猫的下僕生活

オハヨーからオヤスミまで愛猫銀パールに仕える下僕日記。腎・肝・膵、絶賛頑張り中!

最終便:ラブレター

2012年02月04日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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初めましての方に【welcome】で登場人物のナビゲーションしてます 

 

■■■
2002年4月頃を振り返る■■■

去年の4月1日。
10歳の誕生日を「SWEETEST 10」として祝った。
今年の誕生日にぴ~ちが居ないなんて思ってもみなかった。
今年も2人一緒の筈だったのに。。。
ぴ~ちが天使になって4月3日で丸4ヵ月。
何をしてても溢れる涙はとまったけど、まだぴ~ちを想い
涙がにじむ毎日だ。

数年前の大事MANブラザーズバンド のヒット曲「それが大事」

「ここにあなたが居ないのが淋しいのじゃなくて 

ここにあなたが居ないと思う事が淋しい」

当時はイマイチ理解しにくい歌詞だったけど、今は凄くわかる。
ぴ~ちの居ない生活に少しずつ慣れてきたから
溢れる続ける涙もとまったんだろうけど、
ぴ~ちはもう居ないと思うととんでもなく寂しくなる。

ぴ~ちが居なくなって、何も出来なくなった。
呼吸するのも忘れて、思いだして息をした事もあった。
ただ哀しくて、その哀しみから逃避したくて、
ずっとずっと眠っていたかった。
でも私にはなちが居た。
トイレ掃除もご飯の用意もスキンシップも
なちは私を必要としてくれている。
なちが、私に起き上がる気力を与え続けてくれていた。
消える命
生まれてくる命
生きている命
どの命も重く、大切な宝もの。 
消えてしまった命を偲んで涙を流してても
時間はいつもと同じに流れ続ける。
生きている命はこれからも時を刻み
ドラマをつくっていく。

生きていかなくちゃ!なんだよね。
なちは今、尿に潜血が出たので通院してるけど、元気(^ー^)v

ぴ~なっちが人間齢で還暦を迎えた事を先生に報告したら
嬉しそうに喜んで下さった。
猫の老化現象の事とか話しながら、先生が話の締めくくりに
なちちゃんも、幸せにしてもらえて良かったけど、
○○さん(本名)も幸せな思いさせてもらったよね」っと、おっしゃった。
本当にその通りだったので、胸に響いて泣きそうになった。

 

近頃のなち 

ぴ~ちのご飯のつまみぐいを企む図。
ドラエもんやないんやから
手で引き寄せるのは無理やと思うで。
後で下げたら、なちが食べるんやから、我慢しなはれ。

 

振向きなち

 

呼んでへんけど、今からなちの事も書こうと思たとこだよん。 

今年になってから毎晩、同じ枕で眠ってくれます。 
暑くなったらきっと離れてしまうので
期間限定の添い寝だろうなぁ。 
朝は、寝ぼすけの私の髪をくしゃくしゃ噛んで起こしてくれてます。 
「起きろ~腹減った~」って。 
ぴ~ちがしてたお役目を今はなちがしてくれてます。 

 

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

日々、時の流れの早さを感じる。
闘病生活の始まりである9月24日の事も
最期のお別れをした12月3日の事も
ついさっきのように鮮明に記憶に残っている。
きっと一周忌も同じ事書いてるだろうな。

 
近頃、PCで保管してた写真をプリントし始めた。
写真1枚見るのにまだ涙が出て来てしょうがない。
ぴ~ちとの闘病生活は辛いながらも「大事な想い出」だけど
これから先何十年たとうと「いい想い出」になることはない。
これからも半年たった
7ヶ月たった
1年たったって数えていくのかなぁ。
まぁ別に数えてる訳ぢゃないのだけど
流れる月日を噛み締めて
心の中の何かをどうにかしようとか思ってるのかも。
何かをどうにかって全然意味不明だけど.....。
まだまだ泣いちゃってますからδ(⌒~⌒ι)とほほ...

いつ見てもかわうい奴よのぉ~Chu(^・^)uuh! 

自分で書いて、自分で読んで
何回も泣いてしまう《肉きうDiary》
ココへ立ち寄って下さった同じ境遇の方達から
時々メッセージを頂きます。
現在闘病中であったり、天国へ送ってしまったり。。。

 

ぴ~なっちをイメージして描いてくれました(涙)

それらのメッセージは励ましや共感、
さらには感謝の内容だったりする。
ぴ~ちが闘った数カ月
ぴ~ちが残してくれた色んな事が
自分以外の人や猫にゃんのお役に少しでもたってると思うと
公開して本当に良かったと思います。

「励まされたよ!」なんて書かれても実は
励ましてもらってるのは私の方なのです。
頂いたメッセージは私とぴ~なっちの宝物です。
10年を超える時間をともに過した大事なぴ~ち 
長く哀しむと成仏出来ないって言う話も聞くけど
哀しいもんはしょうがない!
ぴ~ちが恋しいんだもん!!

ぴ~ちを想い、これからも涙を流すだろうけど 
(すでに、今泣いてたりするのだった) 
なちとの時間を大切に、これからも一緒にドラマをつくろう。 
来年の誕生日も元気で迎えられるように。
なち 誕生日おめでとう(⌒-⌒) 

2人とも生まれてきてくれてありがとう

私と出会ってくれてありがとう

ぴ~ちなちに心からの感謝と愛をこめて

 

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚


 
2012年2月4日に想う

1年どころか、10年経った今年の春。
ぴ~なっちと2人の姪っ子であるさとし 
仲良く納骨予定です。

いざ手元から離すとなるとやっぱり寂しいだろうけど・・・。




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28:ぽっかり

2011年12月23日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2002年1月9日頃を振り返る■■■

ぴ~ちの旅立ちから49日目
今日は《49日》
この日までは肉体から離れた魂は自由に漂い
この日を境にいよいよ天に行き
《忌明け》となるらしい。

時間は瞬く間に過ぎて
もうそんなに時間が流れたのか・・・って感じ。
時間は流れても、寂しさはまだ癒えず
1日数回泣きそうになり、 最低1回は大泣きタイムがやってくる。

《忌明け》と言われても気持ちはその通りにはいかない。
相変わらずぴ~ちの幻影が周囲をうろつき、胸が苦しくなる。
いつまでこの泣虫記録は続くんだろう...



ぴ~ちの祭壇が狭くなってきた。
ぴ~ちが眠るベッド(骨壷)以外に
位牌や写真、貰った缶詰、ご飯にお水に
お花、このダイアリーでも紹介してる感謝状や表彰状、
ぴ~ち宛のメッセージとか色んな物を飾ってある。
どれもみんな飾っておきたいものばかり。

週末がくる度に
ぴ~ちのゲロッパやシッポの血のついたシーツを洗おう・・・
いやいや、 思い切って捨ててしまおうかと思うのだが
まだ出来ないでいる。

なちと2人の生活が始まり
以前のような日常が戻ってきた。
が、人ん家の掃除までもが趣味で
片付け魔体質だった私が
すっかりだらしない子ちゃんになってしまった。 
服も脱ぎっぱなし、汚れた食器洗いも翌日にしたり
洗濯物も干しっぱなし
大事な書類もゴミにまぎれてたり
しなきゃいけない事がどんどんたまるのに
やる気がおきない。


なちの世話はちゃんと出来てるのだが・・・。
1人になって、更に甘えん坊になったなち
きゅるんな瞳で誘惑してくる
私は、人生は大雑把だけど、生活は几帳面で
いつ誰が来ても「どぉぞ♪」が出来る綺麗好きさんだったんだけど

・・・とほほ・・・ 

ぴ~ちが原因で...と言うと
ぴ~ちが怒るだろうけど
やっぱり、ぴ~ちのせいだぞ~



9月末に足に異変が起こり
不安を抱えたまま、ガンの宣告と同時に命の宣告。
不安と恐怖の中で、ぴ~ちを見守り
そして、見送った。
頑張ってたのはぴ~ち
私は何も出来なかったけど
ぴ~ちが居なくなって看病する事もなくなり
失う不安と恐怖からは解き放たれた筈なのに。
少しは気持ちが救われる筈なのに。
糸が切れたような脱力感っていうか・・・
虚しさが心を占める。

かと言ってあの張り詰めた毎日に戻りたいかと言うと・・・
どうなんだろう。
不安・恐怖・緊張・・絶望・寂しさ・哀しさ・・・
どれも選びがたく辛い感情ばかり。
今感じてる寂しさも「恐怖」に近い感覚がする。
「心にぽっかり穴があいたみたい」ってよく言うけど
ホントにそんな感じだ。
誰と居ても、何をしてても完全にふさがることのない心の穴。
ぴ~ちがあけた穴
ぴ~ちにしか埋められない。

ぴ~ちを抱きたいなぁ.....

あのお腹に顔うずめたいなぁ.....

友から「ぴ~ちの代わりにはならないだろうけど」っと
こんなモノを貰った。
喋るミニロボット。


手足が自由に動き鼻を押すと喋るのだ。
左のクマもどきは「お帰り。ゆ~っくり休んでね」
右の猫もどきは「あなたは世界で一番素敵よ」っと言ってくれる。
う~ん、確かにぴ~ちの代わりにはならないが
特に猫はやみつきになる喋り方で意味もなく
鼻を押してしまう
ありがとうね

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

 2011年12月23日に想う

よく泣いてんなぁ~ この一言に尽きる! 


