霧の海通信・ふるさとの風景

三次市高谷山からの霧の海通信。見逃した人にも美しい景色を。変わる街の様子や四季折々の自然を発信したいと思います。

霧なく、雲なく朝から太陽

2009年08月14日 | 霧の海ライブカメラ
お早うございます。     広島ブログ

高谷山の気温は22度、我が家の湿度も66度。
明け方は寒く感じる、爽やかな朝です。
太陽が朝から地上を照らすのは1週間ぶり
朝から太陽と言う表現は、三次以外の地方に住む人からすれば
なんのことかいな?と思われるでしょう。
でも、三次では数えるほどしかないのです。

今朝は、日の出前の景色も周りが明るくなっているのに
まだ街の明かりが鮮明に見えたのです。空気が澄んでいる証拠。


昨夜は近くの覚善寺で22回目の盆踊り。
仏教行事としての盆踊りで、「浄土真宗では迎え盆とか送り盆とかは
ありません。阿弥陀如来はいつでも、どこでも、私たちを迎えてくださる。」
との教えでした。
 

 何回聞いてもすぐ忘れてしまうのですが、お盆のおこりは
「お釈迦様の神通力第一の弟子、目蓮尊者のお母さんは餓鬼道におちていました。目連尊者はお釈迦様のお言葉どおり、たくさんの僧侶が集まり勉強をされる日に、たくさんの食べ物を施したところ、たちまちに母は救われました。母の救われた喜びに、踊り喜んだ姿が今日の盆踊りにつながっている」とのことです。

 ただ、風習として、迎えとか送りとか、安芸門徒の盆灯篭とかがあるのです。
真実の教えより、「こうするものだ」と言えば、そちらへ凡夫はなびくのが
また、悲しいところでしょう。

司馬遼太郎の芸備の道にも、安芸門徒がとても寛容な人々であったのでは、と書かれています。純粋でもあったのですが、神棚を廃除せず、そのまま認めたという由来に触れています。

お盆は離れ離れに暮らしている家族を一同に集めてくれます。
懐かしい同級生や幼馴染にも合わせてくれることがあります。

それぞれの思いで、よいお盆を迎えましょう。

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