ウクライナ軍、東部バフムートの前線で抗戦
2023.02.26 Sun posted at 10:58 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35200517-2.html
これが、最新の記事です。
おそらくロシア軍は、数十万人の兵力を追加して4~5か所で圧力を強めています。
バフムートは、有名になった激戦地です。
去年の8月から、攻め続けていますから。
ワールド
2023年2月20日7:55 午前6日前更新
ウクライナ東部でロシア軍に「極めて重大な」損失=大統領
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-east-idJPKBN2UT0FV
1週間くらい前の情報では・
スバトボ~クレミンナ方面で戦闘が伝えられていました。
今回、記事で地名が上がっている地名で・
ハルキウ州のクピャンスクは、スバトボの北にある軍事的要衝です。
リマンは、クレミンナの西の軍事的要衝です。
つまり、ロシア軍はスバトボ~クレミンナ方面から、北と西に圧力を強めている状況が見て取れます。
ウクライナ軍は、去年戦線を広げすぎました。
敗走するロシア軍を追撃して、勢いで行ってしまいました。だから、ロシア軍が数で圧倒して圧力を強めると守り切れないと思います。
クピャンスクとリマンを徹底的に防衛するのが望ましいと思います。
ドネツク市の北に位置するアウディイウカと南西マリインカの防衛線は、元々の防衛ラインでここは、簡単にはロシア軍は、突破できないでしょう。
問題は、バフムートです。
これが、2月11日現在の地図(略図)です。
https://img-newsweekjapan.jp/stories/2023/02/24/230228p30_MAP_01-350.jpg
ほぼ、3方向からロシア軍が包囲しつつあり、ウクライナ軍にもかなりの損害が出ているようです。しかし、ウクライナ軍は増援部隊を送り、防衛するつもりのようです。
しかし、ここ2か月くらいの間にロシア軍の占領範囲が広がり、もう防衛する意味はないと思います。
撤退を決断しないと、ウクライナ軍の人的損害は大きくなるでしょう。それほどの犠牲を出して守るほどの軍事的価値は、もうありません。もっとも、ウクライナ側も絶対に撤退しないとは、言っていません。人命に代えてまで、継続する必要はないと大統領が、コメントしています。ウクライナ東部方面軍司令官の判断次第でしょうね。つい最近、現地を視察しています。
さすがに数十万人を増援したので、ロシア軍の密度が高くなりウクライナ軍が防衛に苦戦している状況が、見えてきます。
今は、ウクライナ軍にとって人的被害を少なくし防御を固めて、耐える時期でしょう。春になれば、武装の強化された増援部隊が到着します。
記事を時系列でみると、現状はこのようです。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/