【最終便:ラブレター】



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27: 唯一無二

2011年12月17日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■
2002年1月5日頃を振り返る■■■

ぴ~ちの旅立ちから33日目
寂しい正月を迎えた。
何もする気が起きず、大掃除も、おせちもなし
年賀状代わりの御挨拶状も思いきり年が明けてから。

まだ泣いてるかって?

もちろん!

いばってどうする・・・

まだまだ連続泣虫記録更新中です。
泣いてもどうしようもないんだけど
仕事とか運転とか意識を集中するネタが切れると
ぴ~ちの事ばかり浮かんでうるうるしてくる。

今、「ハリーポッタ-」の第3巻を読んでいる。
映画でも本でも登場人物になりきってしまうので
本当に自分が魔法使いになったつもりになる。
もし、魔法が使えたら叶えたい事がいっぱいあるなぁ。 
主人公のハリーは赤ちゃんの時に悪の魔法使いに両親を殺された。
この第3巻で、お父さんを想うハリーと
魔法学校のダンブルドア校長との会話が印象的だった。

ハリー:あれが父さんだと思うなんて、僕、どうかしてた。
だって父さんは死んだってわかっているのに

校長:愛する人が死んだとき、その人は永久に
我々のそばを離れると、そう思うかね?
大変な状況にあるとき、いつにも増して鮮明に
その人たちのことを思い出しはせんかね?
君の父君は、君の中に生きておられるのじゃ、ハリー。
そして、君がほんとうに父親を必要とするときに
もっともはっきりとその姿を顕わすのじゃ

このやりとりがぴ~ちとだぶり
ベッドで泣きながら読んでた時に
開いてる本の目の前にスッと1本の毛が落ちてきた。
長くてまっすぐでブラウンのグラデーション。
ぴ~ちの毛だった。
ベッドはまだ毛だらけで
ぴ~ちの毛があっても不思議はないけど
こんな風に落ちてくるなんて。。。

これは偶然でしかないんだろうけど
12月10日もぴ~ちを想いながら
このダイアリーを書いてる時にも
なちが頭にぴ~ちの毛をくっつけて寄ってきた。
そして、今回もぴ~ちを強く想ってると
ぴ~ちの毛が落ちて来た。
本当に傍をうろついてるんぢゃないかって思う。
このぴ~ちの毛を小箱にしまっておこうとフタを開けたら
すでに1本ぴ~ちの毛が !!
なんか作り話しのような連続でぴ~ちを感じずにはいられない。

年末にもらった粗品は
ぴ~ちの写真を飾れとばかりに
グッドタイミングなフォトフレームだった。

こないだ貸してもらったシュワちゃんのvideo『シックスデイ』は
未来のクローンの映画だった。
未来では「REPET(リペット)」と呼ばれるクローンペットが
当たり前になっていた。
命は限りがあるからこそ輝いている・・・とは言うものの
そんな技術があったら作ってるだろうなぁ、ぴ~ちのクローン。
クローンもやっぱりデブなんだろうね。

ぴ~ちがいなくなってもなちが居る。
なちがいるけど、なちしか居ない。
なちにはぴ~ちが居なくなった心の隙間を埋められない。
これは逆でも全く同じ事だ。
だけど、なちが居てくれて本当に良かった。

 

《今日のなち
 
べロなおすの忘れてるよ!

最近は朝晩の冷込みがあり
毎晩なちと一緒に布団に潜って寝る。 

暖まると布団から出てゆこうとするのだけど
出て行ってほしくない私はなちを抱っきして引きとめるが
なちは、ゴロゴロ言いつつも
布団の上に移動してしまう。
朝方、冷えてくると「開けれ、開けれ」と
布団の肩口を手でカキカキする。
こないだはそのなちの手が私の口に入り
新年早々、肉球を味わってしまったよ。

ある日、帰宅した時
なちが居なくて 名前を呼んでも返事がなく
心配して探すと お布団の奥にほっこり潜り込んでた。
体を暖めあう相棒が居なくなっちゃったもんね。 
ぴ~ちが元気な頃は休日でも
7時前後には「腹減ったにゃ~」っと
強制起動させられてたので
寝坊することはなかったけど
今はなちもお寝坊さんになり
休みは10時過ぎまで寝ることがある。

サプライズで、猫友さんが募ってくれていた
ぴ~ちへのWEB寄書きが届いた。
見てビックリ!!
沢山の人がぴ~ちへメッセージを送ってくれていた。
もう感激でボロボロ泣きながら
1人1人のメッセージを読ませてもらった。
プリントアウトしてぴ~ちに読んであげよう。
泣虫記録更新中で流している涙の多くは
ガンへの怒りや、悔し涙、哀しみの涙だけど
多くの優しさに触れた感激の涙もどれほど流しただろう。
この『感激の涙』もぴ~ちが残してくれたものなんやね。
皆さん本当にありがとうございました。
そして、ぴ~ちにもありがとう


これからも心の中に生きつづける。

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

  2011年12月17日に想う

10年前世界初のクローン猫として誕生した「cc」は
今も健在のようだ。
失った当時は、例えクローンでも
ぴ~ちと一緒に居たいと思ったけど
今はお金と技術があったとしても作らないだろう。
だってぴ~ちは「唯一無二」だから・・・
この世でただ一つしかないこと。
まさにその通り。
クローンペットは依頼が少なく
「cc」を誕生させた会社も今は撤退したそうだ。
高額な費用がかかる点もあるだろうけど
飼主は亡くなったペットが「唯一無二」であるという意識があるからこそ
クローン制作には至らないんだろうな。


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26:ぴ~ちのにもつ

2011年12月15日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月28日から12月31日を振り返る■■■

ぴ~ちの旅立ちから25日目
今日は仕事おさめで、一日かけて会社の大掃除。 
自分ん家ぢゃないから手を抜けばいいのに
一生懸命してしまった。

バタバタと忙しい時間が流れ、
今日はいつも思考を占領しているぴ~ち
少し引込んでた時間が長く、掃除中は泣かなかった。
窓から見える青い空をながめてると
瞳が乾いていくようで、気持ちが少し軽くなった。

帰宅すると注文していた絵本「しましまのにもつ」が届いていた。
4人家族の一家と幸せに暮らしていた猫のしましまの元へ
ある日、天国入国管理局から手紙が届く。
一番好きなもの1つ天国へ持ってくることが出来ます・・・と。
たった1つ持っていけるものを何にしようかと
色々考えるしましま。
ママにしよう!
そう決めたしましまでしたが・・・。
そして最後に選んで天国へもっていったものが・・・。


もぉ~~~泣かせる!
ピュアでけなげで、愛しくて・・・
猫の思考ってこんな感じなんだろうなぁ~ってふと思ったり。
手の平サイズの小さな世界にしましまの想いがいっぱい詰まってる。
とても素敵な絵本なので
機会があればぜひ読んでほしいと思います。

ぴ~ちだったら何を持っていくだろう。
とりあえず、なちはまだ連れて行かないように
言いきかせたけど。
絵本を読みながらぴ~ちとだぶって
涙が溢れてえぐえぐと泣いた。
今日は比較的長い時間涙が乾燥してたけど。
あ~あ、やっぱり今日も泣いてしまった。

 

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚


12月31日大晦日

昨日は、先日受けたなちの血液検査結果を
貰いに獣医さんへ行った。
年内最終診察日でとても混んでいた。
簡単な結果はすでに聞いてたのだけど
カルテへ書き写す為、データ表は預けたままだったのだ。

改めてぴ~ちの事でお礼を言い
来年のなちの事もお願いした。

ぴ~ちが天使になってから
ずっと、ぴ~ちの首輪を
ブレスレットのように身につけている。
写真に写ってる青いやつね。


黒猫なちはどんなデザインの首輪でも似合うけど
チョコ色タヌキぴ~ちにあう色っていつも悩む。
形見を身に付けてなくても
ぴ~ちはいつも心の中&頭の中に居るけど
身につけてるともっともっと近く感じてなんか安心する。
でも、ずっと付けてると傷むし
もし落としたらショックなので外す事にし
小学生の時以来でロケットペンダントを買う事にした。

もちろん、入れる写真はぴ~ち
来月の3日は、月命日でもある。
ずいぶん気持ちは楽になったけど
まだまだ苦しい程、切なくて寂しい。

それに.....

ぴ~ちが居なくなってから砂が減らない!
解説:なち1人になって砂の減りが少なく
買置きの砂80kgがなかなか減らない。

■トイレが半分しか汚れない!
解説:2人で1つのトイレの前後を使い分けてたので
今はなちの場所(前側)しか汚れない。
掃除の時、寂しい。

■スーパーで大きい袋を貰っても嬉しくない!
解説:2人分のうんち袋はスーパーの大袋ぢゃないと
入りきらなかったので
買物時に貰うと嬉しかったけど
今は中袋で十分になってしまった。

こんな小さな事がいちいち心に響く。

哀しくなるとぴ~ちの骨壷
(もっと素敵な言い方ないかなぁ)を両手で包み
頬ずりとかしてしまう。
時々、お骨を取り出して組立てようか・・・という
おかしな考えも浮上する。
さすがにそれをするとぴ~ちも怒るだろうな。

私の周りをうろつくぴ~ちの姿は相変わらず鮮明だ。
こんなにハッキリ見えるのは
長い時間、見つめ続けたぴ~ち
脳裏に視界に焼きついてるからだろうな。
たま~に、ホントに居るんぢゃなかろうかと
手で触れてみたりもする。
でも、伸ばしたその手は空をきるだけ・・・。

今年は、ずっとファンだったアーティスト

←愛しのぢょん

元Duran DuranのJohn Taylorと御対面という
歴史に残る夢のような出来事があった。
ぢょんに会う、触る、話すって夢をずっとずっと思い描いてた。
実現不可と思われた夢の実現だった。

