安藤先生の月刊ブログ 「きらめき」

何気ない毎日に"きらめき"を感じていますか?

神様のハードル

2012年07月03日 | 月刊ブログ
 長い梅雨が明けると、待ちに待った夏休み。大人になった私には、ただただ子供たちがうらやましいだけですが、その言葉の響きには、やはりウキウキとしてしまいます。

 今、話題になっている本に「大人のラジオ体操」があります。ダイエットブームに乗って売れ行きをぐんぐん伸ばしています。
 小学生のときには、夏休みになると朝早くから近くの公園に集まってラジオ体操をやっていました。そこには必ず近所のおじいちゃんやおばあちゃん、幼い子供をつれたお父さんも小学生に混じって参加していました。
 ラジオ体操は、1928年(昭和3年)、東京中央郵便局から、はじめての放送が行われました。テレビの放送が始まったのが昭和31年のことだそうです。
 それから早56年の間、今も夏になると子供たちが早起きをして、体操に出かけているのです。
 そんな、滲み深いラジオ体操を、新たに昨今注目されている「ダイエット」に結び付けてヒットさせました。
 著者は、整形外科医、医学博士、スポーツドクターの中村格子氏。
 監修の秋山エリカ氏は、福岡中村学園高校時代に器械体操から新体操に転向。1984年ロサンゼルス五輪、1988年ソウル五輪と2大会連続でオリンピック日本代表に選出され、新体操をスポーツ界にメジャーデビューさせた人です。こういう競技があったのかと、新鮮なまなざしでテレビを見ていたのを思い出します。
 
 そういえば、今月、待ちに待ったロンドンオリンピックが開催されます。ほとんどの種目で、その日本代表が発表され、選手たちはオリンピック目指して最終調整に入っているところでしょう。
 彼らの、オリンピック出場権を獲得するまでの軌跡が、テレビなどで取り上げられて、オリンピックに向けた情熱、出場権獲得への根性や努力を知ると、本当に感動させられます。そして、日本代表権を獲得するまでには、いくつものハードルを超えてきたのだろうと思います。
 くじけそうになる気持ちのハードル。0.01秒のハードル。ライバルというハードル。
「神様は、その人に超えられないハードルはお与えにならない。」とよく言います。
強い意志を持った人には、それなりの高いハードルかもしれません。
 
 スポーツ選手だけではなく、私たちの周りでも、いくつものハードルを超えていかなければならないこともありますね。
 心が折れそうになることなど、四六時中あります。ただそれをどのように捕らえるかで、ハードルを飛び超えられるか否かに分かれるのかもしれません。これくらいがんばれるよ!といつも言いたいです。
 特に人間関係のハードルは、思いのほか高いハードルになります。自分ががんばればどうにかなるものではなく、絶えず相手がいることです。もしかしたら一番の高さかもしれません。
 神様は、私にこの高いハードルを超えることができると、目の前に与えられているのでしょうか?このハードルを超えると、私は前よりも強くたくましくそして険しくなるのではないでしょうか?ひたすらにがんばればいいのですね。

 自分ではどうすることもできないハードルもあります。神様がお与えになった試練の中には、不可抗力のものもあるのですから。
 しかし、今、勝利をつかんでいる人たちは、みなそれぞれの高いハードルを超えたからこそ、今現在があるのです。

 何とか時間を掛けても飛び超えたいハードルを前に、公務員科の学生たちは、今日も遅くまで残って勉強をしています。
 本試験まであと2ヵ月。
 超えられないハードルはないのです!がんばって!と祈るばかりです。

 今月の花は「フクシア」。紫色の着物をきているようです。別名「釣浮草」。レディーイヤドロップス(女性のイヤリング)とも言われ、なんともかわいらしい。花言葉は「暖かい心」
 Photo by mizutani

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