オオスカシバ、
一見、蜂のようにも見えるけれど、
スズメガ科の蛾。
虫好きには人気のある蛾だし、
虫嫌いな方々でも、
そのユニークな姿や飛び方で、
ご存じの方は多いだろう。
そのオオスカシバの幼虫と、
バッタリ出逢ってしまった~!
オオスカシバの幼虫・・・
つまり、芋虫デス。
この後は、芋虫の写真オンリー(笑)
昨日は亀虫で、今日は芋虫・・・
誠に申し訳ないけれど、
お嫌いな方は、ここまで!ってことで・・・
では・・・
日曜日、散歩からの帰り道、
お隣のマンションの敷地を抜けていたら、
やけに虫にかじられた葉っぱだらけの、
背の低い樹が目に入った。
こ~ゆ~葉っぱに、
お宝が潜んでいるのよね~(笑)
と、そこにいるであろう何か?を探す私。
見っけ~!
オオスカシバの中齢幼虫!
と言うことは、この樹は、
オオスカシバ幼虫の大好きなクチナシ?
私は、樹木には詳しくない。
花でも咲いていればまだしも、
葉っぱだけでは、全く分からない。
それでも知識として、
オオスカシバ幼虫は、
クチナシの葉っぱ好きだと知ってはいたけど、
まさかお隣のマンションにあったなんて、
知らなかった~。
オオスカシバの幼虫の食欲は、
物凄いらしい。
小さなクチナシの樹なんか、
丸坊主になってしまうとか・・・
あっ!
近くに、生まれたての幼虫がいた!
2cmあるかないかの大きさ。
私が見つけた中齢幼虫は、
5cm弱だったけれど、
終齢になると、6cm超にもなる。
当然のことながら、
『拉致』と言う言葉が頭をよぎった。
羽化直後の姿を見てみたい!と・・・
オオスカシバは、
その名の通り透明な翅をしている。
だけど、羽化後、
飛び回れるようになるまでの少しの間だけ、
翅は鱗粉で覆われているのだ。
それを、この目で見てみたい!
でもね~、問題はその旺盛な食欲。
蛹になるまでの間、
クチナシの葉っぱを与え続けられるか?
お隣のマンションとは兄弟関係。
なので敷地の境界に柵などもなく、
出入りは自由に出来る。
だからと言って、
そこに生えてるクチナシの枝を、
勝手に手折って来る訳には行かないし・・・
他に、クチナシの当てはないし・・・
君たちの旺盛な食欲を、
十分に満たしてあげるだけのクチナシ、
私には用意出来そうにないな~。
なので、今の時点での拉致は、
思い止まることにした。
鳥や蜂や、その他諸々からの攻撃で、
蛹になれないまんま、
命を落とすかもしれない。
でも、もし・・・
蛹になる直前の君たちに逢えたら、
その時は、ウチに連れて帰ろ~と思う。