 

そして、歴史的悪夢ぴ~ちとの別れ。
今年は忘れられない年になった。
ぴ~ちが居ない寂しい大晦日。
楽しいはずの時間を過ごしてても心底楽しめない。
来年はどうか哀しみの涙を流さなくてすむように
そしてあらためて、
ぴ~ちの事で励まし、心配し、
ぴ~ちを愛してくださったことを心から感謝します。
ほんとに皆さんの優しさがなかったら
気持ちも体ももっと壊れてた。


皆さんにHAPPYな猫的極楽生活が訪れますように
よいお歳を&来年もよろしくにゃ~m(_ _)m  

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

  2011年12月15日に想う

引越しの際、どこかにしまいこんでしまった「しましまのにもつ」
久々に読みたくなった。
家の「どこか」に紛れ込んでしまった絵本をやっと探し出し
数年ぶりに手にとった。
特に色褪せも虫食いもなく一安心。
そして、読んでまた泣く。
哀しいだけの絵本ぢゃないので
涙の意味も色々なんだけど、とにかく泣ける。
「しましまのにもつ」は1999年に発行され
本屋販売は無く、通販本でした。
今は入手困難かと思いますが、
もし、見る機会があればぜひ!
銀パール仔猫時代は特に、
あまりのヤンチャぶりに怒ったことも多々あるけど
私は銀パールの一番すきなものになれてる?


【27:唯一無二】



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25:心の変化

2011年12月11日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月22日(土)頃を振り返る■■■

ぴ~ちが天使になってもう20日近くたとうとしている。
ご飯も食べ、お風呂も入り、ゴミも出し、掃除や洗濯もする。
ようやく元の規則的な生活に戻ってきた。
ぴ~ちのご飯も「つい用意してしまった」ではなく
意識して「ぴ~ちの分」として用意する。
イタズラ防止のカバーを掛けることも無くなったし
ドア開け名人のぴ~ち用に
襖やタンス、あちこちの扉に付けてたカギも掛けなくなった。
ぴ~ちが居なくなったことを受け止め始めてる。
流れる涙の量も減り、生活は落着いてきた。
天使になったばかりの頃は
ただただ哀しいだけだったけど
最近はしみじみと寂しさで心がしめつけられる。 

過去にも沢山のペットを看取り、その度、涙を流した。
その子達と比べちゃいけないけど
つきあった時間の長さと密着度のせいか
これ程哀しんだ事はなかった。
四六時中、何をしてても
ぴ~ちが私の思考回路を独占し、幻影が見える。

昨日、会社のロッカーで着替えてる時に
貼ってるぴ~ちの写真見たら泣いてしまった。
一緒に居た人が「写真見て思いだしたんか・・・」って言った。
私は涙をこらえるのが精一杯で何も言えなかったけど
思いだして泣いた訳ぢゃなかった。
だって、「思い出す」どころか
いつも心の中、頭の中、目の前に居て
「思い出した」というのとは違うのだ。

ちょっと映りが暗い写真だけど
寄り目が可愛くってお気に入りの1枚。

夜、コタツに潜ってるなちといちゃついてた時
コタツに半分あいたスペースが凄く広く感じて
コタツで伸びるぴ~ちの姿が見えてまた涙。
涙の量は減ってもまだまだ泣いてばっかり。

私と同じ位泣き虫になったなち
私がトイレに入ってる時も扉の外で
「ぎゃーぎゃー」と泣くようになり
一緒に中に入るようになった。
顔が見えてると安心するのか静かになる。
不思議と、お風呂は入ると長い時間出て来ないって
分かってるらしく 静かに待ってるし
出掛ける時も素直に見送ってくれる。
我が子ながら、賢いなぁって感心する。

頂き物のキャットニップ入りスティック。
そしてやっぱり寄り目


なちの「新しい相棒」を考えてみたりする。
いつもにゃんこは2人っ子が理想的だと思ってた。
なちは世話焼きで優しい性格だから
子猫ならうまくいくと思う。

ある猫漫画家さんが


『前の猫が死んで、操をたてる人も居るけど
猫が飼える環境なら一匹でも多く
あったかい布団で眠らせてあげたい』

ってな事を言ってて、本当にそうだと思った。
出会っても、別れる時、
またこんな哀しい想いをしなきゃいけないけど
それでも、このとんでもなく魅力的な『猫』という
動物と離れた生活は考えられないから
縁があれば、出会った子達を
ぴ~なっち(2人の呼び名)に負けないくらい愛したいと思う。


《猫に幸せにしてもらうのは簡単だけど
猫を幸せにするのは難しい》


とある猫漫画家さんの言葉
・・・名言だわ・・・

ぴ~ちが天使になった日
仕事は遅刻して早退したんだけど
無意識のうちにちゃんとタイムカード押してて驚いた。
いつもと同じ事・・・
いつもと同じに・・・
ぴ~ちが居る生活が戻ってきたなら
どんなにいいだろう。

寂しいなぁ.....


最期にゲロったシーツ
シッポからの血が少しついたシーツ
コタツカバーについたゲロッパ
まだ、洗ってない。
洗ったら、又、心が前に進めるだろうか?
この哀しみや寂しさを
乗り越えられる日ってホントに来るのかなぁ・・・
股間枕のこんな笑っちゃう姿も
大切な1シーンになった  

 ゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

  2011年12月11日に想う

ぴ~なっちに負けないくらい愛したいと思う》
現在、銀パールという相棒と出会った。
恐らく一般的な猫にゃん以上の
困ったちゃんな癖があり
毎日気苦労が多いのだけど
可愛くてしゃ~ない存在になり
ぴ~なっちと繋いだ絆に負けないよう
丈夫で長い絆を紡ぎ中

 

 【26:ぴ~ちのにもつ】



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24:終わりの始まり

2011年12月10日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月18日(火)頃を振り返る■■■

ぴ~ちの旅立ちから15日目
発症から、旅立ちまで簡単に振り返ってみた。

09月24日、右足の痛みが症状に現れる。体重7.3kg
10月02日、腫れた肉球のバイオプシー検査→ただの炎症
10月12日、腫れが治まらないので精密検査の為、肉球切除手術。翌日無事退院
10月14日、肉球に続き、シッポの先端が腫れてくる。体重7kg
10月26日、検査結果が出て、脂腺ガン宣告。完治見込みはほぼ無く、延命の為の治療開始
10月30日、アゴのリンパの腫れに気付く。体重6.7kg
11月16日、シッポと肉球切除後の残った肉球も腫れて、痛みが辛そうで切断手術を決める
11月17日、術前レントゲンで肺に薄いもやのようなものが映る。体重6.3kg
11月19日、シッポと右足の切断手術。翌日無事退院
11月21日、元気、食欲絶好調。痛みで歩けなかったぴ~ちが、3本足で走った!!
12月01日、レントゲンで肺のもやが濃くなっていた。やや貧血気味。体重5.7kg
12月02日、貧血症状が出始める。
12月03日、下僕の許可も得ず天使になる。ぴ~ちのばかぁ~~~

9月24日、すべてはあの日、あの時
・・・ 終わりの始まりだった・・・
こうしてみると本当にアッと言う間に過ぎてしまった。



《表彰状》
強敵相手に頑張りぬいた自慢のぴ~ちへ贈呈

 

 

《天使になる直前の血液検査結果》※項目、平均値→検査結果
BUN(腎臓系)13.1-29.5→94.6
CRE(腎臓系)0.9-2.1→5.4
GOT(肝臓系)8-33→267
GPT(肝臓系)11-50→86
T-BIL(黄疸)0.15-0.5→0.9
WBC(白血球)55-195→328
RBC(赤血球)550-1000→198
HCT(貧血系)25%-45%→9.7%


最期の最期にぴ~ちの体の中が見えた気がする 。
死因は腫瘍性の多臓器不全による心停止。
12月1日の検査では、まだ深刻な状態ぢゃなかったのに。。。
最も重要なのが貧血。
酸素が十分にまわらなくて
臓器にも影響したと考えられる。
先生も驚く程の症状の悪化だった。

最期の日、ぴ~ちと病院で別れる前にこの結果を知ってたら・・・
もうダメだと分かってたなら・・・
家でなちと一緒にぴ~ちを抱いて送ったろうな。。。
最期、傍に居れなかったこと・・・
それはたった1つの心残りかな。
ぴ~ちの体がそんなに早く天使になる準備をしてたなんて思わなくて・・・



《感謝状》
表彰とともに心からの感謝をこめて贈呈



顕微鏡でみた白血球細胞は異様な形だったそうだ。
ガン細胞め!!!
肺への転移後も呼吸の荒さはなく
直前まで量はともかく、食事もし
貧血で歩くのが辛くなったのが一晩。
衰弱死する場合も多いこの病気で
進行は急だったけど
症状は最期の1日を除いてゆるやかだったんぢゃないだろうか。

貧血は、フラフラしてぼ~っとするだろうけど
痛みは感じてないだろうと先生は言った。

だけどぴ~ち、どんなにしんどかった事だろう。
あぁ、又涙が・・・。
今までぴ~ちを苦しめた痛み。
でも内臓が機能しなくなる一番辛い状態が
短い時間で済んだ事は本当に良かったと思う。
この病気がわかって、度々耳にした「安楽死」
どんなに衰弱しようが、苦しむだけと言われても
自ら死ぬことを考えず生きてるであろうぴ~ちに対し
その選択は出来なかっただろう。

でも実際そこまで決断する状況に
陥ってないから言えることなのかも。

今BGMでランダム選曲で聴いてる曲がAsiaの♪Don't Cryに変わった。
タイミング良過ぎ!
もしかして、「泣かないで」って
ぴ~ちからのメッセージ?

