大谷翔平、30本塁打&30盗塁の「30-30」達成!5試合ぶりマルチでさらに打率アップ
[2024年8月4日12時57分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408040000406.html
<アスレチックス0-10ドジャース>
大谷翔平
5打数2安打1四球3盗塁、1試合3盗塁
打つ方は本調子とは程遠い状態です。
悪いなりに6回打席に立って3出塁と責任は果たしたと言えます。
今シーズン取り組んでいた盗塁の個数が30盗塁に到達し、節目の記録30-30を達成しました。
40-30まで行くと、メジャーでも達成者の少ないレア記録になります。
今年は出だしが良かったので翔平君に過大な期待を持ってしまいました。
しかし、翔平君は去年やっと打者として超一流のレベルに到達したばかりの選手です。
※私の言う超一流はOPS「1・00」以上の成績を言っています。
HRこそ2021年の46本が自己ベストですが、昨年打者として技術的に大きな進歩を示し、ほとんどの打撃項目で自己ベストを更新しました。
ジャッジと違って翔平君は、超一流としてはこれからの選手です。むしろ今年は去年の良い数字を保ち、来年さらに上を目指す流れになると思います。
ジャッジが、ちょうど同じ道を1年先に歩いています。
ジャッジは2022年にブレイクして今年がブレイク年を含めて3年目です。翔平君がこの年に当たるのが来年です。
<去年の自己ベスト>
OPS1.066、長打率 .654、出塁率.412、打率.304、安打数160、塁打数325、長打数78
これが去年自己ベストを更新した項目です。
今年は、打率・安打数・塁打数・長打数・打点・得点・盗塁で自己ベストを大きく更新すると思います。
ジャッジの進歩の過程を見るならば、今年翔平君はかなりの打撃項目で自己ベスト更新し、来年更に良い成績を示すと思います。
進化3年目のジャッジと進化2年目の翔平君を比較してもあまり意味がないことになります。比較するなら去年のジャッジの成績と比較するのが妥当です。
ジャッジは、今年素晴らしい成績を示しています。
しかしジャッジはメジャーデビュー後8年目の選手で32歳です。
翔平君はメジャーデビュー後6年目の30歳です。
そして翔平君は二刀流ですから、進化には普通なら更に期間が必要です。
だから翔平君はメジャーデビュー後の年数を比較するならジャッジより1年早いと言えます。
ジャッジと翔平君の成績を比較するなら1年ジャッジの成績を遅らせないとダメと言うことです。
翔平君の自己ベストの数字を冷静に見るなら、大きすぎる期待をするべきではありません。やはり誰を見ても進歩の過程を経て上達していきます。
ボビー・ウィットJr君のような早熟の天才は、バリー・ボンズを考えるなら、ボンズがメジャーデビュした1986年以来の選手です。そしてボンズでさえも本当の意味でブレイクしたのは、メジャー5年目です。
それを考えても今は翔平君を応援しつつ、翔平君の進歩の過程を楽しむときです。
段々、ジャッジとの違いを見ているうちに単純に翔平君の方が1年後から進歩を始めた事に気が付きました。
来年は、今年以上の数字を残してくれると思います。
その意味でジャッジと翔平君の今年を比較するのは、止めました。
速く調子を取り戻してほしいですね❓
やっぱり40HRは、打ってほしいですもんね・・
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