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新緑が目にまぶしい季節になりました。木々の新芽が周りの濃い葉っぱの中でにょきにょきと育っています。遠くの山々も緑の濃淡がとても清清しく、「トトロ」の背景画を描く山本二三さんの絵画を見ているようです。
先日、山梨・静岡県の富士山が、ユネスコの世界遺産に登録される見通しだと報道されました。富士山は、日本の象徴として、浮世絵や絵画の中に描かれたり、和歌の題材になったり芸術のテーマとして取り上げられてきました。
そのほんのり雪を被った様子は、なんとも言えず美しく、神々しい姿に感動すら覚えます。自然とともに生きてきた日本人が、自然のなせるその美しい様相に、神社を建立し祈りをささげてきました。名山の景観は日本人の誇りとなっているのですね。世界遺産となることで、さらに富士山の神々しさも増してくるのでしょうか。
さて、4月入学から一月が経ち、長崎、佐世保両校の学生たちも、学校に慣れて毎日充実した学校生活を送っています。
長崎校の1年生は、6月からの実習に備え、パソコンやビジネスマナーなどの検定取得を目指すと同時に、自分のものとして実践できるよう学んでいます。みんなとても明るく積極的です。
佐世保校では、すぐに始まる公務員試験に向けて、毎日真剣に勉強に取り組んでいます。
今日は、佐世保校の歓迎遠足でした。九十九島動植物園まで約2時間掛けて歩いていきました。動物園なんて小学校以来だと、ひどく懐かしんでいる人もいて、その意外性を楽しんでいました。
勉強ばかりの毎日のなかに、ひょっこりと楽しい1日が舞い込んできて、「本当に今日は楽しかった」と、学校に帰ってからもずっと言っていた学生もいました。
こんなに、自分の感情をオープンに話しているのを聞いていると、聞くほうも、興味を持って聞いてしまいます。「象のところでずっといて見ていた」とか「ライオンは媚びていないから好きだ」など、思っていることを構えなく何でも話すので、聞くほうはとても面白いし、話しているほうも、聞いてもらえるのが嬉しいようです。
彼の様子を見ていると、反対に、自分のことをほとんど話さない人もいることに気づきます。聞かれても、余分なことは話さず質問だけに答えます。
自分のことを話さない人は「自分に興味のある人はいない」「自分の話はつまらない」などと勝手に思い込んでいることが多いようです。しかし、誰でも他人に対して興味があります。一方が自分のことを話しているのに、相手が自分のことを話さないのは、あんまりいい気持ちではありませんし、失礼になります。
お互いに心をオープンにしてこそ親近感が生まれます。コミュニケーションが楽しくなります。身近なことや、何でもないこと、そして、自分のことも、思い切って話してみたらいいですね。
私は、よく短期の講座を引き受けることがありますが、初対面の受講者の方との距離を縮める方法として、まず自分のことを話すようにしています。自分をオープンにすることで、相手の方は、私との垣根を取ってくれのではないかと思うからです。少しだけプライベートなことや、失敗したことなどをお話しすると、より身近な存在として私を受け入れてくれるのではないかと思います。
相手の方に、心を開いてもらいたいときには、まず、自分の心を開くことから始めればいいですね。
動物園がこれほど楽しいとは思わなかったと、みんなに話をしている学生を見て、普段の様子からは想像できない面白さを感じて、こちらもなんだか嬉しくなりました。
新緑の緑と雲ひとつない五月晴れの今日は、心も体もリフレッシュして、また、明日からのそれぞれの生活にエネルギーを蓄えられたことと思います。
往復、汗をにじませて歩いた学生たちに、ときどきそよぐひんやりとした風も、きっと気持ちのよいそよ風だったことでしょう。
明日からの、連休で疲れを取り、さあ、これから9月の本試験まで、ダッシュの日々が
続いていくことになります。がんばってほしいです。
今月の写真は、さくらんぼ。初夏の風物詩ですね。
Photo by mizutani
先日、山梨・静岡県の富士山が、ユネスコの世界遺産に登録される見通しだと報道されました。富士山は、日本の象徴として、浮世絵や絵画の中に描かれたり、和歌の題材になったり芸術のテーマとして取り上げられてきました。
そのほんのり雪を被った様子は、なんとも言えず美しく、神々しい姿に感動すら覚えます。自然とともに生きてきた日本人が、自然のなせるその美しい様相に、神社を建立し祈りをささげてきました。名山の景観は日本人の誇りとなっているのですね。世界遺産となることで、さらに富士山の神々しさも増してくるのでしょうか。
さて、4月入学から一月が経ち、長崎、佐世保両校の学生たちも、学校に慣れて毎日充実した学校生活を送っています。
長崎校の1年生は、6月からの実習に備え、パソコンやビジネスマナーなどの検定取得を目指すと同時に、自分のものとして実践できるよう学んでいます。みんなとても明るく積極的です。
佐世保校では、すぐに始まる公務員試験に向けて、毎日真剣に勉強に取り組んでいます。
今日は、佐世保校の歓迎遠足でした。九十九島動植物園まで約2時間掛けて歩いていきました。動物園なんて小学校以来だと、ひどく懐かしんでいる人もいて、その意外性を楽しんでいました。
勉強ばかりの毎日のなかに、ひょっこりと楽しい1日が舞い込んできて、「本当に今日は楽しかった」と、学校に帰ってからもずっと言っていた学生もいました。
こんなに、自分の感情をオープンに話しているのを聞いていると、聞くほうも、興味を持って聞いてしまいます。「象のところでずっといて見ていた」とか「ライオンは媚びていないから好きだ」など、思っていることを構えなく何でも話すので、聞くほうはとても面白いし、話しているほうも、聞いてもらえるのが嬉しいようです。
彼の様子を見ていると、反対に、自分のことをほとんど話さない人もいることに気づきます。聞かれても、余分なことは話さず質問だけに答えます。
自分のことを話さない人は「自分に興味のある人はいない」「自分の話はつまらない」などと勝手に思い込んでいることが多いようです。しかし、誰でも他人に対して興味があります。一方が自分のことを話しているのに、相手が自分のことを話さないのは、あんまりいい気持ちではありませんし、失礼になります。
お互いに心をオープンにしてこそ親近感が生まれます。コミュニケーションが楽しくなります。身近なことや、何でもないこと、そして、自分のことも、思い切って話してみたらいいですね。
私は、よく短期の講座を引き受けることがありますが、初対面の受講者の方との距離を縮める方法として、まず自分のことを話すようにしています。自分をオープンにすることで、相手の方は、私との垣根を取ってくれのではないかと思うからです。少しだけプライベートなことや、失敗したことなどをお話しすると、より身近な存在として私を受け入れてくれるのではないかと思います。
相手の方に、心を開いてもらいたいときには、まず、自分の心を開くことから始めればいいですね。
動物園がこれほど楽しいとは思わなかったと、みんなに話をしている学生を見て、普段の様子からは想像できない面白さを感じて、こちらもなんだか嬉しくなりました。
新緑の緑と雲ひとつない五月晴れの今日は、心も体もリフレッシュして、また、明日からのそれぞれの生活にエネルギーを蓄えられたことと思います。
往復、汗をにじませて歩いた学生たちに、ときどきそよぐひんやりとした風も、きっと気持ちのよいそよ風だったことでしょう。
明日からの、連休で疲れを取り、さあ、これから9月の本試験まで、ダッシュの日々が
続いていくことになります。がんばってほしいです。
今月の写真は、さくらんぼ。初夏の風物詩ですね。
Photo by mizutani