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ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

亀山まで走ったぞ(関宿~亀山宿)

2012-10-26 08:33:40 | PiTaPaより遠くへ

 何年か前に関宿に来たのも今頃の季節だったと思いますが、あの時は確か平日。西追分にクルマを置いて東追分まで町並みを見ながら一往復しました。客も平日ゆえに少なかったのですが、今日は三連休の最終日。中町の会津屋あたりでは人の多さにクルマも立ち往生気味です。でも、後で観光駐車場のスタッフに聞くと、その前日はもっとすごい入れ込みだったそうです。これ以上混雑してどうなるのかと心配になります。重要伝統的建造物群保存地区もこれくらい人が押し寄せれば選定され甲斐もあるでしょう。しかし、一方で人が普通に生活しているところでもあります。

 こちらは亀山までたどり着いたぞ、バイクで走ったぞと思いたいものですから、関宿は通過して国道1号線を東に向かいます。関と亀山は案外近いです。

 夏に名古屋からの帰路、亀山駅で下車して周辺をウロウロしてみたのですが、ガランとしている印象がありました。そのわけが今回わかりました。亀山の町は丘の上にあるらしい。雪国の雁木造りのような屋根が長い区間続く商店街も丘の上にありました。見当をつけて旧東海道を走ってみました。関宿のようなほぼ平坦な一本道ではなくて、クネクネ曲がる、斜度もほどほどにある印象です。

 亀山という地名。今の子供なら「世界の亀山モデル」で、記憶にあるでしょうか。私の場合はカメヤマローソク。子どこもの頃からカメヤマがどこにあるのかも知らないのに、仏壇にはあの紺色のローソクの箱。きっと亀山にはこの会社があるに違いない。出かける前にWebで探すと亀山発祥ではあるけれど本社は大阪にあるらしい。でも工場は亀山にあるというので、子どものころからよく馴染んだそのカメヤマローソクの工場を、せめて見てやろうと思っていました。工場のある場所は確認したのですが、何しろズボラな私、地図は持ち歩きませんしメモも作ってきませんでした。結局あいまいな記憶だけでは、このアップダウンの多い地形の中で目的の工場を見つけることができませんでした。代わりに道端の看板は見つかりましたので歩道橋の上から写真を撮りました。亀山城の多聞櫓は平成の修理中。ここまで来たぞという証拠にバイクを入れて撮影。

 その後は関宿までUターン。観光客は、さっきよりずっと少なくなっていました。中町の町並みに近い観光駐車場にバイクを停めさせてもらって見つけたのが足湯。観光駐車場の隣に作ってあります。帰りに入れてもらおうっと。

 町並みは前にもじっくり見たつもりです。最近、知り合いがやたら勧めてくる旅人宿が関宿にあるというのでどんなところか見に行ってみました。なんと、前に見学した玉屋という旅籠(現関宿歴史資料館)の隣でした。屋号は石垣屋。町並みから駐車場に戻ると件の足湯には誰も入湯客がありません。そそくさと靴下を脱いで入る。足を浸けたまま説明書きを読むと温泉成分もちゃんとあるらしい。その名も関宿温泉。15分と自分で決めて入っていました。足元からホコホコしてきてむしろ暑いくらい。朝はウインドブレーカーを着て寒いと連発していたのがウソのようです。ラガーシャツも脱いでTシャツ1枚になっていたのでした。

 さあ、体も軽くなって、コマを進めましょう。

 (つづく)


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