おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

不思議なツバメシジミに出逢った!

2022年03月30日 23時27分34秒 | 虫さん

21日だったかな?
川辺の散歩道で青い翅のシジミ蝶に出逢った。



チラッと見た時、ヤマトシジミ
って、思ったんだけれど・・・



よく見たら、目、黒いし、尾状突起がある。
ツバメシジミかぁ~!?



でも、肉眼で見た限りでは、
ツバメシジミの特徴のひとつ、
裏翅のオレンジ色の斑紋が見えない。



写真で見ても、この大きさじゃ判らない。
ピンボケだし~(涙)

そこで、大ボケ覚悟で拡大。


あった~!
微かにだけれど、薄いオレンジ色が・・・

そんなに翅が傷んでいる様子はない。
どうして、こんなに薄いんだろう?
斑紋異常なのか?




謎のまんま、
一週間経過したこの間の日曜日・・・


ほぼ同じ場所で、また逢った!



前日の風雨のせいか、翅が傷んでいた。



絶対、こないだの子と同じだ!と信じ、
裏翅を見せてくれるまで粘った。



う~ん、もうちょっと・・・



見えた!
やっぱり、こないだのツバメシジミ
更にオレンジが薄くなってないかいっ!?

これじゃあ、誰もツバメシジミだなんて、
思ってくれないよね~。
まあ、本人(蝶)には、関係ないか・・・
いや、待てよ。
女の子の目には、どう映るんだろう?
オレンジ色が鮮やかな男子の方がモテる、
とか・・・

不思議なことに、
このツバメシジミを初めて見てから、
一週間経っていたけれど、
この子の姿しか見当たらない。
他のツバメシジミの姿は、
この川辺には、まだない。




昨日の朝、いつもの林道の入口で朝活。
ツバメシジミの姿があった。



羽化したての、ピッカピカ!
そして、目に鮮やかなオレンジ色が・・・







クサイチゴの花が咲いたよ!

2022年03月30日 10時23分41秒 | 虫さん

クサイチゴの花に1番乗りしていたのは、
やっぱりセイヨウミツバチ
働きモンだもんね~。



昨日はニホンミツバチも見かけたけれど、
写真は撮れなかった。



ここ数年、クサイチゴの花が咲くと、
ニッポンヒゲナガハナバチに逢うために、
この場所に陣取ってるわけなんだけれど、
他にもいろんな虫さんに逢えるので、
実に効率がいい。(笑)





一見ミツバチに見えるけれど、
この虫さんはアブ。



アシブトハナアブ



その名の通り、後脚の太ももが太い。



ホバリングが得意なので、
飛んでいる時には、
ミツバチとの見分けが簡単。



でも、花の上に止まっていると、
やっぱりミツバチ・・・





こちらも、丸っこいタイプの蜂、
マルハナバチたちにそっくりだけど、アブ。



オオハナアブ



独特な模様の大きな目がユニーク。



この丸っこいアブも、
けっこうホバリング上手。





ツチイナゴもいた!



「なにか文句でも?」と言いたげ・・・





ちっこいけれど、目立つカメムシも・・・



ヒメマダラナガカメムシ
初めてお逢いするカメムシだ。





そして本命の、
ニッポンヒゲナガハナバチくん!



ヒゲナガなのは、男子だけ。



あまり近づけず、
ピントが合わないのが残念。
でもまだまだ、シーズン始まったばかり。
そのうち可愛いお顔を、
じっくり撮らせてもらお~!








キバラモクメキリガ

2022年03月29日 10時02分45秒 | 虫さん

仕事場の外壁に、
それも、すご~く高い所に、
なんか・・・ いた!



蛾・・・ だよね~!



とりあえず写真撮って、お名前を調べた。

割とすぐにお名前判明。
キバラモクメキリガと言う蛾だった。

そのお顔、見てみたいと思うけれど、
手が届かないし、どうしようもない。

それにしても、
上手いこと化けてるな~と感心する。
白い壁に止まっているから、
見つかっちゃっているけれど、
樹の幹や、草むらにいたら、
きっと気付かないだろう。
枯れた樹の破片にしか見えないんだもん。




同じ場所に3日間ほど、
じ~っと止まったまんまだったけれど、
ある日の朝、いなくなっていた。
どっか飛んで行ったんだろうと思った。
でも、ふと見た足元に、茶色い物が・・・

落っこちてる~!
死んじゃってるのか~?