《感謝状》
闘病中もその後も、ずっと支えになってくれたなちへ感謝をこめて贈呈


3つの賞状はプリントアウトして飾ってます。
BGMはエルガー「威風堂々」で・・・
威風堂々第1番※2分23秒あたりから4分43秒あたりのメロディで~  

エルガー 威風堂々第1番 Elgar 《Pomp and Circumstance》

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

  2011年12月10日に想う

当時からガンに効果のある物質を発見したとか
時々ニュースで取り上げられていた。
つい最近もゴボウの種が膵臓ガンに
効果を発揮したというニュースを見たが
ぴ~ちの旅立ちから10年経った今も
残念ながらガンの特効薬はない。
世界中で毎日病気と闘う人達が居て
その命を救う為、頑張ってる人達が居る。
そして、臨床実験の為に
頑張ってくれた動物達に合掌
抗がん剤は、ペットも人と同じ薬を使うことが多いが
犬には使えても、猫には使えない薬が多いそうだ。
ガンが風邪みたいに薬で治せるようになったら
どんなにいいだろう。
死因の上位をしめる病気だから、早く特効薬で出るといいな。


【25:心の変化】



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23:ぴ~ちロス症候群

2011年12月06日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月15日(土)を振り返る■■■

ぴ~ちの旅立ちから12日目
なちの検診の為、病院へ。
レントゲンと血液検査と肛門腺しぼりをお願いした。
診察中に先生の肩をバシッと叩き、
「かさぶたも出来てるんです!」と言った。
(なんで肩叩くかなぁ~) 
先生は獣医の傍ら
キャラクターショップも経営していた。
友人と会うと言うので、店の留守番を頼まれた。
が、先生の友人が勤める学校の生徒が集団誘拐され
約束は中止かと思ったのに
先生はそのまま出掛けてしまった。


目の前にあっちを向いてぴ~ちが横たわってた。
ぴ~ち」と静かに声を掛け
顔をのぞきこむと右目が開いてて青い瞳が見えた。
胸が動き
「ひゃー」という聞き慣れたハスキーボイスが聴こえ
喉がゴロゴロ鳴り始めた。
「やっぱり生きてたんやん」と大喜びで泣いた。


そして、目が覚めた・・・

 

支離滅裂な夢だった・・・

 

 

ぴ~ちが天使になってもうすぐ2週間。
涙の量は減ったけど、まだ泣かない日はない。
家でも会社でもいつでもどこでも泣けてくる。
足にスリスリごっちんされる錯覚がしたり
ハスキーボイスが聴こえた気がしたり、、、。
ごろんしてる
爪をとぐ
はぐはぐご飯食べてる
ザリザリ水飲んでる
(器の縁を舐めて飲むのでそんな音がするのだ)
あんもにゃいと
お腹の肉を揺らして向こうから走ってくる
お客さんが来て緊張する
グルーミングに励む
下僕がイタズラすると「うにゃ!」って可愛く怒る。
背中を触って、知らん顔する・・・とか、小さなイタズラ。
「もぉっ!」って感じで怒るぴ~ち見たさにまたイタズラする。

それから

それから.....

七変化どころか百変化ぴ~ちの姿があちこちに見える。


なちも寂しがってる・・・
ぴ~ちに会いたい・・・

そして夢に見た通り、なちの検診で病院へ行った。
診察も見事に夢の通りだった。
体重は5.8kg
おでぶなぴ~ちと比べると
痩せて見えるけど実はなちも大きいのだ。
でも、旅立ちの時、ぴ~ちは5.7kgだったから
初めてぴ~ちの体重を追い抜いちゃったね。
病院に残ってたぴ~ちの最期の検査結果と
当日聞けなかった様子を改めて聞いて、また涙がでた。
ダメもとで「ぴ~ちのレントゲン写真欲しいです!」と言った。
病院にとっては、大切な臨床データなので
8年間は保管しているとの事。
譲れないけど、コピーの許可は快くでた。
病院の前にコンビニがあるので
色んなモードで試してみた。
なんとなく背骨とか映ったものの、ほぼ真っ黒け~。

なんで欲しいなんて言っちゃったんだろう・・・。
資料がゴミとして処理されるなら
生きたかけらの1つとして
大事に持ってたいと思ったからだろうな。
真っ黒けのコピーだけど薄く骨が映っている。
そんなモノでもなんだか嬉しかった。


先生も相棒を失ったなちの様子を心配してくれた。
生まれる前から一緒で、いつも仲良しだった2人。
ペットロスになるペットもいるそうだから。


昨日は風が強く冷えて寒かった。
帰宅するとなちが居なかった。
いつもは玄関先まで聴こえる声で
「ぎゃーぎゃー」とないて迎えるのに。
なち~」と呼びながら
私のベッドの毛布の不自然な膨らみに気付いた。
毛布の上から触ると
もぐらの様に毛布の中を突き進んで出てきた。
寒い日はいつもぴ~ちとくっついてたので
ぬくぬくだったけど
今は暖めあう相棒が居なくて
独りで寒かったんだろうな。
自分でちゃんと毛布にもぐって「暖」をとってたなち
ぴ~ちの居ない生活に少しずつ適応してる。
なちは、私よりしっかりしてるよ。
偉いな、なちは・・・。  

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

 2011年12月6日に想う

ぴ~ちを失い、毎日泣いてばかり。
哀しみから逃避したくて
ずっと眠ってたいと思った。
そんな私に起き上がる力をくれたなち
闘病中も、お別れした後もいつも私を支えてくれていた。
私はなちの支えになれていた?


【24:終わりの始まり】



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22:初七日

2011年12月03日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月10日を振り返る■■■

2001年12月10日 (月)

ぴ~ちの旅立ちから7日目
昨日は猫友がぴ~ちの好きな「まぐろ」缶を持って会いにきてくれた。
ぴ~ちが旅立って、7日目を迎えた。
早いなぁ・・・。

昨日、やっとお風呂に入った。
約1週間ぶりか?!
ぴ~ちが使ってたトイレやカラーを洗って
風呂場で乾かしてたのを忘れてて
お風呂掃除の時に見て思いだした。
カラーのマジックテープ部分にぴ~ちの毛が付いてた。
カラーの輪っかを作ってみる。
丸めたカラーの輪の中にぴ~ちの顔が見える。
たまらなくなって、風呂場のエコーがきく中で
カラーを胸に抱いてまた泣いた。
久しぶりにゆっくりと
泣いて失われた水分を体に補給するように
湯船に浸かったけど、やっぱり泣いてたんで
補給されたかどうか・・・。

ずっと休んでた仕事も今日から出勤した。
4日の火葬以来の外出で
なんだか歩く足に力が入らず、ヨロヨロした。
まだ、普通に笑って話せなくて
なんかぎこちないのを自分で感じた。
会社にぴ~ちの闘病をずっと見守っててくれた人が居て
他の同僚にも欠勤の理由を話しておいてくれた。
会社でも私の猫好き親ばかぶりは知れ渡ってたので
「大丈夫?」「元気だして」っと声をかけられ涙がうるんだ。 
ちなみに、会社規約によると、両親や子供の忌引きは5日。
兄弟姉妹や配偶者は2日と書いてあった。
兄弟姉妹が意外に短くて驚いた。
下僕と王子の場合はどうだろう・・・。

休んでて貰うのが遅れたボーナスを受取ったので
支払いを待っててもらったぴ~ちの病院代を払いに行った。
《治療費が払えない時、お金は後!まず治療!!》
のポリシーの先生なので
高額の治療費をツケにしてもらってたのだ。
先生ありがとう!!
寂しいボーナスなので
全額払ってもまだ払い切れなかった。
残りは分割にしてもらおう。
先生すみません!!
支払いに行った時、先生は診察中だったので
御挨拶出来なかったけど、
週末になちの検診に行った時にちゃんとお礼を言おう。

・・・それにしても・・・

ぴ~ちに会いたいよぉ 

ぴ~ちが恋しい

台所でぴ~ちの飲み残した薬を片付けた。
最後の薬袋は残しておこう。
飲み残したヤマブシタケがあったので飲んでみた。
人間の私にはなんの苦痛もなく水でサラサラ飲める顆粒も
回を重ねるごとにぴ~ちは嫌がって
飲ませるのが大変だった。


なちぴ~ちが居なくなってよく泣くようになった。
玄関先まで聴こえる声で「にゃーにゃー」と迎えに来る。
部屋に入ると、甘えんぼモードで待ってる。
愛い奴め


さっき、なちが傍に来たとき、
頭に毛を1本くっつけてた。
なんか、乗せたみたいに1本だけ乗ってた。
毛先が茶色。
ぴ~ちの毛だ。
哀愁漂わないぴ~ちの後姿


こんなに茶色いタヌキ猫ですが、
実は毛の根元は白っぽいのです。
部屋のあちこちに毛が落ちてるけど
なちにこんな風にこんな場所にくっ付いてるのを見るのは初めて。
ぴ~ちが来てたのかな・・・なんて。

会社でも家でもまだ泣いてしまう。
1週間たってもまだまだ辛い。
それでも流れる涙もずいぶん少なくなり
ヘソにたまる程は出なくなった。
(涙を拭かずに泣いたら、顔、首、腹をつたい、ヘソに溜まった!)
流れる時間と、なちと、周囲の人達の優しさに
ゆっくり癒されていく。
ゆっくりと少しずつ元の生活に戻ってゆく。           
忘れてたけど世間はもうクリスマスなんやね・・・。
サンタが居るなら、迷わず元気なぴ~ちを返して下さいとねだる。  

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

 2011年12月3日(土)に想う

今日は10年目の命日。
以前は、タンスの上に祭壇をかまえてたのですが
銀パールの3次元テリトリーが広がり
遊び場になってしまったので
現在は2人に見つかりにくいよう
ちんまりお骨を安置してます。
下の写真は、銀パールが初めてタンスエリアを冒険した日
思わず記念撮影したものです。
何も落とさず歩けるのはさすが猫!

