初めましての方に【welcome】で登場人物のナビゲーションしてます
2011年7月2日(土)
久々の雨模様で過ごしやすい週末です。
毎日はっちゃけ過ぎの銀パールですが
健康面では色々心配があり、肝臓もその1つ。
毎日元気で、食欲旺盛なので
検診で分かった時は、まさか!!という感じだった。
肝臓は悪くなっても再生する力があるものの
”沈黙の臓器”と呼ばれ、症状になってあらわれる時には
かなり状態が悪くなってるのだ。
薬ですぐに数値が戻り、その後は、サプリメントと食事で
様子見の状態が続いてたのだけど
毎月の血液検査で、良くなったり、悪くなったり
なかなか数値が安定せず、先月から再び投薬開始。
今日の検診で、まさかの数値悪化。
いままで投薬後はいい数値だったので
なんで悪化したのか先生も首をかしげていた。
下がると確信していた数値だっただけに
悪化は私もショックだった
こうなるときっと銀も悪化してるだろうなぁ。
いつも一緒だから・・・
薬を飲んでて悪くなるということは、他に口に入るもの・・・
食事や、補助食に問題があるのか。
でも病院から勧められてるもの以外は与えてないし。
だとすればオモチャに、体に合わない素材が入ってるのか・・・?
猫用のオモチャは、噛む事を前提に作られてる筈。
食べ癖がある銀パールなので、オモチャで遊ぶ時はいつも下僕の監視付き。
ボンドで接着してる部分などは噛まないようにしてるし
オモチャから取れた素材は飲み込まないよう気をつけてるし。
明日は銀の番だよ。
超食いしん坊の銀には辛い、朝ごはん抜きで
いかなきゃいけないけど、頑張ろうね
肝臓の数値まで、パールとお揃いでなくていいからね
ところで、今日待合室で一緒になった初診の猫にゃんの初老の飼い主さん夫婦。
カルテ制作の為、ツッコミどころ満載の問診のやりとりが聞こえた。
要約するとこんな内容。
看護士「エサは何をあげてますか?」
飼い主「袋に入ったのとカツオの切り身」
看「名前はわかりますか?」
飼「TVで宣伝してるやつ」
看「ワクチンは打ってますか?」
飼「打ってない」
看「ノミ予防は?」
飼「してない」
看「今日はどうされました?」
飼「あまり食べなくなってきた」
看「いつからですか?」
飼「2,3ヶ月前頃」
看「他に気になることはありますか?」
飼「目ヤニと鼻水がでる」
看「いつからですか?」
飼「うちに来た頃(2009年)から」
看「他には?」
飼「口が腫れてる」
看「他には?」
飼「目の周りが白くなってる」
看「今まで怪我や病気をしたことはありますか?」
飼「無い」
---そして、問診が終わり、しばらくたって思い出したようで---
夫「そういえばよその猫に噛まれて首に穴あいたことあったなぁ」
妻「さっき、怪我したことないって言うてしまったね」
どんな質問にも「う~ん」と考え込んで答えていた。
看護士の質問から外れて回答になってたり・・・
キャリーの中で興奮して鳴き続けてる猫に
優しく声を掛け、愛情があるのは伝わってきたが
病気予防や食事の重要性を知らない事はなんとも恐ろしい。
話を聞くだけで、結構深刻な症状であることがうかがえる。
ご夫婦のもとに来た頃からすでに何らかの感染症にかかり
最悪の場合、AIDS発症による口内炎とか・・・。
一番のツッコミどころは「受診が遅い」って事だろう。
なんでこんな色々悪くなるまでほっといたんだよ~
助かる命も手遅れになってしまう。
診察代がもったいないとか、悪意は感じられず
心配しつつも、受診が今になってしまったという感じだった。
症状に気付きつつ長らく放置するなんて
飼い主失格だとは思うけど
大事に想ってるこの猫にゃんが良くなることを願う。
命にかかわるような病気だったら、猫も可哀想だけど
飼い主さんも心を傷めるだろうし。
うちの先生は親切丁寧で
質問にも面倒がらずアドバイスしてくれる。
この飼い主さん達は、パールの診察の後だったので
具合は分からないけど
先生の初心者向け講義を受けたことは間違いないと思う
私もあらためて
銀パールの飼い主としてスキルアップせねばと思った。
そして、下僕としてのスキルアップもね。