
「しまうむい」と読みます。例によって泡盛です。沖縄の言葉ではオ段はウ段、エ段はイ段で発音するというルールがありますから、「思い」は「うむい」です。
販売元ニッカウヰスキー株式会社、製造者は久米仙酒造株式会社という少し素性の複雑な琉球泡盛です。
詰口年月日が10,10,06と書かれています。この瓶に詰め込まれてから2年強、眠っていたことになります。そんなに人気があるわけではなかったのでしょう。おかげで私のところにやってきました。近所の量販店で840円。同サイズの他の銘柄と比べても決して高いものではありません。
撮影をして、封を切ってロックで飲んでみる。「辛い」というのが印象です。辛口ではなく、辛い。それに、私の印象の中では、泡盛という雰囲気はありません。首を傾げながら水割りにしてみました。なお、泡盛らしくありません。間違いなくアルコールは入っていますし、焼酎のような味も香りもするのだけれど、これは泡盛か?
ニッカさんが新しいテイストの泡盛に挑戦中ということか。もともと、久米仙酒造(「久米島の久米仙」の会社とは別の会社です)の泡盛はこういう風味なのか。いや、 瓶の中で2年も寝ている間に化けたか。いやいや、今夜の私のコンディションの問題なのか。とにかく、不思議な味です。
数日後、もう一度挑戦してみました。やはり辛くて、泡盛という印象が薄い。なんとも不思議なお酒です。
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