お早うございます。
高谷山の気温は22度、我が家の湿度も66度。
明け方は寒く感じる、爽やかな朝です。
太陽が朝から地上を照らすのは1週間ぶり
朝から太陽と言う表現は、三次以外の地方に住む人からすれば
なんのことかいな?と思われるでしょう。
でも、三次では数えるほどしかないのです。
今朝は、日の出前の景色も周りが明るくなっているのに
まだ街の明かりが鮮明に見えたのです。空気が澄んでいる証拠。
昨夜は近くの覚善寺で22回目の盆踊り。
仏教行事としての盆踊りで、「浄土真宗では迎え盆とか送り盆とかは
ありません。阿弥陀如来はいつでも、どこでも、私たちを迎えてくださる。」
との教えでした。
何回聞いてもすぐ忘れてしまうのですが、お盆のおこりは
「お釈迦様の神通力第一の弟子、目蓮尊者のお母さんは餓鬼道におちていました。目連尊者はお釈迦様のお言葉どおり、たくさんの僧侶が集まり勉強をされる日に、たくさんの食べ物を施したところ、たちまちに母は救われました。母の救われた喜びに、踊り喜んだ姿が今日の盆踊りにつながっている」とのことです。
ただ、風習として、迎えとか送りとか、安芸門徒の盆灯篭とかがあるのです。
真実の教えより、「こうするものだ」と言えば、そちらへ凡夫はなびくのが
また、悲しいところでしょう。
司馬遼太郎の芸備の道にも、安芸門徒がとても寛容な人々であったのでは、と書かれています。純粋でもあったのですが、神棚を廃除せず、そのまま認めたという由来に触れています。
お盆は離れ離れに暮らしている家族を一同に集めてくれます。
懐かしい同級生や幼馴染にも合わせてくれることがあります。
それぞれの思いで、よいお盆を迎えましょう。
高谷山の気温は22度、我が家の湿度も66度。
明け方は寒く感じる、爽やかな朝です。
太陽が朝から地上を照らすのは1週間ぶり
朝から太陽と言う表現は、三次以外の地方に住む人からすれば
なんのことかいな?と思われるでしょう。
でも、三次では数えるほどしかないのです。
今朝は、日の出前の景色も周りが明るくなっているのに
まだ街の明かりが鮮明に見えたのです。空気が澄んでいる証拠。
昨夜は近くの覚善寺で22回目の盆踊り。
仏教行事としての盆踊りで、「浄土真宗では迎え盆とか送り盆とかは
ありません。阿弥陀如来はいつでも、どこでも、私たちを迎えてくださる。」
との教えでした。
何回聞いてもすぐ忘れてしまうのですが、お盆のおこりは
「お釈迦様の神通力第一の弟子、目蓮尊者のお母さんは餓鬼道におちていました。目連尊者はお釈迦様のお言葉どおり、たくさんの僧侶が集まり勉強をされる日に、たくさんの食べ物を施したところ、たちまちに母は救われました。母の救われた喜びに、踊り喜んだ姿が今日の盆踊りにつながっている」とのことです。
ただ、風習として、迎えとか送りとか、安芸門徒の盆灯篭とかがあるのです。
真実の教えより、「こうするものだ」と言えば、そちらへ凡夫はなびくのが
また、悲しいところでしょう。
司馬遼太郎の芸備の道にも、安芸門徒がとても寛容な人々であったのでは、と書かれています。純粋でもあったのですが、神棚を廃除せず、そのまま認めたという由来に触れています。
お盆は離れ離れに暮らしている家族を一同に集めてくれます。
懐かしい同級生や幼馴染にも合わせてくれることがあります。
それぞれの思いで、よいお盆を迎えましょう。
お早うございます。
湿度75%、気温28度、今日は朝から蒸し暑い。
雨雲と霧が立ち込める、余り爽やかでない朝。
霧が上昇を初め、街がかすかに見え始めるよう。
天気予報は雨70%。今夜の盆踊りは大丈夫かな。
大切に育てたベルテッセン、やっと咲きました。
街道を行くその2
司馬遼太郎は堀江文人先生のことを
”三次の史家堀江文人氏の文章を読むと、学問の基礎の堅牢さがうかがわれて、よほどの人のように思われる。その著「三次小史」はすでに古典的なもので手に入りにくいが「三次地方史論集」と言う本は最近の著作だから、我々でも手に入る。その中に「ふるさと今昔ー霧の町・三次」という随想文があり、三次史や三次の文学作品にあらわれた霧について書いておられる。”と高く評価。
その地方史論集のなかに
”尼子・毛利の長い戦いの結果、尼子の大将義久とその夫人がとらえられ、毛利方の本拠である安芸の吉田に送られることになった途中、駕籠が三次を通ったとき、
