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2008年4月29日(火)
今日は少し暑いくらいの良い天気
昨夜からプチ旅行をしてる猫友さん家へ
猫さんのお世話をしに行ってきました。
家に入るとどこからか赤ちゃん猫の泣き声がした。
ん???
どこだ?
視界に入ったものは、ベッドの上でうごめく
血にまみれた赤ちゃん猫
げろげろ~~~
赤ちゃん生まれるなんて聞いてないよ
どどどどどうする、俺
足元に擦り寄ってきたママ猫が
股間のグルーミングを始めた。
うっわぁ~~~
見えてるのは赤ちゃん”2号”の手ぢゃねぇか
ママ猫ぉ~~~
ベッドの上の”1号”はまだ胎盤とヘソの緒がくっついたまま。
病院はやってない時間帯だし
飼い主に連絡がするが、通じない~~~
ヘソの緒をカットする為のハサミや糸やガーゼ類を探すが、無い~
とりあえず1号の状態を確認。
元気に泣いてるが、体が冷えてきてるぞ。
ヤバイ・・・
おろおろしながら、タオルやお湯の用意をしつつ、再度電話した。
やっと繋がった~
飼い主の指示を受け
生まれて初めてヘソの緒をカットするという大仕事をした。
ぬるぬるしてて、なんか痛そうだけど、落ち着け~自分
お湯でしめらせたタオルで赤ちゃんの体についた血をぬぐいママ猫の元へ。
ママはまだ力む様子もなく
リラックスしてゴロゴロ言いつつ眠りかけ。
ママ、寝てる場合ちゃうで
赤ちゃん産まな
出産3度目のママなので、その点では安心して見守ってた。
休みながら出産するタイプの子らしいので
様子をみていたが、相変わらず力む様子がなく
心配になってきて、また飼い主に電話した。
飼い主はたまたま更に猫育児のベテランさんと一緒に居たので
その人から、2号の出産誘導の支持を受け
お腹をマッサージして出すことになった。
見えているのは手ぢゃなく、足のようにも見える。
逆子なのか?”
首がひっかかったら危ない・・・って
そんなこと言われても~
お腹をマッサージして、2号の足が出たり引っ込んだりしながら
ママ猫に声を掛けてると血生臭いニオイとともに、
にょろりんと羊膜に包まれた2号が誕生
羊膜を破ると、ママ猫が胎盤を食べ始め、
鼻と口の羊水を拭き取る傍で
ママはヘソの緒を喰いちぎっていた。
なんで1号の時は食べなかったんだろう???
って、そんな事より、2号はなんか息してないような・・・
仮死状態の時は、体を振って羊水を出したり
体をマッサージする・・・と、
家にあったマニュアルに書いてあった事を試すが
残念ながら2号は死産だった。
ママに舐めて刺激してもらってもダメだった
ママと1号は落ち着いてて元気そうだったけど
2号も一緒におっぱいを
飲ませてあげたかったなぁ
助けてあげれなくてゴメンね。
早く生まれ変わっておいで
過去2回の出産データからして
多分2人くらいしか産まれないだろう・・・との
飼い主の予想で、帰宅も深夜になるらしいとの事で、
心配しつつママと1号の無事を祈りつつ
夜になって猫友さん家を出た。
生まれたての赤ちゃん猫のヘソの緒を切るなんて
一生経験しなさそうな事をして感激もあったけど
同時に天使になった子を撫でてると涙が溢れた。
ホントに2号の分まで、元気に育ってほしいな。
ちなみに1号も2号も毛は真っ白です。
1号、ホントにホントに元気で育ってね
あ~、精神的にめっちゃ疲れたぁ~~~( -。-) =3
ママ猫もお疲れさま。1号もお疲れさま。。。
猫友はまさかもう生まれるとは思ってなかったようだ。
「貴重な体験できてよかったやん」って猫友。
のんきに言ってくれるわ、まったく
ちょっとしばかな
先代にゃんこのきょうだいモモに運ばれるぎゃれっと
さとしが下でめっちゃ泣いてます
上の写真は、1992年6月撮影です。
月日は流れ、今も元気なのはさとしだけになってしまった。
デジカメを持ってなかった時代にピンぼけを
沢山排出しつつ手元に残った大事な写真です。