つうこのなにげない日々

札幌のおいしいもの、あちこちお出かけ、映画、音楽の感想、ボランティア、その他日記風なんでもあり・・・

ダナエ  藤原伊織著

2009-07-13 16:10:44 | 読書感想
藤原伊織は私の好きな作家の一人です。
亡くなった時は悲しかった。

最近も「中島梓」さんが亡くなって・・・
このかたの「伊集院大介」シリーズはよく読んでいます

「ダナエ」は画廊に展示されていた絵画が切り裂かれる
と言うお話しです。

主人公宇佐美は海外で名を知られている画家

義父「古川宗三郎」(財界の陰の大物)の肖像画が
個展会場で、切り裂かれ、硫酸をかけられる

驚いて駆けつけた、宇佐美に犯人からの電話が・・・

最初は古川の孫娘が、犯人?と考えるが

宇佐美にはかっての妻との間に子供がいた。

切り裂かれた絵の変わりに掛けられた絵にも
因縁話があって・・・

アコーディオンと石油ランプの静物画
静物画であって、肖像画

場面が想像できるお話しでした。