ちょっとツンツンしたら、動いた!
まだ、生きてる!
慌てて、拾い上げた。



人間に踏み潰されたりしない前に、
気付いて良かった~!



キバラモクメキリガは、
11~12月頃に羽化し、
成虫で越冬するらしい。
3月の終わり近くの今、
もう寿命で弱っていたんだろう。



しがみついている力もないようで、
ちょっと風が吹いただけで飛ばされてしまう。



こんな状況の時に申し訳ないけれど、
ちょっと、お顔を見せてね。





モフモフ・・・ とまでは行かないけれど、
可愛い顔してる。



そして、このオデコ!
小枝の折れた断面、そのものじゃない!
ここまで念の行った擬態をするとは・・・
なんて素晴らしい!



・・・と、いつまでも眺めていても仕方がない。
私に、延命する術はないし・・・


最期は、緑の上で、ゆっくりお休み・・・







ヤマトシジミ、越冬してたの!?

2022年03月28日 11時21分53秒 | 虫さん

先週金曜日、
この春初のヤマトシジミと出逢った。
このボケボケ写真1枚で、
飛んで行ってしまったけれど、
これから嫌って言うほど逢えるんだから、
ま、いいや~。
とりあえずの証拠写真ということで・・・




そして、昨日のご近所散歩、
川辺で出逢ったちっちゃな蝶。


もっと綺麗なブルーだったろうに、
可哀想なほど色褪せてしまってて、
表翅だけでは誰だか判らないほど・・・

裏翅を確認しないとね。


地面スレスレの所にいるちっこい蝶を、
横から撮る難しさ、
分かって頂けるだろうか・・・



カメラのモニターが見えないんだから、
ほぼ当てずっぽう。
ちゃんと写ってたら、ラッキー!で、
いったい、何枚撮っただろう。



今、これは、写真だから判るけれど、
肉眼で見ている時はグレーにしか見えず、
誰だか判断できなかった。
撮った写真の中で、
ピントが合ったものを選び拡大して確認。


これは・・・

ヤマトシジミ


この翅の傷み具合は、
成虫で越冬していたのか!?



参考までに、
傷みのない綺麗な翅のヤマトシジミを・・・



これは去年の4月の撮影。
羽化したての、ピッカピカ!
って、感じのヤマトシジミ


ヤマトシジミは幼虫か蛹で越冬する、
と言うのが通説だ。
でも、ネットであちこち見ていたら、
『暖地では成虫での越冬もある』
との記述を見つけた。
暖地の定義がイマイチ分からないけれど、
福岡は、やっぱり暖地に入るんだろうね。


まだ、ヤマトシジミの大好きなカタバミは、
ポツンポツンとしか咲いていない。
早く、一面黄色!になるといいね~!
頑張って、冬を乗り越えたんだもん、
一日も長く、春を謳歌して欲しいな。








ご近所桜、満開!

2022年03月27日 18時29分10秒 | 野の花・その他植物
昨日の福岡は、
トラックが横転するほどの強風が吹き荒れ、
春の嵐となったけれど、
今日は一転、穏やかな陽気。
これは当然、散歩行くしかないでしょ!
で、やっぱり、桜は外せないよね。
桜の名所と言われるような所へ、
ヒト科を見に行く気は毛頭ない。
ご近所の、いつもの散歩道で十分だ。





いつもの散歩道の下流の方。


この辺りが、1番満開状態かな。


この桜並木の向こうはちょっと大きな公園。
今日はさぞかし、
ヒト科で賑わっていることだろう。




このあいだ、
ジョウビタキのお嬢さんが飛び込んだ桜の樹。
今日は見事に咲きほころんでいた。
ジョウビタキたち、もう旅立っただろうか?





中流の遊歩道沿いの桜。
満開まで、あと一歩か、二歩か・・・


なんとなく、
ソメイヨシノではない気がするんだけれど・・・


地面には、雀たちが落っことした花が・・・




上流の方の桜も、ほぼ満開。


青空をバックにお花見が出来て、
今日のお散歩は最高。


明日から数日、居候デカ猫は遅番。
晩ご飯食べさせなくていい。
夜桜なんぞ、見に行こうかな。