今日は大好きな猫缶を供え
改めて感謝と大好きな気持ちを伝えた。
先月はなちの4回目の命日だったのだけど
ぴ~ちの”もう10年”に対し
なちは”まだ4年”って感じる。


【23:ぴ~ちロス症候群】



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21:夢でも逢いたい

2011年11月30日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月8日を振り返る■■■

2001年12月8日 (土)

ぴ~ちの旅立ちから5日目
結局、今週は仕事に行けなかった。
会社の人には迷惑を掛けてしまったけど
どうしても行く気になれなかった。
溢れる涙をとめる事が出来ず、泣いてばかり。
青い空をみると余計哀しい。
2日からずっと干しっぱなしの洗濯物。
ゴミを出すのも忘れてる。
トイレも思いだして行く。
哀しくても腹は減る。
でも、まぁいいやって食べそこねる。
火葬で出掛けた時以外は、外に出ず
友達が来た時も部屋着のままだった。
新聞もテレビもほとんど見ず
某有名人が脱税で逮捕されたのも初めて知った。
お風呂も入ってない。
汚ね~~~っ!!
うん、汚いね。
もうぴ~ちの容態が気がかりで、 早風呂する事なく
ゆっくり入れるのに・・・。

コレ読んでくれてる人に匂いが伝わらなくて良かった。



巨体に似合わない可愛いハスキーボイスが

数あるチャームポイントの1つだった。
ぴ~ちの旅立ちは私の日常生活をストップさせるのに
じゅうぶん過ぎる大きな出来事だった。
ぴ~ちが恋しくて
パソコンの中のぴ~ちに逢う為にマウスを動かす。
沢山撮りためた画像をクリックする。
どの写真も撮影時の光景が浮かんで
懐かしくて・・・やっぱり泣く・・・
ぴ~ちを想うと1秒で泣けてくるけど
それでも、だんだん涙がとまってる間隔が長くなってきた気がする。
10分位は泣かずに頑張れるようになった。

 

昨日はなちが私の腕まくらで眠った。
冬はよく添い寝する。
布団をあけると潜ってくるのだ。
ゴロゴロという声が響いて
なちの瞳に私が映る程くっついて眠る。
手足をむぎゅむぎゅ押し付けて甘えてくる。
ゴロゴロがとまってなちが深い眠りにつく。
スースーと寝息が聴こえる。
心があったかい・・・。

 

それでいいのか? っとツッコミたくなるアングルで昼寝中~ 
古いながらも楽しい我が家って感じの毎日だった。 

 

ぴ~ちなちは兄弟だけど
性格も体つきも癖も生活の中でたてる音も違う。
ぴ~ちが生活していた日々の音が消え
居なくなった事を改めて感じる。
だから、なちが居てくれて本当に良かった。
甘えん坊のなちはいつもと同じように全身で甘えてくる。
愛しいなち・・・



今でもよく口ずさむ大好きな歌がある。
80年代にNAKED EYESというアーティストが歌い
流行ったラブソングのサビの部分
『When There is Always Something There To Remind Me』
(何をしてても君を思いだすんだ)

『Always Something There To Remind Me』
(いつでも何かが僕に君を思いださせる)

  Naked Eyes - "Always Something There To Remind Me" (1983)

 
何をしててもぴ~ちを思い出す。
いつでも何かが私にぴ~ちを思いださせる。
正確には、思い出すと言うより
常に想ってるんだけど。
家のあちこちにぴ~ちが見えるのに
抱きしめることが出来なくて
せめて夢の中で思いきり抱きしめたいと願い
眠りにつく。

 

まるで踊ってるようなぴ~ち
夏はひんやり涼しいこの板間の廊下で

寝転がるのがお気に入りだった。
この写真は特に好きな1枚です。


ちょっと体が重そうな天使アイコンを作った。  

 ゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚


 2011年11月30日(水)に想う

♪Always Something There To Remind Me♪
今でもふと口ずさむ大好きな曲。
虹の橋を渡り、もう逢えなくなった子達の事が
思い浮かんでくる曲でもある。

明日は我が社の棚卸し。
ぴ~ちの旅立ちの日が棚卸しだったので
毎年アンニュイな気分になる・・・


【22:初七日】



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20:ぴ~ちの足跡

2011年11月29日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月6日を振り返る■■■

ぴ~ちの旅立ちから3日目

ぴ~ちが居なくなったなんてまだ信じられない。
信じられないけど今日も涙は生産されている.....。


*:..:**:..:**:..:**:..:**:..:**:..:**:.


『HAND』
ぴ~ちを撫でてるとなちがやって来る
なちを撫でてるとぴ~ちがやって来る
片手でぴ~ち、片手でなちを撫でる
ゴロゴロゴロゴロ 
目を細めてダブルで合唱
手、2本あってよかったな・・・
そうか!
あたしの手はぴ~なっちを一緒になでられるように2本あるんだね

*:..:**:..:**:..:**:..:**:..:**:..:**:.

以前、2人を撫でながらふと浮かんだつぶやきポエムです。

サラッと読み流してくだされ(^▽^;)



ぴ~ち
には、いっぱいいっぱい心配かけられた。

決して健康優良児ぢゃなかったものなぁ。
日記や病院の記録を見ながら、10年8ヶ月を振り返ってみた。

【内服薬】
36回処方
(5日分や10日分単位なので、飲んだ回数は計測不能)

【注射】
79本
(ワクチン、点滴など)

【外用薬】
9回処方
(目薬、点鼻薬、軟膏、ノミ駆除など)

【血液検査】
14回
(定期検診、ウイルス検査、ガン関連で)

【手術】
3回
(去勢とガンで2回)

【レントゲン】
7回

【入院】
一泊二日コースで3回(去勢とガンで)

【通院】
52回

【叫んだ回数】
計測不可能(ハスキーボイスが増々ハスキーになった)

総費用:¥738,255-

その他、一般食、療法食、トイレ関連、
イタズラで破壊した物など
「医・食・住」を計算すると
生涯で軽く100万円以上は、
下僕に出費させている。

う~ん、やっぱり親不幸な奴め・・・
貧乏な理由はぴ~ちのせいだったのか・・・なんてね。

でもね、ぴ~ちの為に幾ら費やそうとかまわなかった。
ぴ~ちが私にくれたモノに値段をつけるとしたら
100万ぢゃ足りないからね。
100万出しても買えない宝モノをいっぱいくれたね。
お金を出して治るものなら、助けたかった!!


幸い、主治医は
「お金が無いときは後の話、まず治療を」っと
言って下さる先生だったので
金銭的にも心強かった。
どんな病気した時も強運で乗り越えてきたぴ~ち 
このガンとの闘いだって
奇跡が起こるかもって思ってたけど
今回は勝つ事が出来なかった。

だけど、こんな恐ろしい強敵相手にして
歩けなくなる程 
お水も飲めなくなる程
しんどかったのは一晩だけだった。

やっぱり、ぴ~ちは強運の持ち主だ。
病気克服を願って、大好物のチョコを断ってた。
ぴ~ちが元気になるなら
一生食べれなくてもいいと思ってたのに、これで解禁だな。
全然嬉しくない解禁だ。


本を枕にするなちを枕にするぴ~ちを枕にするトロに抱かれてる枕の図。

一瞬で振り返った10年。
思い返してみてもぴ~ちの困った事とか
やめて欲しい事とか、何も見つからなくて
ぴ~ち最高(なちと同率一位)って結論に達した。

ぴ~ちの全部が愛しくて
それはこれからもずっとずっと変わらない。
10年以上もの長い月日をともに過ごせて幸せだった。
ぴ~ちに会えて本当に良かった。
予定より早いお別れになってしまったけど
太くて長くて濃ゆ~くて
20年分位の濃密さだった気がするよ。
今は哀しくて、寂しいけど、
それとともに伝えきれない感謝の気持ちと愛で溢れてる。  

 箱から溢れるぴ~ちの図

 ゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

 2011年11月29日(火)に想う

数字でデータ化すると、意外に少なかった気もする。
10年前は多分ワクチンも3種しかなかったろうし
療法食も一般食も今は選択肢が多く
サプリメントも有名どころから
胡散臭い物まで様々。
病院のお世話になる事は多かったけど
それ以外はホントにお金の掛からない
手間の掛からない子だった。
その分、現在、銀パールに吸い取られてます。 
そんでもっていつの日かまた同じように
銀パールにも出費以上の感謝と愛を感じるんだろうな。
ってか、もうすでに感謝と大好きの気持ちでいっぱいだ。


【21:夢でも逢いたい】



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19:お別れ

2011年11月28日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月4日から12月5日を振り返る■■■

ぴ~ちが旅立った翌日。2001年12月4日 (火)

記事内に、火葬時の描写があります。

ずっと起きてるつもりが、少し眠ったようだ。
朝目覚めると、隣に永い眠りについたぴ~ちが居た。
「あぁ、夢ちゃうんや・・・」っと寝起き早々大泣きした。
このままずっと傍に居て欲しかったけど、ぴ~ちを送らねば!
一応自分に 「剥製にしなくていいね」っと再確認した。
バカバカしいかもしんないけど、 ずっと傍に・・・の想いで
剥製にしようかと脳裏をよぎったこともあるので。

霊園で朝9時に弔ってもらうので早めに準備。
ぴ~ちを色とりどりの花で飾った。
買った花と届いた花で大きなぴ~ちが埋もれそうだった。
ご飯とお水とオモチャを添え
術後の毛が生え揃ってないお尻から風邪ひかないように
ブランケットを掛けた。

霊園に着くとスタッフのオジサンが、ぴ~ちを見て
「綺麗にしてもらってるなぁ」っと言った。


当ったりまえやん!
ぴ~ちの旅立ちやもん!

