帰宅

本日は葬儀が執り行われました
送る言葉では本人も知らないことを話したんです

誕生日は昭和54年12月19日火曜日，天気は曇り時々雨
実は1979年の手帳を見たんです

陣痛が始まったのが5時30分
当時家の前が個人タクシーだったのでお願いして日赤へ

その時奥方からは，仕事が忙しいのだから会社へ行くように言われたんです
15時03分に女児誕生，3,578ｇでした

当時の手帳には退社時間が23時過ぎで，泊りの日も
それでも22日には名前が決まっているんですね

その後義理の妹，従妹からの弔辞が，鼻をすする音があちらこちらから


娘がフクロウガ好きだったと聞いたのでフクロウさんも連れて行ってもらうことにしたんです
フクロウは不苦労に通じると教えてくれたのも娘でした


隣の飴は池袋のＡさんが疲れた時に舐めると元気が出るから一緒に持っていってと
この飴，娘が大好きだったようです
娘には何か引きつける力があったようなんです


祭壇はこのような感じだったんです
棺にお花を入れるときは後ろのお花はすべて茎だけになっておりました



お花の前に持たせてあげたいものを入れたんです
不苦労と飴，ベーグルは顔の脇に
藤色のニットのワンピースや靴下，漫画の本などもね


最初に菊の花で全体を埋めて最後に色の付いたお花を
白い大きなお花はカサブランカ，紫のお花はカトレアなんです



精進落としの会食を終えて帰宅しました
今私の後ろにいるんですよ