奥方は、駕籠の簾(スダレ)をかき上げて、「ここは何処の国か」と尋ねた。江の川の霧が、あたりを暗く閉ざしていた。そばの者が、「ここは、以前に尼子方の領地であった、備後の国、三次の里」と答えた。奥方は、筆を染めて、一首の歌をものした。
ゆく末は江の川霧せき止めて何みよし野の道や開けん
尼子義久はべつの駕籠にのっていて、この歌を示された。かれもすぐさま、
みよし川霧せきこむる瀬々に来て世を渡らんと名をば流しつ
と 詠んだ。 とある。
三次の霧がいかに当時の人々と関わったか、興味深い。
続きは明日に。
今日もクリック応援よろしく。
湿度75%、気温28度、今日は朝から蒸し暑い。
雨雲と霧が立ち込める、余り爽やかでない朝。
霧が上昇を初め、街がかすかに見え始めるよう。
天気予報は雨70%。今夜の盆踊りは大丈夫かな。
大切に育てたベルテッセン、やっと咲きました。
街道を行くその2
司馬遼太郎は堀江文人先生のことを
”三次の史家堀江文人氏の文章を読むと、学問の基礎の堅牢さがうかがわれて、よほどの人のように思われる。その著「三次小史」はすでに古典的なもので手に入りにくいが「三次地方史論集」と言う本は最近の著作だから、我々でも手に入る。その中に「ふるさと今昔ー霧の町・三次」という随想文があり、三次史や三次の文学作品にあらわれた霧について書いておられる。”と高く評価。
その地方史論集のなかに
”尼子・毛利の長い戦いの結果、尼子の大将義久とその夫人がとらえられ、毛利方の本拠である安芸の吉田に送られることになった途中、駕籠が三次を通ったとき、
奥方は、駕籠の簾(スダレ)をかき上げて、「ここは何処の国か」と尋ねた。江の川の霧が、あたりを暗く閉ざしていた。そばの者が、「ここは、以前に尼子方の領地であった、備後の国、三次の里」と答えた。奥方は、筆を染めて、一首の歌をものした。
ゆく末は江の川霧せき止めて何みよし野の道や開けん
尼子義久はべつの駕籠にのっていて、この歌を示された。かれもすぐさま、
みよし川霧せきこむる瀬々に来て世を渡らんと名をば流しつ
と 詠んだ。 とある。
三次の霧がいかに当時の人々と関わったか、興味深い。
続きは明日に。
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お早うございます。
今日の天気は曇りらしい。
日の出の頃には、朝焼けと高い霧で、ほんのかすかに霧の海
その後はすぐに何も見えなくなりました。
ところで、何時もコメントをいただく三高>さん に紹介していただいていた街道を行く「芸備の道」、さっそくAMAZONNで購入。
引き込まれるように読みました。
何で今まで気がつかなかったのだろう、こんなに素晴しい短編があったのに。
毎日お送りしている霧の海についても、興味深い文章があります。
これから少しずつ紹介していくことにします。
安芸門徒のことや浅野家のこと、地方紙研究家河野翁や三次高校で教鞭をとって後の地方史研究に一生を捧げられた堀江文人先生のことも書かれている。
三次出身の方には、これは是非、一読お勧めしたい。
霧の海と司馬遼太郎、とても身近に感じ、そして素晴しい宝物のような気がする。
その一節に
”三次のひとびとは、きょうは霧が出そうだというときに、夜中から山にのぼりはじめて山頂で夜明けを待ち、霧の海の奇観をたのしむのだという。京都では、いまはやらないかもしれないが、雨見という新緑のたのしみ方があったという。その季節、空が十分にあかるいのに細雨がきらきらと降ったりすると、清水などに出かける。京都の人はずいぶん風流なものだと思ったことがあるが、三次の「霧見」のほうが、それ以上かもしれない。”
とのくだりがある。
司馬遼太郎の訪れたのは新緑の春ごろだったようで、絶景の霧の海を見ていただくことが出来なかったのはきわめて残念だ。
生前に、せめてライブカメラの映像でも見ていただけたていたら、また思いも異なって更に想像豊かに文を書いていただけたのでは、と勝手に思うしだいです。
本日はここまで。
今日もポチッとクリック応援よろしく。
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日の出の頃には、朝焼けと高い霧で、ほんのかすかに霧の海
その後はすぐに何も見えなくなりました。
ところで、何時もコメントをいただく三高>さん に紹介していただいていた街道を行く「芸備の道」、さっそくAMAZONNで購入。