読経、お焼香、火葬、お骨拾いと、人と同じ段取りで進む。
火葬して約1時間半後、ケースに白いお骨が入っていた。
闘病し、薬を飲んでた割に、綺麗に残っている。
ケースから骨壷に下半身の骨を入れる。
生まれ変わってしっかり歩けるように骨は足から拾うらしい。
オジサンが骨の部位の説明をしてくれる。
ノドボトケの骨。
ぴ~ちが撫でられるの大好きだった所。
そして、頭とアゴの骨。
小さな歯も確認できた。
ツボから少しはみ出た骨をオジサンが指でキュッっと押し込んだ。
私も押してみた。
骨はサクッと音をたて、ツボの中に入った。
5.7kg 一時は8kg超えの巨体だったぴ~ち
手のひらに乗る小さなツボの中に入っている。

帰宅後、いつも見える所にぴ~ちの写真と
位牌と新しいベッド(骨壷)を置き
ご飯とお水、ぴ~ち宛てに貰った手紙や猫缶を供えた。
遺骨を埋葬する時期や方法は飼主さんによって様々。
すぐに霊園へ収め、お参りに通う人もあれば
ずっと長い間手元に置いておく人も居るそうだ。
手元に置くと成仏出来ないと言われたりするけど
私はなちが「その日」を迎えるまで手元で供養するつもりだ。

なちは恐がりで、新しい冒険はいつもぴ~ちの後についてだった。
いつか「その日」が来て
なちが怖がらないように
しばらくぴ~ちに待っててもらおうと思う。

ぴ~なっちぴ~ちなちの愛称)は生まれる前から一緒。
土にかえる時も一緒。

闘病中は、起床時、帰宅時、お風呂から出た時
トイレから出た時も、ぴ~ちは大丈夫かな(生きてるかな)って常に心配だった。
ぴ~ちの状態を気にする必要がなくなり
寂しいのもあるが、無事に送れたことに安堵もある。

 ゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚


12月5日 (水)

夕べもベッドに入ってから涙が止まらなかったけど
いつの間にか泣き疲れて眠ってしまった。
鼻のかみすぎで皮が向けてボロボロ。
目は腫れて、ひどい顔してる。
今日は仕事に行かなきゃと思ったけど
起きてからも涙が止まらず
欠勤の電話を入れると
厳しいチーフに「頑張れよ」と声を掛けられ、余計泣けた。

相棒を失ったなちですが
特にぴ~ちを探す素振りはありません。
でも、1人にすると大きな声で泣くようになった。
ぴ~ちが居る時は、こんな事なかったので
なちにも心の変化はあるようだ。
ぴ~ちを探さないのは、
死を、別れを理解したのだろうか・・・。



しかし、よくもこんなに涙が出るなと感心する程泣いてる。

涙を拭かずに泣いてみたら
左右の目から流れた涙がアゴで合流し
首をつたって、涙がヘソにたまった!
涙で遊んでしまった。
その位、泣いてるせいか、めちゃくちゃ喉が乾く。

ぴ~ちの病気が発覚してからどの位の涙を流したろう。
まだ、ぴ~ち仕様の食器で2人分出したり
ぴ~ちのイタズラ防止のカバーを掛けたり
ぴ~ちを探してコタツの中を覗いたり
つい名前を呼んでしまう。

そして「あっ、そうか」と気付き、また泣く・・・。
まだ部屋のあちこちにぴ~ちの姿が鮮明に浮かぶ。
ハスキーボイスも聴こえてくる。
これまでこんな哀しい想いをしたことがあったかな?
思い浮かばないな.....
ぴ~ちは、想像以上に特別な
かけがえのない存在になっていた。  

 ゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚


 2011年11月28日(月)に想う

火葬時、「最期のお別れ」をして
轟音をあげる炉の中に棺が入っていく時が一番きつかったなぁ。
ぴ~ち 
ありがと~!
大好きやで~!
またな~!って叫んだ記憶がある。 

お骨になってしまうと
意外と冷静に受け止められた。


【20:ぴ~ちの足跡】



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18:その日の朝

2011年11月24日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月3日を振り返る■■■

2001年12月3日 (月)

昨夜はぴ~ちが落ち着いて眠りについてから
私も眠ってしまった。

朝、目覚めるとぴ~ちが、コタツの外に出ていた。
「おはよう、ぴ~ち」 っと声をかけると
ほとんど喋る事のなかったぴ~ちがいつものハスキーボイスで
「ひゃ~」 っと返事してくれた!

なんか表情も穏やかで良くなったのかと思ってぴ~ちの体を調べた。
でもやっぱり歯茎は白っぽいし、立たせるとしんどそうだった。
今日は、棚卸しで仕事を休みにくかったのと
これから本格的になるであろうぴ~ちの看病の為に
仕事を休職(ダメなら退職)の相談をする為
病院で看ててもらい、出勤することにした。
体重は変わらず5.7kg。

病院で、ぴ~ちは診察台の上で久々に大きな声で抵抗の雄叫びをあげた。
前回の血液検査の結果、やはり貧血が進み
腫れていた腎臓の影響か腎機能の数値もはねあがっていた。
貧血でふわふわしてるけど
恐らく痛みはないだろうとの事でそれが少し救いだった。
赤血球を作れないので、兄弟であるなちからの輸血や
強制的に食事を体に入れる為のチューブを付ける事など
残された対処療法を説明された。

どれも「治療」ではなく、「延命」の為の処置だった。

辛くて、ぴ~ちを撫でながらうつむいて話をきいていた。

「 なちちゃんからの輸血にしても一時しのぎで
その血が足りなければ、他から猫ちゃんを集めて来て・・・」っと
話す先生の言葉がぐっと詰まった。
先生の顔は見れなかったけど先生も辛いんだ。
心で泣いてくれている・・・。
それが伝わってきて、こらえてた涙が溢れだし
初めて病院で泣いてしまった。
とにかく今出来ることをお願いして9時半頃
病院でぴ~ちと別れた。

出勤して間もなく、携帯が鳴った。
血液検査の結果、予想外に悪いので
説明した以外の治療もするという内容だった。

連絡を受けてからは仕事どころぢゃなく
帰らせてもらおうと思ったその時、 また電話が鳴った。

「予感」がした。
再び、受けた報告はぴ~ちの最期を知らせるものだった。

先生はとてもゆっくり話し、私はその場で泣き崩れた。
そしてすぐぴ~ちを迎えに行った。
バイクで向かう道中も涙が止まらず、
ヘルメットの中でしゃくりあげて泣いていた。
病院へ着くと、ぴ~ちは白い綺麗な箱の中で眠っていた。
腕に緊急治療した留置のテーピングをされてたけど
まだ温かくて、眠ってるようだった。
一度、嘔吐があったけど、最期は苦しまずに
保温ボックスの中で旅立ったそうだ。

苦しまずに・・・

例えそれが先生の優しい嘘でも
騙されておきたかった。

10年以上もぴ~ちを診てくれた先生は
「長いつきあいだったなぁ、ぴーたん。よく頑張った!」っと
ぴ~ちの頭を撫で回し、頬を寄せて別れを言った。
会社に休職依頼する前に旅立つなんて、、、
これ以上心配かけたくなかったから
ぴ~ちは少し早く天国へ行ったんだって友達に言われた。
なんて親孝行な奴なんだ! っと思ったけど
こんなに哀しませるなんてやっぱり親不孝だぞ!

