☆夢の実現にチャレンジしましょう

　風薫る五月。さわやかなそよ風が、心地よくそよいでいます。窓の外のやわらかい新芽が、日に日に形を変え青々とした若葉に育っていきます。
私は、この季節が一番好きです。みなさんの好きな季節はいつですか？
　映画『スターウォーズ』は、当時の技術では撮影が不可能と言われた、空想の世界を見事に出現させ、アメリカ映画史の神話とも称されています。
　若き監督のジョージ・ルーカスは、これから取り組む映画のビジョンを、ダグラス・トランブルに打ち明けました。トランブルは『２００１年宇宙の旅』を撮影し、すでに特殊効果撮影のエキスパートとして君臨していたのですが、「そんなことは技術的に不可能だ」と、あっさりルーカスを追い払ったのでした。
　しかし、ルーカスは、前例はないが必ず成功させることを誓い、自分の心に見えている映像を実現させるために、特殊効果の会社を設立。試行錯誤を繰り返し、二年の歳月をかけて完成させたのが、『スターウォーズ』だったのです。
　「大切なのは、不可能なことと前例のないことの違いを理解すること。どんなことも可能であり、たいていのことは前例がないだけだ」とルーカスは言います。
　自らの夢を実現させた人たちは、前例にとらわれず、果敢にチャレンジし続けた人たちです。私たちもチャレンジ精神で、新たな道を切り開いていきましょう。
（『職場の教養』５月号から）
今、また話題の『スターウォーズ』、そのわくわくどきどきするストーリーと映像は全世界の人々をとりこにしてしまいました。この映画の誕生までのルーカスの強い信念があったからこそ、この歴史に残る作品ができたのでしょう。そして私たちを楽しませてくれているのでしょう。
私たちも密かに思っている夢、踏み出せないでいる夢、の実現のために果敢にチャレンジしたいですね！