引き込まれるように読みました。
何で今まで気がつかなかったのだろう、こんなに素晴しい短編があったのに。
毎日お送りしている霧の海についても、興味深い文章があります。
これから少しずつ紹介していくことにします。
安芸門徒のことや浅野家のこと、地方紙研究家河野翁や三次高校で教鞭をとって後の地方史研究に一生を捧げられた堀江文人先生のことも書かれている。
三次出身の方には、これは是非、一読お勧めしたい。
霧の海と司馬遼太郎、とても身近に感じ、そして素晴しい宝物のような気がする。
その一節に
”三次のひとびとは、きょうは霧が出そうだというときに、夜中から山にのぼりはじめて山頂で夜明けを待ち、霧の海の奇観をたのしむのだという。京都では、いまはやらないかもしれないが、雨見という新緑のたのしみ方があったという。その季節、空が十分にあかるいのに細雨がきらきらと降ったりすると、清水などに出かける。京都の人はずいぶん風流なものだと思ったことがあるが、三次の「霧見」のほうが、それ以上かもしれない。”
とのくだりがある。
司馬遼太郎の訪れたのは新緑の春ごろだったようで、絶景の霧の海を見ていただくことが出来なかったのはきわめて残念だ。
生前に、せめてライブカメラの映像でも見ていただけたていたら、また思いも異なって更に想像豊かに文を書いていただけたのでは、と勝手に思うしだいです。
本日はここまで。
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お早うございます。
今朝の山の気温は24度、出ました霧の海。
平地から見ると高谷山の頂上が見える程度の霧の発生ですが
のんびりとして感じに見える霧の海。早朝練習の学生たちが
土手を走って行きました。
日の出前にはうっすらと霧が街を包み、
やがてその霧も上昇
新たに高谷山近くの川から霧が発生、ぽっかり雲のように浮かんでいます。
今日は曇りでしょうか、青空と太陽はまだ見えません。
嬉しかったので、黙っておれません。今年初めてです。
小ぶりですが地鮎沢山いただき、孫と3人でいただきました。
美味しかったです。雨続きで漁は少ないのだそうです。貴重な地鮎なのです。
ふーん、わたしゃ興味ないね!(あらっ、猫なのに)
皆さんはどうですか?
今朝の山の気温は24度、出ました霧の海。
平地から見ると高谷山の頂上が見える程度の霧の発生ですが
のんびりとして感じに見える霧の海。早朝練習の学生たちが
土手を走って行きました。
日の出前にはうっすらと霧が街を包み、
やがてその霧も上昇
新たに高谷山近くの川から霧が発生、ぽっかり雲のように浮かんでいます。
今日は曇りでしょうか、青空と太陽はまだ見えません。
嬉しかったので、黙っておれません。今年初めてです。
小ぶりですが地鮎沢山いただき、孫と3人でいただきました。
美味しかったです。雨続きで漁は少ないのだそうです。貴重な地鮎なのです。
ふーん、わたしゃ興味ないね!(あらっ、猫なのに)
皆さんはどうですか?
昨夜は凄く蒸し暑く、かなり汗をかいて寝たようです。
高校野球夏の甲子園が有名ですが、この時期にはさまざまな分野で学生のコンクールが開催されています。その中の一つ、全国大会を目指して広島県吹奏楽コンクールがひろしまで開催されました。
孫の参加する庄原格致高校吹奏楽部の演奏を聴く目的で出かけ、たっぷり他校の演奏も楽しみました。どの学校も素晴しい出来で、甲乙つけがたいものです。
ジリジリ熱い8月6日が一日ずれてやってきたような暑さで、入道雲が鮮やかで、やっと本当の夏が来たようです。
お盆が来たら三次地方は涼しくなるのが一般的なのですが。
果たして今年はどうなることやら・・・。
今朝は濃霧で、今日はこのまま曇りになるかも・・。
高校野球夏の甲子園が有名ですが、この時期にはさまざまな分野で学生のコンクールが開催されています。その中の一つ、全国大会を目指して広島県吹奏楽コンクールがひろしまで開催されました。
孫の参加する庄原格致高校吹奏楽部の演奏を聴く目的で出かけ、たっぷり他校の演奏も楽しみました。どの学校も素晴しい出来で、甲乙つけがたいものです。
ジリジリ熱い8月6日が一日ずれてやってきたような暑さで、入道雲が鮮やかで、やっと本当の夏が来たようです。
お盆が来たら三次地方は涼しくなるのが一般的なのですが。
果たして今年はどうなることやら・・・。
今朝は濃霧で、今日はこのまま曇りになるかも・・。