家に着いて、まだ毛が生え揃ってない術後のお尻が寒くないように
貰ったブランケットでくるみ
ずっとずっとず~っとぴ~ちを抱いていた。
なちぴ~ちを舐めて挨拶をしていた。
チャームポイントの青い寄り目はもう開かない。
ハスキーボイスももう聴けない。
走ると揺れるお腹の肉も、
ご飯を食べる時のはぐはぐって声も
声より大きなゴロゴロも
ジャンプに失敗してずっこける瞬間ももう想い出になってしまうのか。

いつも仲良しだったぴ~ちなち



9月24日に、足の異常が見つかり
病理検査の為の肉球切除手術
その後のシッポと右足切断手術。

注射と薬とサプリメント。
通院の恐怖と腫瘍の痛み。
カラーを付けた不自由な生活。

我が子ながら、ぴ~ちは本当によく頑張った。
支えるつもりが、いつも支えられていた。
病院で送ってしまったのは
ただ一つの心残りと言えるのかも知れないが
いつだってめいっぱい愛した事で、悔いはない。
溢れる愛と、想い出をくれたぴ~ち
どんなに感謝してもおいつかない。
感謝の気持ちとお礼を何度も何度も何度も伝えた。

哀しくて仕方ないけど、まだ大事な勤めが残ってる。
ちゃんとぴ~ちを天国へ送る準備をしてあげなきゃ☆
涙と鼻水をたらしながら・・・
痩せてもまだ大きなぴ~ちが窮屈にならないように
CDラジカセの箱を改造して
花模様の包装紙を貼り
ブランケットを敷いて
これでどう?っとぴ~ちに聞いてみた。
まるでいつもの昼寝をしてるように眠ってる。
今にもアンモニャイト姿にとぐろを巻いて
大きなゴロゴロが聴こえてきそう。

心配し、励ましてくれた人達にも報告しなきゃと思ったけど
涙で字が見えなくてなかなかキーが打てなかった。
短い言葉で旅立ちの報告と感謝の気持ちを記した。
ずいぶん時間が過ぎ、温かくてぐんにゃりしてたぴ~ち
私の腕の中で、冷たくなっていった。
本当に死んでしもたんか・・・。

夜、ぴ~ちに会いに妹や友人達が来てくれた。
ガンとは思えない穏やかで、綺麗なぴ~ちに驚いてた。

実際、ぴ~ちは凄く毛艶も良く
つるつるした触り心地で
本当にガンで苦しんだとは思えない程だった。
そして優しく撫でながら、ぴ~ちの冥福を祈ってくれた。
遠くて来れない人達からも、メールや電話で御悔やみをいただいた。
ヤマブシタケの相談員さんからもぴ~ちの様子を尋ねる電話があり
天使になったと話すととても残念がってくれた。

ネットに繋ぐと、沢山のメールやカキコミがあった。
どのメッセージにも胸があつくなり
涙でなかなか読めなかった。
みんなの言葉をぴ~ちに伝え
こんなに愛してもらって
愛に包まれて旅立つぴ~ちを幸せに思うし、誇りに思う。

夜、ベッドで自分の隣にぴ~ちを寝かせ
撫でながら横になった。
その時、シーツの下がガサガサ鳴った。


「そっか、昨日吐いた時に、新聞敷いたんやっけ」 


シーツに赤い小さな血の染みが見えた。


「あぁ、シッポから血が出たときのか。。。」

あぁ、まだぴ~ちが居る・・・
今朝、窓から入る朝日を浴びて
ぴ~ちがとても穏やかな表情をしていた。

病院へ行く前、なぜか写真を撮ろうと思い、何枚か撮った。
最期の写真になってしまった。  

 ゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

 2011年11月24日(木)に想う

ぴ~ちの体があんなに早く天使になる準備をしてたなんて・・・。
通院用キャリーに入れる時に「嫌にゃ~」って感じで泣いたんだけど
もしかしたらぴ~ちは自分の体の事分かってたのかぁ。
旅立ちが近いこと。
病院へはもう行きたくないって言ってたのかなぁ。
あの日以来、毎年迎える「棚卸し」が憂鬱でトラウマになってしまった。
右足肉球の異常が発覚してから2ヶ月と少し。
闘病記を振り返ると、辛い想い出がいっぱい詰まり
あの時と同じように決断しなければならないように錯覚し
思い出して書くだけども不安や恐怖に包まれ
そしてぴ~ちが恋しくてたまらなくて
毎回書きながら泣いていた。
ぴ~ちの闘病記は思い出すと辛い記憶ではあるけど
決して忘れられない、 忘れたくない大切な記憶でもある。
ぴ~ちの軌跡は10年経った今でも
私の心の中でセピア色になることなく
未だカラーで鮮明に残っているのを実感した。
時が巡り巡っていつか再びぴ~ちと出会えるなら、、、
また同じ運命が待ってるとしても、、、
それでもやっぱりぴ~ちにめぐり逢いたい。
今も変わらず大好きなぴ~ち

次回からの《肉きうDiary》は、その後のDiaryを綴ります。


【19:お別れ】



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17:貧血

2011年11月23日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■
2001年12月2日を振り返る■■■

2001年12月2日 (日)

昨日、先生から電話があり
貧血の為に鉄分を補うシロップがあるから
使ってみてくださいと連絡があったので朝から貰いに行った。

昨夜、ぴ~ちを撫でると凄く熱くて検温したら39.7度もあった。
今朝になったら下がってたけど、先生に報告した。



『Pet Tinic ペットチニック』

黒くてドロッとしてて、舐めると鉄の味がした。
食事がとれない時に、口に流し込む為のシリンジ(針のない注射器)ももらった。
今日は小さなうんちをしてくれたけど、
ゲロッパもあり、心配は尽きない。
楽しみである筈の食事を注射器で半ば強引に与えるなんてしたくないけど
食べないとガンのくそったれに対抗する体力もなくなるもんなぁ。。。
奴の好き放題にさせてたまるかっ!!

夜になってご飯を食べさそうとしたけど、やっぱり食欲がない。
水を飲みに歩いたぴ~ちを見て心臓が凍りつきそうになった。

ふらついている・・・

貧血の症状だ

今朝はまだ大丈夫だったし
血液検査でもまだ深刻な状況ぢゃなかったのに! 

病院に電話したけど、診察は終わってるので繋がらなくて
貧血の子を持った事のある友人に電話するが
自宅も携帯も繋がらない

あ~どうしよう!!
何が出来る?!

少し待てば、救急病院の受付が始まる時間だったので
ぴ~ちの様子をみながら待った。

呼吸は落着いてて、熱はなさそう。
上体を起こしてコタツでごろんしてた。
体を撫でるとゴロゴロ言った。
時間になり、救急病院に電話してアドバイスをもらった。
年令や症状、最新の血液検査での赤血球や白血球の状況、
今のぴ~ちの様子を話した。 

「脂腺ガン」と告げると先生は落胆するように
「あ~そう・・・可哀想に・・・お大事に」と言った。

貧血は、酸素を送る役目の赤血球が減り
低酸素状態になる為に ふらつくので
安静にしてるのが一番ということだった。

そして、安静にしてる事位しかないという事だった。

朝まで頑張れ ぴ~ち

鉄分のシロップは嫌がったけどなんとか舐めさせた。
血を作る作用はないので、
今の状態には効果は期待出来ないけれど。。。

水もうまく飲めなくて、スポイトであげても嫌がるので
指で口を湿らせた。

たったの一歩、歩くのも大変なぴ~ち
トイレと水を近くに置いて、コタツで一緒に横になった。
私の足を枕にしてぴ~ちが眠っていた。
ぴ~ちの体温と呼吸を足に感じる。
呼吸は穏やかだ・・・。
しばらくして、ぴ~ちがコタツの端に移動したので
私の足枕も端に寄せた。
ぴ~ちはまた足にもたれてきた。

いつの間にかウトウトしてしまい
何時だかわからないけど深夜、ふと目が覚めた。

なんとぴ~ちが私の枕元に座っていた!
私の顔をのぞきこむようにジッと見てたので、一瞬ビックリした。

立ち上がるのも大変なのに
私の足元に居たぴ~ちが、コタツから出て
枕元まで来るのにさぞかし時間をかけ、しんどかったろう。

普通ならなんでもなく移動できる距離だけど。

いったいいつから座ってたん?
寒いだろうと、コタツの布団をめくって促し、
入りたいか聞いたら
ぴ~ちはコタツではなく
私のベッドを目指してヨロヨロと歩きだした。

ベッドの上ではなちが寝ていた。

高さ20cm程のマットレスをジャンプした。
貧血で3本足のぴ~ちの最期の力を振り絞るようなジャンプだった。
そして、なちに寄り添って座った。
その直後、ぴ~ちが吐いてしまった。
なちもベッドを離れたので、ぴ~ちを温かいコタツに寝かせた。
貧血症状が出ても、見た目はそれほど、しんどそうに見えないのだけど
ぴ~ちの体は限界にきてるのかもしれない。

 


お見苦しい部分は真っ白けに塗っちゃってますが
実は私とぴ~ちの2shot写真です。  

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚


 2011年11月23日(水)に想う

あの晩は、本当に不思議なくらい、急にパッと目が覚めた。
どの位の時間、私の顔を見つめてたのか・・・。
そして、まるでベッドに居るなちの傍を目指すような・・・。
旅立ちの前触れだったのだろうか。


【18:その日の朝】



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16:ブラックホールへ・・・

2011年11月20日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年12月1日を振り返る■■■

2001年12月1日 (土)

週1回のインターフェロンと前回見えた肺の影のチェックの為に病院へ。
朝からゲロッパし、心配したけど
4日ぶりの大きなうんちょすが出て、嬉しい事もあった。
傷がとても綺麗にふさがってるので、予定通り抜糸できた。
もう少しカラーは付けてた方がいいけど、近々外せそう♪
良かったね、ぴ~ち
でも、今日の検診の結果は私を深い深いブラックホールへと落とす結果がでた。

《肺の影》
前回より少し範囲が広く
薄いもやも少し白く濃くなっていた。
転移だ・・・覚悟してたけど・・・。


《腎臓の腫れ》
人と同じく猫も左右に2つの腎臓がある。
左はほぼ正常な大きさだったが、右の腎臓が大きくなってた。
そのせいで、側にある胃などの臓器が圧迫され気味。
食べれない原因の一つかもしれないらしい。
腎臓病を患うと初期には大きく腫れることがあり
進行すると腎臓は小さくなるらしい。
そして腎臓は全体の2/3の機能が失われ、
初めて血液検査でもわかるようになる。
今日の時点では、まだ腎機能は特に問題なし。
大きくなった原因はハッキリとはわからないが
やはり腫瘍のせいだろう。

 

《貧血》
歯茎の色が少し白っぽかった。
血液検査でも赤血球数が減少し、白血球が増えていた。
手術からは日数もたってるし、傷からの出血もないので
これも腫瘍が原因と考えられる。
赤血球が減っても、新しい細胞が作られない「再生不良性貧血」のような状態だった。

