ナ・リーグ
大谷翔平
HR20(1)打点52(4) 打率.317(3) OPS.995(1)
マルセル・オズナ
HR20(1)打点63(1) 打率.316(4) OPS.989(2)
ア・リーグ
アーロン・ジャッジ
HR26(1)打点64(1) 打率.302 (4) OPS1.115(1)
ジャッジは典型的なHRバッターであまり打率の良いバッターではありません。2022年62HRを打った時の打率が.311でこれが、キャリア最高です。
現在、ア・リーグの打率1位がボビー・ウィットJr.で.323です。この程度ならジャッジにもチャンスはあると思います。
ジャッジの場合は打率がネックになります。
HRバッターですから、やむをえません。
マルセル・オズナは今年調子がいいですが、三冠王を狙えるようなバッターではありません。
どれをとっても一流ですが数字は平凡です。
HRは、去年の40本が最高。打率・打点は平凡です。
翔平君はHRでは、多分ナ・リーグに当てはめても有数の実績があります。翔平君くらいコンスタントにHRを打てる打者は、ピート・アロンソくらいだと思います。
貧打のエンゼルスにいたので打点の実績がありません。
翔平君の打席でランナーがいないケースが多かったからです。だから今年、得点圏打率が悪いです。得点圏の打席自体が少なかったためです。
やはり力んでしまうのでしょうね。
その意味で1番の打順は、エンゼルス時代と似ています。
しかし、そのような打点のチャンスが少ない中でも2021年100打点、2022年95打点、2023年95打点を記録しています。
ランナーが塁上にいるケースに慣れてくると徐々に得点圏打率も上昇するのではないか・と思います。エンゼルス時代は打率程度の得点圏打率でした。
翔平君もジャッジと同じで1番のネックは、打率だと思います。これまでのキャリアハイが去年の .304で、これがメジャーで初めての3割です。
だから今年、翔平君が常に3割以上の打率をキープしているのは翔平君の打撃技術が去年の進歩から更に進歩していることを示しています。現在進行形で打撃技術が進歩していると言えます。もう29歳ですから、これは驚きです。しかし考えてみるとホームランバッターの技術が進歩するのは、20代後半から30代にかけてが多いかもしれません。この年齢でパワーと技術がマッチしてくるようです。
その意味でHRと打率は、かなり期待できます。
出遅れている打点が、1番のネックになると思います。
打点さえ増えれば、「あるいは❓」の期待があります。
三冠王を狙えるバッターは、アーロン・ジャッジと翔平君の二人です。
リーグが違ってよかったですね❓
アーロン・ジャッジとHR数を競うのは相当きついと思います。
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