
日本の推理小説が韓国で大人気…韓国作品の復権なるか
2018年の総合ベストセラー上位30冊に
入った小説7編、内5編は日本の推理物
韓国国内の既存・新人作家を発掘し、推理シリーズで市場復活へ
韓国では、2019年も依然として「血の色」を帯びた小説が
強さを見せている。
韓国最大の書店「教保文庫」によると、
1月9日から15日までの1週間の総合ベストセラー上位3冊は
いずれも推理・スリラー小説だった。
1位はフランスの作家ギヨーム・ミュッソの『少女と夜』
(原題『La Jeune Fille et la Nuit』、日本では未訳)、
2位は英国の作家ダニエル・コールの『人形は指をさす』、
3位は薬丸岳の『誓約』だ。
韓国小説が低迷している隙を突き、外国の推理小説市場が
徐々に大きくなってきている。
日本の代表的推理作家、東野圭吾や薬丸岳の活躍で、
昨年は韓国の小説市場で日本の小説のシェア(31%)が
韓国の小説のシェア(29.9%)を初めて上回った。
教保文庫によると、2018年の総合ベストセラー上位30冊のうち小説は7編。
このうち5編は推理・スリラー小説が占め、しかも全て日本の小説だった。
成均館大学国語国文学科のパク・チンヨン教授は
「韓国では、東野圭吾や宮部みゆきといった社会派推理小説が特に人気。
推理小説ではあるが、いじめや嫌悪といった社会問題を掘り下げ、
韓国の読者の『かゆいところに手が届く』作品」と分析した。
『人形は指をさす』や『誓約』は、ソーシャルメディアで話題になり、
出版からしばらくたってベストセラーになった「下剋上」小説だ。
この2冊を出版した「ブックプラザ」のムン・ソンウォン代表は
「これまで叙情的で美しい文体にこだわってきた韓国の文壇では、
推理小説を『商業的』と無視してきた。
その一方、ドラマや映画で推理やスリラーのジャンルが急激に発達し、
これに慣れ親しんだ読者が次第に増えてきている」と語った。
-朝鮮日報-
日本の小説もたくさん読まれているのね・・・
小説や映画でも韓国で人気なのは・・・
お互いの国にとっていいことだよね。
お互いの国の文化を知ることは理解につながると思うから・・・
私は韓国を理解するために・・・
韓国ドラマ三昧の日々です。