どの症状をみても100%断定出来ないにしても
恐らくガンの影響らしい。
食事量が少ないので点滴を打ってもらった。
この1週間で過去最大の300g痩せて、5.7kgになった。
猫の平均体重からすると、5.7kgはまだ重いけど
ぴ~ちの背中は以前触れなかった背骨がゴリゴリ当たる。
ほんの2ヶ月前はデブデブで、痩せろ~って言ってたのに。。。

 



「時間」はその流れとともに傷を癒したり
優しいものであったりするけど
今の私とぴ~ちには、この時間の流れは恐ろしく残酷だ・・・

頭にミカンを乗せてみた。
思わず、元気な時と同じイタズラをしてしまった。



 ゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

DEARぴ~ち君
こちらは冬ですヨ。
雪がふりつもってます。
ぴ~ちは「コレ」つかってあったか~くしててね。
ママの云う事ちゃんときいてね。
世界一ぴ~ちの事、大好きなんだから、ママは!
おりこうさんにしてるんだヨ。
頑張れ! なちとぶるぅたす、マリモちゃん
みんなと仲良しでママにヨロシク
Kさんより

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

ぶるぅたす(写真右)は、14.5才の我家の爺さんインコ
マリモちゃんは以前紹介したマリモです。 

じぎ~&ぶるぅたすは兄弟セキセイインコで
じぎ~もずいぶん長生きしたんだけど
一足先に虹の橋を渡りました。

今日は北海道の猫友からぴ~ちに宛てた上の手紙とプレゼントを貰った。
オレンジに花模様のふんわりフリースブランケット。
貰ったブランケットに包まれてウトウトするぴ~ち
痩せてもまだふっくらして
闘病中とは思えないとよく言われるが
下の写真は 「ふ~っ」っと静かなため息が聴こえてきそうで
疲れた顔に見える。



夜、ぴ~ちが膝に乗ろうとしたので
ブランケットを敷いた。
ゴロゴロ言うぴ~ちを撫でる。
体のライン、重さ、熱を感じながら
体の中で起こってる異変を恨んだ。

今夜は久しぶりに涙がとまらない  

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

 2011年11月20日(日)に想う

あの日、用事で末の妹宅に寄った。
なんでもない話をしていたのだけど
何を話しててもぴ~ちの事が頭から離れず
「 ぴ~ち、もうアカンかもしれん」・・・と泣いてしまった。
突然泣きだした姉に妹は無言でティッシュを差し出した。
諦めない! 諦めちゃダメだ!!っと思いつつ
とめられないガンの進行に
もう勝てないと思った。


【17:貧血】



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15:脱・食欲魔猫

2011年11月15日 | ぴ~ちの肉きうDiary

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■■■2001年11月27日~28日を振り返る■■■

2001年11月27日 (火)

手術後は食欲魔猫と化していたぴ~ちだが
すっかり落着き...というか
元の小食魔猫?に戻り
元気度もダウンしてしまった。
ほとんど喋らず、喋ってもすんごい小さい声。
一日の大半をコタツの中で過ごしているようだ。
薬や「ヤマブシタケ」やら嫌なもんばっかり飲まされてるもんなぁ。
ごめんね。

夜は喰いつきがいいように、お魚缶をあげた。
どれが好きかな?って色々購入した中の1つ
ムツゴロウさんシリーズの「一本まぐろ・ライス入り」
うん、確かにご飯粒が入ってるぢょ。
でも、ぴ~ちは一口も食べなくて、なちが美味しそうに食べた。
ぴ~ちの好きなモンプチまぐろをあげると食べてくれたけど、
ほんの少しだけ。
ぴ~ちがご飯を休憩してる間になちがモンプチを喰ってしまった。
ご飯を楽しみに、小走りしてくれたぴ~ちだったが
今はもう楽しみに、走ってくれない。
ぐったりはしてないけど、元気がない。


大手術をしてもやっぱり寄り目がキュートなぴ~ちです

病気が発覚してからゲロッパ(嘔吐)した記憶がなかったけど
深夜2時過ぎ、コタツの中で吐く音がして目覚めた。
布団の上になちが居たので、ゲロッパはぴ~ちだとわかった。 

カラーにへばりついてると可哀想なので、様子を見に起きると 
少々泡んこを吐いてた。
早朝6時過ぎ、またもやゲロッパの音。
起きてみてみるとご飯を少し吐いてた。
せっかく食べたのににぇ(T-T)
猫が吐くのは珍しい事ぢゃないけど
ずっとなかったゲロッパがぴ~ちの身に起こるとホント心配。

下半身の赤みは少しマシになったように思う。
手術跡地や他の場所も気にして舐めたがる様子はなく
その点は少し安心( ´ー`)フゥ

走ってくれなくなったぴ~ちだけど、その分なちが走ってくれる。
なちは隠れんぼオニごっこが大好き(=^0^=)
私が隠れてる所を探しに来て、今度はなちが逃げ
「いたぶられポイント」で私の撫で撫でを待つ。
これを2.3回繰返す。
なちはもっと続ける気、満々だけど
下僕のスタミナがもたないので適当にごまかす。
普通の人からしたら猫とオニごっこ?って思われそうだけど
猫ジャンキーさん達の多くは、オリジナルの遊びを発掘し
遊んでるのだ。
決して私が「白い目」で見られる特異な人物ではないという事をお伝えしておこう。

そのなちぴ~ちしかしなかった爪を噛む仕草や
顔に数カ所小さなカサブタが出来てたりするので
近い内、検診に行ってこようと思う。
ただの擦り傷でカサブタになってるだけならいいけど。
10年間もしなかった爪噛みを、急に、しかも執拗にしてるので
不安になってしまう。
肉球も近いしねσ( ̄◇ ̄;)



今朝、会社の食堂でぴ~ちが三毛猫に追い詰められてた。
助けに行って抱き上げると凄く軽かった。
っという夢をみた。
こないだは、なちが足を引きずってて、大慌て! ってこれも夢の話。
目覚めて即、なちの足を確認したさ。
あんまりぴ~なっちが夢に出て来る事はなかったけど
病気の事が分かってから時々出て来るようになった。
やっぱし、精神的にキテるんだろうな。
夢は正直だから・・・
楽しい夢みて 正夢にしなくては!!

 ぴ~ちの足にトイレ砂を乗せてみた(* ̄m ̄) ぷぷぷ

 ゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

11月28日(水)

上のリポートで 『病気が発覚してからゲロッパ(嘔吐)した記憶がなかった』
っと書いたけど
ぴ~なっち日記(健康記録)を読み返したら結構ゲロッパしてましたわ。
スカパーのチューナーに吐いて
チューナーの時計が8:26で止まってた8.26事件なんてのもおましたし。
修理する金もなく、いまだに壊れたままです。

今日も食欲なく、好きなフリスキーまぐろ缶もほとんど食べません。
いつもは、缶を見せたら、リングプルにヒゲが挟まる程
顔をすりすりしてゴロゴロ言うのだが、、、。
足にすりすりするのも、なんか中途半端。
すりすり時に、リンパのしこりが当たって痛むのか?
でもリンパ自体は触っても痛くないみたいやし
口に潰瘍でも出来たか?と思って見たけど、特に異常はなさそうやし。
ぴ~ちは、巨猫ですが、意外にも人の食物に執着がなく
大好物ってのがありません。

こんな時に、大好物をあげて食べるきっかけになればいいんだけど、、、。
当然うんちょすも出てない。。。
なちはたっぷり出た(=^_^;=)

仲良しぴ~なっちだけど、2人の距離は離れる事が増えた。
今までの密着度が高かったから余計そう思うんだろうな。
ぴ~ちはカラーをしてるので、ぐぃんぐぃん歩き
なちはカラーで押されて避難する。
コタツでもぴ~ちが入るとなちが出てしまう事が多い。
夜はくっついて私のベッドで3人で眠ってたけど
今は、ぴ~ちはコタツで眠り、なちは私の布団で眠る。
ドーム型ベッドをなち用に用意してみた。


なちは、こういうスペースが特に好きだから
気に入ってくれると少しはなちの気持ちも安らぐかな?って。
今はぴ~ちがこのドーム型ベッドで寝てます。
ドーム型ベッドって言うと凄い豪華なのを想像するかもしれないけど、
実は、使ってないフード付きトイレに布団を敷いただけなのだ。

ぴ~ち いっぱいご飯を喰ってくれ~!!
でないと、注射器で口に入れなきゃならなくなるよ。
そんなん嫌やろ?
頑張って食べよ!

 
 2011年11月7日(月)に想う

「クララが立った!!!っと思ったらコケた」
UPからDOWNの差が激しかった。
時々、下僕の入る隙もないくらい仲良しで
2人だけの世界をもっていた2人の間の距離がひらいたのが
何より寂しかった。

強制給餌・・・私の周囲でも賛否両論だ。
愛するペットと1日でも長く居たいけど
食べなくなったら自然のままに・・・って考えの人も居る。
動物には「死にたい」という気持ちは無いそうだ。
食べなくなったことで、生きる事を拒否してる訳ではないだろうし
ペットだって、飼主の傍にずっと居たいと思ってる筈だ。
嫌がる子に半ば強引に食べさせるのは飼主にとって辛いけど
強制給餌で助かる場合もあるしね。
やっぱりケース・バイ・ケースってことになるのかな。
自分で食べてくれるたった一口がめちゃくちゃ嬉しくて。。。
食べるということは、生きる基本だものね。


【16:ブラックホールへ・・・】



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