
普段滅多に姿を現さないウグイスだもん、
この機会を逃してなるものか!と・・・
2、3羽いたようだけれど、
この子が1番声が大きかったような・・・
11月もあと数日で終わると言うのに、
めちゃくちゃ暖かい。
猫も、ベランダで日向ぼっこするぐらい。
昨日の昼間、カササギの声が聞こえた。
お世辞にも、綺麗な声とは言えないけれど、
逆に、すぐカササギだと分かる声。
カメラを手に外に出て見た。
どこだ~?
電線に止まってた。
以前は、毎日のように見かけていたんだけれど、
ここ数年、その頻度が減って来ている。
生息数が減って来ているのだろうか?
北海道などでも生息が確認されてはいるけれど、
基本的には九州北部にしかいないカササギ。
佐賀県の県の鳥に指定されているし、
佐賀県のサッカーチーム「サガン鳥栖」の、
エンブレムに描かれてもいる。
カササギは、その鳴き声から、
カチ(勝ち)ガラスとも呼ばれているから、
縁起担ぎもあるのだろう。
飛んで行っちゃった。
この直後、もう1羽、
後を追うように飛んで行った。
そろそろ巣作りを始める時期。
今は、その場所探しに忙しいだろう。