「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ハマス問題がウクライナ紛争に及ぼす影響<ウクライナ紛争2023年10月

2023-10-27 19:42:30 | ウクライナ紛争

イスラエル・ハマス戦争は、ウクライナに停戦をもたらすのか?
2023年10月20日(金)17時15分
https://www.newsweekjapan.jp/kawato/2023/10/post-135_1.php

アメリカは、アレの事情によりイスラエルを優先せざるを得ません。(アレは、過去日記に書きました。余り日記に書きたくありません。)

今アメリカの砲弾備蓄は、ほぼ底を尽いています。NATOも同様です。イスラエルに回すと、ウクライナ向けは足りないのが、ほぼなくなると思います。

更にアメリカ下院議会の迷走は、まだ続いています。つなぎ予算は11月17日で切れます。新年度予算を通さないと連邦政府閉鎖になります。つまり、この時点でアメリカ政府は金欠になります。やはりイスラエル支援を優先せざるを得ないでしょう。

そうなるとウクライナは、弾切れ資金不足になります。このままだと戦争継続が難しくなると思われます。

そしてアメリカ議会下院は共和党が多数派です。既にウクライナ支援に反対しています。この面からも来年度予算はウクライナ支援を減額しないと下院を通過できない可能性があります。

ウクライナ紛争も熱狂の季節が去り、秋風が吹いて大分関係者の頭も熱が冷めてきていると思います。誰が考えても無駄な戦争ですから、さっさと止めた方がいいに決まっています。今更ロシアをウクライナから排除するのは、現実問題無理です。

ロシアの側もウクライナの側も戦争を煽り立てているのは過激民族主義者です。ロシアの方は、プーチン氏の抑えが効くと思います。

ウクライナがどうするかです。戦争のマッチをやったアメリカがポンプをやるしかないですね。その方法は簡単で武器と資金を絞れば、ウクライナが戦争を継続したくても出来ません。

ウクライナは一方的に気の毒な気がすると思いますが、現実には、ほぼロシア領のようなところでロシアに逆らってアメリカにすり寄りCIAやアメリカ軍の浸透を許したゼレンスキー氏の外交政策が破綻したと言う部分もあります。ウクライナは、中立政策を継続するしか道がなかったと思います。過激民族主義者が跳梁跋扈して事実上の政権を握りアメリカと組んでロシアに対抗しようとして政策が失敗したと言えます。国際関係は、一国家の意思が通用しないケースは沢山あります。ウクライナもその例であったと言うことです。

ウクライナとしても、これ以上戦争を継続してもウクライナ領からロシアを排除する見込みは、ほぼないと言えます。そうなれば、残された道は被害を出来るだけ少なくして戦争を終結に持ち込むしかありません。無理に戦争を継続すれば、財政破綻が早まるだけです。財政破綻してしまえば、ロシアに吸収合併を依頼する以外にないと思います。アメリカが吸収合併するのは、無理です。アメリカが仮にそうすれば、ロシアは小まめにしつこく工作や謀略を続けるでしょう。結果としてウクライナに平和が訪れることは、ありません。

ロシアによる吸収合併を回避し、独立とウクライナ国家を守るためには、出来るだけ早く停戦し終戦交渉をする以外に道はないように思います。アメリカからの資金がショートして資金不足になってから交渉を始めるより、今始める方がいくばくかは有利な条件を得られるかもしれません。

もうこうなっては国土再建と経済再建を最優先するしかないでしょう?ウクライナ国民は、約800万人難民として国外に避難しています。この人々の帰還の道筋も必要です。

過激民族主義者が戦争をあおり戦争を継続するだけ、ウクライナは疲弊するだけです。いい加減、このことに気が付くべきだと思います。
「この戦争はクリミアで終わる・・」
カッコいいです。しかし、現実には無理でしょう?

頭を冷やして現実を見て、ウクライナの国家としての未来を考えるべきだと思います。

財政破綻する意味が分かりますか?
通貨は暴落して価値を失います。
年金生活者はたちまち生活困難になります。
公務員の給与も無価値になります。
倒産する企業も続出するでしょう。
生活困難者がウクライナの国中にあふれると言うことです。
銃弾も買えません。砲弾も買えません。燃料も買えません。戦車、動きません。兵士に食料供給も出来ません。
戦争など出来るはずもありません。

そうなる前に、止めろと言う意味で言っています。

そうなってしまえば?
恥ずかしながら、ロシアに吸収合併を依頼するしかないでしょう?
頼まなくても、ロシア軍が吸収合併にやってくるとは、思いますけれど・・・

※プロパガンダは、キレイで耳に気持ちよく聞こえるとは思いますけれど、現実はこのようであろうと思います。



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