猫的下僕生活

オハヨーからオヤスミまで愛猫銀パールに仕える下僕日記。腎・肝・膵、絶賛頑張り中!

12:転移

2011年10月15日 | ぴ~ちの肉きうDiary

いつでも里親募集中 


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■■■2001年11月17日~18日を振り返る■■■

2001年11月17日(土)

ここんとこ、ぴ~ちは割と、うろちょろしてて、
チャームポイントの一つであるハスキーボイスで「ひゃぁひゃぁ」と
よく喋ってる。一日のほとんどをベッドの毛布に埋もれて過ごし、
喋るより、「痛っ」って言う時の方が多かった日もあったので
それを考えると嬉しい。
 
でも、やっぱり食欲は落ちてて今日の検診でもまた200g落ちてしまった。
まだ6.3kgあるけど(^-^;A
ガン細胞が悪さして代謝が悪くなってるのかもしれないらしい。
あさっての手術に関しても体力が落ちてる時なので
手術中にもしもの事がないとも限らないとか・・・。
手術はもちろんやけど、術後の体力も心配だ。
抱えてた痛みが無くなって動きやすくなるか、
それとも不便で余計動けなくなるか。。。。

抗ガン成分がアガリスクの3倍のキノコ「ヤマブシタケ」が届いた。
検査の為に絶食してたんで、検査後に飲ませてみた。
茶色のサラサラの顆粒で、あまり匂いもなく、味も苦くもなく
ぴ~ちもごっくんしてくれた。
指導員の人は猫でも親身に相談にのってくれた。
誇大広告ってんぢゃないけど、
JAROに言うぞ・・・って位、
「効くぞ」っていう自信をもって奨められました。
あまりに自信ありありの口調なもんで
ほんとに効くかも・・・って気が湧いてきた。
レントゲンの方は、なんか丸っぽい「もや」が映ってました。
なんぢゃ、こりゃ~!!( ̄Д ̄∥)

凄く薄いけど、大きさにしたら¥500玉位の丸い薄い薄いもや。
複数の血管がそういう風に映る場合もあるらしく、
これが転移したガン細胞だ!とは言えないけど、
そうぢゃないとも言えない。
ガンならこれから大きく、ハッキリ映ってくるそうだ。

初めて告知を受けた時、助かる見込みが低いっていうか
ゼロに近いっていうガンの性質と状況を聞いた。
肺への転移も時間の問題と言われてたから、覚悟してる部分はあったけど、
それでも、ガンに効果があるっていうのを試して、
「もしかしたら」って思ってる。
諦めないで、最後まで「奇跡」を信じたい!
今まで強運で危機を乗り越えてきたぴ~ちだから、
また奇跡をうんでくれるって。

今はコタツの中でお股おっぴろげて寝てる。
カラーも痩せて首まわりが細くなったので
設定したサイズがあわなくなってきたδ(⌒~⌒ι)
ダイエット中はあんなに、痩せる事を望んでたのに、
今は体重の減少が切実な問題だ。
太らなくてもいいから、減少がストップしてほしいよ。
抱っきして骨が当たるのがなんとも哀しい。
6.3kgっていやぁ、なちより重いし、まだまだ巨猫の範囲内だけど、
それでもぴ~ちの重さぢゃないから、やっぱり辛い。
 
とにかく手術が無事に終わって、術後も良好で何より他の部分が
腫れてこないように祈ってます。

肺のもやが転移ぢゃありませんように!!
猫神様 ぴ~ちと過ごせる時間をもっともっとください
 
 
*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚
 
11月18日(日)

今日はほとんどコタツの中で過ごして時々ご飯とお水の為に
出てくるって感じ。ご飯は食べるけど、量が少ないから痩せるんだろな。
先生の勧めもあってカロリーの高い子猫の缶詰をあげてます。
明日はいよいよ手術だ。
朝一で病院へ行って、手術前の管を通す腕の毛刈りとか
簡単な準備を手伝ってから出勤します。
明るい未来が待ってる手術ではなく、痛みをとる為の手術であり、
手術が成功しても不安は消えないけど、
「ヤマブシタケ」やインターフェロン、ぴ~ちの運と
皆にゃの祈りが奇跡をうんでくれるように祈るばかり。
肉球切除の手術時より大きな不安を感じる。
足もシッポも相変わらず痛くて、
歩く時は出来るだけ床に付けないように歩き、
止まってる時もほとんど足を浮かせててすでに3本足状態かも(涙)

ところで小学生の時に、親父の出張土産でまりもを貰い水を換えて育ててた。
明るい場所では水面に浮かび、泡の粒(酸素?)を表面にいっぱい付けて
「息をしにあがってきてる!」(と思い)喜んだものだ。
 


ある日、体を洗ってあげようと流水ですすいだら
か弱いまりもは水圧で砕けて流れてしまった。
洗ってあげようと思ったのは純粋無垢な小学生ならでは考えだろう。
まりもを殺してしまったトラウマをずっと引きずってたので、
この夏にたまたま見つけたまりもを数年ぶりに育ててた。
4匹(?)揃って「まりもちゃん」と名付けた。
ちょびちょび大きくなってたけど、ぴ~ちの事があってから
水の交換を忘れ、気付くとまりもちゃんの表面は茶色に変色し、
明るい場所でも息をしに水面へあがってこなくなった。
(いまだに息をしに浮上すると思ってる奴)

また、まりもちゃんを葬ってしまった罪悪感を感じながら、
再び生き返れ~と願い、日々、水の交換と日光浴をさせた。
そしたら今日、窓辺に置いてたまりもちゃん達が酸素の粒を
ひっつけ水面に浮上していた。
まだ表面の茶色が目立つけどまりもちゃんは生き返ったのだ!!  
捨ててしまおうかと思った事もあったけど、
希望を持ってて良かったなって思った。
なんか、ぴ~ちの事にも通じる気がした。
 
そんなぴ~ちは・・・
『明日でこの足ともお別れか・・・』
っと思って・・・ないだろうけど、
じっと見つめて何想ふ・・・
 

夕方コタツを付けて、電子レンジを付けたら
電源が落ちたσ( ̄◇ ̄;)
夜になってパソに電源が入らなくてめっちゃ焦った。
大事な報告が出来なくなるぅ~!
内臓電池か電源ユニットか、この大事な時に修理かよ~っと
半泣きだったが、接触が悪かったようでやっと電源が入った時は
嬉し泣きしそうになった。

ぴ~ちは手術の為に夜から絶食。
なので、台所でなちにご飯をあげてるとガラス戸の向こうに
ぴ~ち影が・・・胸が痛むぜ(*_*)
 
ぴ~ち 頑張れ!!!


 2011年10月15日(土)に想う

藁にもすがるおもい
まさにそんな毎日だった


【13:大手術】



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コメント
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