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韓国ドラマは常に限界ギリギリの中で制作されている!
日韓のテレビ放送のスタイルを比較してみると大きな違いがあります。
その中で特に違っているのが、CMの扱いです。
韓国では公共のKBSでもCM放送がありますが、
原則的にどの放送局でも番組の途中にはCMを入れません。
その分、CMは番組の最初と最後だけに集中することになります。
韓国的な経費節減策
韓国では番組の途中にCMを入れませんが、
このことは視聴者からは好意的に受け止められています。
CMによって放送の中身が寸断されることがないからです。
日本では、“せっかくいいところでCM”ということが当たり前です。
その度に視聴者は水を差されるわけですが、
韓国のテレビ番組ではそれがありません。
ドラマも、最初から最後までCMをはさまずに放送されます。
これは制作側にとっても都合が良いことです。
なぜなら、CM挿入を想定してあらかじめ場面を調整する必要がないからです。
韓国ドラマはテンポが良くて視聴者がグイグイと引き込まれるのも、
途中でCMをはさまないということも少なからず関係しています。
もう1つの違いは、韓国では事前制作が本当に少ないということです。
一般的なドラマでは、放送の直前まで撮影を行なって
ギリギリに間に合わせているのです。
日本では、放送までに時間的余裕を持つために
事前にどんどん撮影を済ませていきますが、
韓国は“事前”に撮り溜めしておきません。
これは、俳優やスタッフの拘束日数を少なくするための方法です。
端的に言えば、韓国的な経費節減策なのです
過密な撮影日程
俳優やスタッフも大変なのですが、日本では考えられないような超過密日程が
かえって土壇場での底力を引き出し、作品にテンポの良さをもたらしています。
つまり、切羽詰まった制作状況が逆に作品をエネルギッシュに彩っているというわけです。
とはいえ、制作スタッフや俳優たちは、いつも切羽詰まった状況まで追い込まれてしまいます。
「からだが持たない」それが本音です。
そんな状況によって起きるトラブルも少なくありません。
特に、放送に間に合わないという番組事故がよく起きます。
その元凶とされるのが過密な撮影日程であり、
それを改善しなければならないという声がテレビ局の内部で常に生じています。
しかし、結局は制作費の問題で一向に改善されません。
制作スタッフも俳優も極限ギリギリで撮っている、というのが実情。
結局は、現場がシワ寄せを受けているとしか言いようがないのです。
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冬のソナタの時もかなりぎりぎりな撮影だったと、後で知りました。
寒い冬の山の撮影・・・どんなに大変だった事でしょう・・・
上の写真は、相当寒い環境だと思います。
雪国に住むのでよくわかります・・・マイナス10度以下は確実です。
太王四神記の時は、事前撮影を目指していたのに・・・
結局は三年もかかってもぎりぎり撮影になりましたよね・・・
そんな無理のせいで、体力が落ちたり、ケガしたり・・・なんですね。
きのう、テレビで話されていたのですが・・・
あるお店のご主人が言うのに、今年の成人式の着物は、レンタルが少なくなり・・・
一番多かったのが、「ママ振」だったそうです。
つまり、お母さんやおばあちゃんのお下がり振り袖だったそうです。
帯や小物を新しくして、ママ振を着るって感じだそうです。
いいことだなあ~って思いましたよ。
私の振り袖も、せめて孫が生まれて成人するまで大事にしておこうっと・・・
まだ結婚もしてないけど・・・・とほほ