スタートライン

八ケ岳南麓で田舎暮らししています。

頑張った雪割草

2022-03-20 | 野山

 

 

今まで雪割草を植えていた山から、

花野実山にすべての雪割草を移し替えたのは昨年の9月。

 

アナグマがいるらしいとの情報があるものの、

それらしい穴は見当たらなかったので、ここに植えることにした。

 

まぁ、動物は何かしら出没すのは覚悟しないとこの辺りでは暮らせない。

熊はいない。猿もハクビシンもいない。大丈夫!大丈夫!

 

夏は木影で秋に落葉し、春に日が当たる。

今までの所より、地面が乾いているのが気になったが、

たいした問題ではなさそうという事でここに決定!

 

そんなことよりも、地主さんの気持ちが有難くて、

ここ以外は考えられなかった。

 

何よりも、私が死ぬまでタダ(無料)で貸してくださるのだ。

奥様も、息子さんも快諾だった!

 

その時は、こんな夢みたいな話あるんだなぁ~と不思議に思った。

 

 

さてさて、移植の準備はかなり大変だった。

 

オッサンが嫌がらずに?手伝ってくれるのでありがたい。

 

 

大きな木が横たわっていたり、枝が落ちて散乱していたり。

取りあえず、歩く道と植える場所を分ける。

 

自生している物をなるべく抜かない、動かさない。

 

枯葉というか腐葉土が多すぎて土が見えないので、

雪割草を植える場所をオッサンが深く耕してくれた。

 

お尻から下がっているのは 携帯の虫除け

 

 

その後を私がさらに土を崩し、

縦横無尽に蔓延っている草の根や、

土中に入り込んでいる蔓を取り、

松ぼっくりや枝を取り除いた。

 

大袈裟だけどちょっとした開墾もどき。

 

 

 

ピントぶれぶれは、ご愛敬です

 

 

落ち葉の量が半端なく、畑の様にはならないが、ヨシとにした。

 

土をかき混ぜ、軽く押さえ、雨が降るのを待って、

 

いよいよ移植を決行。

 

株の抜き取り作業は思っていたより楽に早く進んだ。

 

雪割草の引っ越しは、

私が掘り返して土を落とし、

オッサンが車に運んで、家に持ち帰り、

苗を洗って一晩消毒して、今の山に移植。

 

 

一度では出来なかったので数日に分け植えた。

 

 

 

 

蚊に刺されながら、活着するまで山に水を運び続けた。

 

年が明け、

 

今年2月、雪が降り、数日後に山に入ってみた。

 

 

鹿の足跡が奥まで続いていた。

 

 

 

 

私の、くたびれた長靴は底が滑って登れず、

雪割草の所まで辿り着けなかった。

 

それが、今、こんなになりました。

 

 

 

 

 

もうだめかと思う程、情けない状態だったのは、雪の後全く雨が降らず。。

私も体調が良くなくて、水やりできなかったからだとおもう。。

 

話が前後してすみません。

 

積み重なった厚い落ち葉に埋もれていた雪割草は、

カラカラに乾いて、大半が枯れていました。

 

 

去年とは比べ物にならないくらい情けない姿ですが、

これでも、精一杯頑張ったんだと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

来春は、リベンジします。

 

ハウスの中には、定植を待つ実生苗が元気に育っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする