韓国自動車業界が大ブレーキ 1台のEV出火から140台が被害、誰が保障するのか 室谷克実
2024/8/11 12:00
https://www.sankei.com/article/20240811-PX7EP4DGZZELJHBKOYCISLRHS4/?outputType=theme_weekly-fuji
高層アパート(マンション)の地下駐車場で1台のEV車が出火して火災が発生しました。
『 韓国メディアが防犯カメラの映像をもとに報じたところによると、駐車中のベンツから白煙が噴出したかと思うと、たちまち炎に包まれ、次々と他の車に延焼した。
鎮火までに8時間以上。およそ40台が全焼、100台以上が高熱により電気系統の故障などの被害を受けた。』
とこのような大事件になりました。
更には❓
『 走行中の車両運搬車で、搭載していたEVが突然出火し、車両運搬車も燃えてしまう事故が起きた。これも、誰が補償するのか、定かになっていない。車両運搬業者がEVの託送を拒否する可能性まで取り沙汰されている。』
『 日本の一般社団法人「次世代自動車振興センター」のサイトによると、2022年時点で、日本のEV保有台数は約22万台という。日本でEV火災、まして駐車中の自然発火といった報道にはめったに接しない。』
『 一方、韓国のEV登録台数は今年3月末に60万台に達した。そして韓国では23年だけで73件のEV火災が発生した。韓国ならではの事情(K事情)があるのかどうか。』
出火した車種は、ベンツで搭載していたバッテリーは中国メーカーのようです。
EV車に限らず、電動自転車その他でバッテリーからの出火事故は、海外では時々聞きます。
原因は、バッテリーの製造過程での不良品、あるいは少しの傷が出火の原因になります。
日本であまり聞かないのは、基本的に日本のメーカーが日本製のバッテリーを使用しているからだと思います。
しかし大容量蓄電池式方式の製品が普及するほど事故の発生リスクは高くなります。
韓国のEV自動車の場合は、中国メーカーの製造したバッテリーが出火原因である可能性があります。
いま日本でも電動自転車や電動バイクが普及しつつあります。当然EV車もあります。
バッテリーの製造国には、注意した方が無難なようです。
安いからと言って外国製のバッテリーを搭載した製品には、バッテリーが原因の火災のリスクがあります。
中国では、中古のバッテリーをそのまま再利用するケースが多いようです。劣化したバッテリーから出火して火災になるケースも聞きました。
電動自転車は気を付けないと危ないと思います。
価格が安いのは、外国製のバッテリーを使っているかもしれません。電動自転車やキックボードが出火する例も外国のニュースでは、あります。
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