世界一周の記録

2006年8月から2008年9月まで2年1ヶ月の世界一周放浪の旅をしていました。その旅の記録です。

ニューヨーク

2007年10月08日 23時50分06秒 | 南北アメリカ


この旅に出るにあたって最も行きたかった町は、エジプトのダハブ、インドのバラナシ、そしてニューヨークでした。そんな憧れの町ニューヨークは、期待以上に素晴らしい町でした。NY大好きです。


ニューヨークに行くにあたって、ベネズエラのロライマ登山で知り合ったNY在住のアメリカ人親子にメールすると、「うちに泊まっていいよ」というありがたいお言葉のメールが!それは、ネットで宿を予約しようとしていたまさにその瞬間に受信したメールでした。やったね!

彼ら親子は別々に住んでいて、まずはNYの中心地に住む息子ジョナサンの家に行くことにしました。

彼は国際政治問題を勉強する大学院生で、来年の北京オリンピック時にはチベット開放を訴えるメディア向けの活動をするために北京まで行くそうです。がんばれ!

部屋には昔NGO活動でミャンマーに行っていたときのみやげ物が多数あり。しぶい。

親父さんのデイビッドの家は郊外にあるので最終日に一泊だけさせてもらうことにしました。この日はマンハッタンで待ち合わせてバーでヤンキースの試合(プレーオフ第二戦)を観戦。その前に寿司で腹ごしらえ。おごってもらっちゃった!やたっ!

日本では食べられない種類の創作巻き寿司の数々。右下の赤いのは”クレイジー・ロール”という名前です。なんのこっちゃ。すごく美味しかったけど。
試合は残念ながらヤンキースがサヨナラ負け。がっくり。


昼間は、親子はそれぞれ忙しいので一人で観光。NYには行ったことのなかった僕でも知っている有名な場所がいっぱいあります。自由の女神、ウォール・ストリート、ブロードウェイ、セントラルパーク、WTC跡(グランドゼロ)、エンパイア・ステート・ビル、ロックフェラーセンター、タイムズスクェア、マジソンスクェアガーデン、、、などなど。それらが全部マンハッタンという小さい島に集中しているので観光は楽でした。交通も便利だし。(ただし、地下鉄の料金がメキシコの10倍だけど。240円)


まずは、お約束の自由の女神像。

自由の女神の斜め後ろ。右の足裏がちらっと見えてます。実は彼女は歩いてるんですね。
自由の女神の顔の実物大。鼻に手を入れられて不機嫌そうです。



グランドゼロ。

久しぶりに涙が出るほど胸が痺れました。憎しみの連鎖の始まりの場所。(もちろん実際には2000年以上前から続く様々な対立の一つの結果に過ぎないのだけれど)
いつかその連鎖が終わる時が来るのを祈ります。と、たまにはシリアスなことを言ってみたかった。


ブルックリン・ブリッジから見るマンハッタンのウォールストリート。

ニューヨークの最大の特徴の一つが、高層ビルの多さと、その美しさだと思います。エンパイア・ステート・ビルやクライスラービルに代表されるような風格のあるアンティーク調の高層ビルにはただただ見とれてしまいました。頂点の部分が教会の尖塔のようになっているのがかっこいいんですよねー。

チャイナタウン。

あのスターバックスが中華風ビルの中に!写真はそうでもないけどびっくりするほど漢字の看板が多かったです。


焼き鳥スタンド。

物価の高いNYで安く食べるにはやっぱり屋台かなと思って頼むと、なんと3ドルもしました。おそるべし、NY。

タイムズ・スクエアの地下鉄の駅。

すごい派手な電飾。かっこいい。もう、NYでは全てがかっこよく見えます。町行く女性の美しさも、今まで訪れた町の中ではパリと並んでNo.1ではないでしょうか。やっぱり都会の女性はきちんと自分を磨いているなあ、という印象です。

エンパイア・ステート・ビル。高すぎてビルの頭が雲につっこんでいます。

上まで登って夜景を見ましたが、あいにくの曇り空(というか雲の中)なのであまりはっきりとは見えず。下の写真のサイドはまだましでしたが、逆サイドなんて真っ白でした。


週末の夜に息子ジョナサンに誘われ、その友達たちと一緒に近所で行われた野外ロックフェスティバルへ行ってきました。

広い会場に凄い数の人が集まっていました。出演バンドは、LCD SOUNDSYSTEMやARCADE FIREなど。どちらも聞いたことのない名前だったけど、後者は世界的に有名らしいです。みなさん、知ってますか?どこかで聞いたことのあるような曲がいくつかありました。それなりに新鮮な音だったし、かなり楽しめました。


今日の夜、親父さんのデイビッドの郊外の家に移動して一泊した後、明日はサンフランシスコです。そこでは前の会社の同僚Mに会えそうなので楽しみです。